あなた
”杜鵑草(ほととぎす)”が目立たぬようにヒッソリと咲いてます。
決して華やかな花ではありません。、むしろ地味な花です。
でも、何故か人を惹きつけてやまない…
今日も雨が降ったりやんだりと、目まぐるしく変わり何ともいや~な日…
杜鵑草の花を見るたび明治の文豪「徳富蘆花」の小説『不如帰』を思いだす。
難しい字が並び、難しい言葉が並び、悪戦苦闘しながらも…
結局は最後まで読めなかった苦~い思いで。
随筆集の『みみずのたはごと』のほうが少し読めたように思います。
どちらにしても、難しかった、が、今にして思うのは、
その本に触れられたこと…難しくても挑戦しようしたこと…
若かったんですね…今改めて読もうとしても、おそらく読むこと?
ないでしょう…
そんな昔のこと思い出していたら、一段と雨足が強くなって、
窓を、叩いています。
庭をみると石楠花の葉っぱが雨に逆らって「嫌々~」って頭を下げてます。
寒々とした秋の、いち日です。
あれっ~あれだけ昏かったのに~
重~い雲の切れ間から鈍い陽が漏れてきました。
あ~した天気にな~れ…(今日これからでもいい~よ)
どちらにせよ、いくら願っても長続きはしないでしょうけど…