ど~も~!脳内機長の筆者でぇ~す!
いやぁ・・・先週末は多忙でした。全然 gmax 出来ませんでした。
ブログ更新も滞っておりまして・・・すみません!
本日は朝から gmax 三昧・・・って言いたいのですが、先日もう一機マイクロヘリを購入しましたので、
それの調整フライトをしていました。
※シム記事を楽しみにご覧頂いています皆様すみません!これも筆者の趣味の一つですのでご了承を。
エンジン機のラジコンヘリから遠のいて約3年。ようやく筆者にも手頃に楽しめる機体分野があることが分かり、
どっぷり「マイクロ・ヘリ」の世界にはまっています。ですが、コレを買うのに半年近い歳月が必要となりました。
かなりの長期計画でしたねぇ。
お金の用意も当然なんですが、それ以上に大切なコトがありまして。それが何かは後ほど。
・・・・・で、これが筆者の通称「ヘリ・ケース」です。マイクロヘリの愛好家の皆様はこんな風に
愛機を収納しております。
今回筆者が購入したのは Walkera 社製の「 mini CP 」(下左)と、送信機「 DEVO6S 」(右のプロポ)の
セットであります。

練習機の「京商 Fire Fox 180 」の送信機「 PERFEX KT-21 」と、新しい「 DEVO6S 」です。
大きさは DEVO6S の方が二回り程小さいデス。
同じ 2.4GHz の送信機なのですが、チャンネル数が違います。 PERFEX KT-21 は4チャンネル、
DEVO6S は6チャンネル。これはヘリ機体が必要とするチャンネル数が違うのでこのように2台に。
それだけでなく DEVO6S は、「コンピュータ・プロポ」と呼ばれ、機体操作に必要な項目を細かく設定出来る
(いや・・・その設定が必要な機体なので)ようになっております。

これが DEVO6S のインターフェース。一人前にカラー液晶表示しかも・・・

タッチパネルであります。ちゃ~んと「スタイラス・ペン」まで本体に内蔵されていますので、必要な項目を
瞬時に呼び出すコトが出来ます。

例えば・・・「スロットルカーブ」。スロットルの開け具合ですね。筆者はまだまだヘタなのでフラットの設定。
数字だけではなく、隣りにグラフで表示されるので非常に良く分かります。

これは「ピッチ・カーブ」。スロットルに対するローターピッチの角度です。
これもフラットに設定。まだまだ背面ホバリングの技術は無いですからマイナスピッチは無し。
比較的素直な操縦特性に設定しています。
実はこれらのコンピュータ・プロポの設定は、非常に多岐に渡ります。
それらすべてを理解して数値をいじれなければこのマイクロヘリはまったく飛びません(と、言いますか
飛ばせません)。実際に飛ばして自分のプロポ操作にしっくりくるようになるまで、何度も何度も飛ばしては
調整し・・・飛ばしては調整し・・・。
筆者はエンジンヘリを飛ばしていましたので、理屈は理解出来ていましたが、実際飛ばしてみますと
マイクロヘリってちょっと調整方法が違います。これはこれの調整法が存在するんですね。
(おそらくモーターとエンジンの出力特性の違いだと思うのだが・・・)

二機の愛機を並べてみました。手前の mini CP の方がかなり小さいデス。

ですが・・・「侮るなかれ!」。 mini CP はエンジン機と同様の6チャンネル機。奥の Fire Fox 180 は
4チャンネル機です。
ローターヘッドの構造も大きく違います。 Fire Fox 180 はフライバー仕様(金属のおもり通称「スタビライザー」
付き)なのに対して、 mini CP はフライバーレス仕様。実機とほぼ同じつくりであります。
一般にフライバー仕様の機体の方が安定するらしいのですが、フライバーレス仕様の機体は操縦性が非常に
クイック。舵の反応が鋭いです。

これが mini CP のマスト。これ「可変ピッチ」機です。練習機の Fire Fox 180 は固定ピッチでしたので
操縦が段違いで難しいデス。
で・・・先のプロポ調整(ピッチカーブ)が必要なんであります。実機のヘリはコレクティブピッチレバーにて
ローター回転を一定にしてピッチを変えるのですが、マイクロヘリはスロットル特性(スロットルカーブ)に
合わせてピッチを変えます。

この機体の欠点らしく、カウルが割れやすい。ユーザーの方々は色々な工夫をしているそうですが、
筆者はステンレステープ補強。本体との接続部分周辺のみに貼っております。
すべて覆ってしまいますと、電波を遮断してしまいそうですし、バインディング(スイッチを入れて送信機と
受信機の周波数を合わせる作業)のランプが見えなくなってしまいます。
このように、今飛ばしているユーザーの方々の情報を十分に仕入れ理解するコトから始めましたので、
非常に多くの時間を費やし購入に至ったのであります。

実にコンパクトに出来ているこのマイクロヘリ。うっかり購入すると非常に痛い目に合います。
筆者が一番苦悩した、前出の「お金以上に大切なコト」とは・・・

コレ。「電波法認証」の問題であります。日本国内で使用する無線器機は、電波法に定められている基準を
満たす必要があります。当然ラジコン用のプロポもこの規定に適用されます。もし違反した場合は・・・
違反者には電波法による罰則(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が適用されます。
その基準を満たしているかどうかの判定は、総務大臣から登録証明機関として登録を受けた機関が行っております。
「京商」は国内メーカーですので問題無く「電波法認証済」のプロポを販売しています。
これが PERFEX KT-21 の電波法認証済証シールであります。

一方、Walkera 社製 DEVO6S は、中国のメーカーですので、日本の電波法を遵守して作られていません。
つまり、電源スイッチを入れた瞬間「電波法違反」になってしまいます。
それぢゃ売らなければいいぢゃん!って思うのですが、個人輸入なんてシステムもありますので結構な量の
違法プロポが入ってきているらしく、だれでも簡単にこの「違法プロポ」が格安(これが購入理由かな)で
手に入ります。この知識を付けておかないと、いつ「違反者」のレッテルを貼られるか。
で・・・合法 DEVO6S を購入したく、色々と調べまして・・・ありました。、Walkera 社正規代理店の「 AIR STAGE 」様。
非常に丁寧なお店で対応が良いので安心して、Walkera 社製品を購入出来ます。
当然筆者の DEVO6S は電波法認証済。電波法認証済証シールが誇らしく貼ってあります。
普通はこれでめでたし・・・めでたし・・・なのですが、そうはいかないこの機体。電波を出しているのはプロポだけでは
ありません。機体からも電波を出して双方向で通信し合っているんですよ。

俗に「テレメトリー」なんて言いますが、飛んでいる機体の情報をモニター出来るのです。
mini CP は「モーター温度」と「バッテリー残量」がモニター出来ますので、モーターの加熱状況や機体を
降ろすタイミングが分かるようになってマス。
このテレメトリーにも当然「電波法認証」が必要なんですが、 AIR STAGE 様の機体は電波法認証済証シールが
あります。

買って→電池を充電して→飛ばして・・・・・なんて簡単な代物ぢゃないのが「マイクロ・ヘリ」の世界。
まぁ、「おもちゃ」ぢゃないからしっかりした知識と技術が必要デス。筆者に足りないのは「経験」くらいかな?
ですがやってみると面白いデス。今日も筆者の書斎で小さなヘリが飛んでマス。
Posted by 脳内機長 (* ̄▽ ̄) と 筆者 ( ̄  ̄;)
いやぁ・・・先週末は多忙でした。全然 gmax 出来ませんでした。
ブログ更新も滞っておりまして・・・すみません!
本日は朝から gmax 三昧・・・って言いたいのですが、先日もう一機マイクロヘリを購入しましたので、
それの調整フライトをしていました。
※シム記事を楽しみにご覧頂いています皆様すみません!これも筆者の趣味の一つですのでご了承を。
エンジン機のラジコンヘリから遠のいて約3年。ようやく筆者にも手頃に楽しめる機体分野があることが分かり、
どっぷり「マイクロ・ヘリ」の世界にはまっています。ですが、コレを買うのに半年近い歳月が必要となりました。
かなりの長期計画でしたねぇ。
お金の用意も当然なんですが、それ以上に大切なコトがありまして。それが何かは後ほど。
・・・・・で、これが筆者の通称「ヘリ・ケース」です。マイクロヘリの愛好家の皆様はこんな風に
愛機を収納しております。
今回筆者が購入したのは Walkera 社製の「 mini CP 」(下左)と、送信機「 DEVO6S 」(右のプロポ)の
セットであります。

練習機の「京商 Fire Fox 180 」の送信機「 PERFEX KT-21 」と、新しい「 DEVO6S 」です。
大きさは DEVO6S の方が二回り程小さいデス。
同じ 2.4GHz の送信機なのですが、チャンネル数が違います。 PERFEX KT-21 は4チャンネル、
DEVO6S は6チャンネル。これはヘリ機体が必要とするチャンネル数が違うのでこのように2台に。
それだけでなく DEVO6S は、「コンピュータ・プロポ」と呼ばれ、機体操作に必要な項目を細かく設定出来る
(いや・・・その設定が必要な機体なので)ようになっております。

これが DEVO6S のインターフェース。一人前にカラー液晶表示しかも・・・

タッチパネルであります。ちゃ~んと「スタイラス・ペン」まで本体に内蔵されていますので、必要な項目を
瞬時に呼び出すコトが出来ます。

例えば・・・「スロットルカーブ」。スロットルの開け具合ですね。筆者はまだまだヘタなのでフラットの設定。
数字だけではなく、隣りにグラフで表示されるので非常に良く分かります。

これは「ピッチ・カーブ」。スロットルに対するローターピッチの角度です。
これもフラットに設定。まだまだ背面ホバリングの技術は無いですからマイナスピッチは無し。
比較的素直な操縦特性に設定しています。
実はこれらのコンピュータ・プロポの設定は、非常に多岐に渡ります。
それらすべてを理解して数値をいじれなければこのマイクロヘリはまったく飛びません(と、言いますか
飛ばせません)。実際に飛ばして自分のプロポ操作にしっくりくるようになるまで、何度も何度も飛ばしては
調整し・・・飛ばしては調整し・・・。
筆者はエンジンヘリを飛ばしていましたので、理屈は理解出来ていましたが、実際飛ばしてみますと
マイクロヘリってちょっと調整方法が違います。これはこれの調整法が存在するんですね。
(おそらくモーターとエンジンの出力特性の違いだと思うのだが・・・)

二機の愛機を並べてみました。手前の mini CP の方がかなり小さいデス。

ですが・・・「侮るなかれ!」。 mini CP はエンジン機と同様の6チャンネル機。奥の Fire Fox 180 は
4チャンネル機です。
ローターヘッドの構造も大きく違います。 Fire Fox 180 はフライバー仕様(金属のおもり通称「スタビライザー」
付き)なのに対して、 mini CP はフライバーレス仕様。実機とほぼ同じつくりであります。
一般にフライバー仕様の機体の方が安定するらしいのですが、フライバーレス仕様の機体は操縦性が非常に
クイック。舵の反応が鋭いです。

これが mini CP のマスト。これ「可変ピッチ」機です。練習機の Fire Fox 180 は固定ピッチでしたので
操縦が段違いで難しいデス。
で・・・先のプロポ調整(ピッチカーブ)が必要なんであります。実機のヘリはコレクティブピッチレバーにて
ローター回転を一定にしてピッチを変えるのですが、マイクロヘリはスロットル特性(スロットルカーブ)に
合わせてピッチを変えます。

この機体の欠点らしく、カウルが割れやすい。ユーザーの方々は色々な工夫をしているそうですが、
筆者はステンレステープ補強。本体との接続部分周辺のみに貼っております。
すべて覆ってしまいますと、電波を遮断してしまいそうですし、バインディング(スイッチを入れて送信機と
受信機の周波数を合わせる作業)のランプが見えなくなってしまいます。
このように、今飛ばしているユーザーの方々の情報を十分に仕入れ理解するコトから始めましたので、
非常に多くの時間を費やし購入に至ったのであります。

実にコンパクトに出来ているこのマイクロヘリ。うっかり購入すると非常に痛い目に合います。
筆者が一番苦悩した、前出の「お金以上に大切なコト」とは・・・

コレ。「電波法認証」の問題であります。日本国内で使用する無線器機は、電波法に定められている基準を
満たす必要があります。当然ラジコン用のプロポもこの規定に適用されます。もし違反した場合は・・・
違反者には電波法による罰則(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が適用されます。
その基準を満たしているかどうかの判定は、総務大臣から登録証明機関として登録を受けた機関が行っております。
「京商」は国内メーカーですので問題無く「電波法認証済」のプロポを販売しています。
これが PERFEX KT-21 の電波法認証済証シールであります。

一方、Walkera 社製 DEVO6S は、中国のメーカーですので、日本の電波法を遵守して作られていません。
つまり、電源スイッチを入れた瞬間「電波法違反」になってしまいます。
それぢゃ売らなければいいぢゃん!って思うのですが、個人輸入なんてシステムもありますので結構な量の
違法プロポが入ってきているらしく、だれでも簡単にこの「違法プロポ」が格安(これが購入理由かな)で
手に入ります。この知識を付けておかないと、いつ「違反者」のレッテルを貼られるか。
で・・・合法 DEVO6S を購入したく、色々と調べまして・・・ありました。、Walkera 社正規代理店の「 AIR STAGE 」様。
非常に丁寧なお店で対応が良いので安心して、Walkera 社製品を購入出来ます。
当然筆者の DEVO6S は電波法認証済。電波法認証済証シールが誇らしく貼ってあります。
普通はこれでめでたし・・・めでたし・・・なのですが、そうはいかないこの機体。電波を出しているのはプロポだけでは
ありません。機体からも電波を出して双方向で通信し合っているんですよ。

俗に「テレメトリー」なんて言いますが、飛んでいる機体の情報をモニター出来るのです。
mini CP は「モーター温度」と「バッテリー残量」がモニター出来ますので、モーターの加熱状況や機体を
降ろすタイミングが分かるようになってマス。
このテレメトリーにも当然「電波法認証」が必要なんですが、 AIR STAGE 様の機体は電波法認証済証シールが
あります。

買って→電池を充電して→飛ばして・・・・・なんて簡単な代物ぢゃないのが「マイクロ・ヘリ」の世界。
まぁ、「おもちゃ」ぢゃないからしっかりした知識と技術が必要デス。筆者に足りないのは「経験」くらいかな?
ですがやってみると面白いデス。今日も筆者の書斎で小さなヘリが飛んでマス。
Posted by 脳内機長 (* ̄▽ ̄) と 筆者 ( ̄  ̄;)