『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”如月”に再び廻り会えるのか?な…

2013-02-28 19:00:31 | Weblog

    

                                         
                 橘                                         橘 実

    あなた

 刻(とき)の経つのは早いものです。如月も今日でおわり…

 ゆったりと、ほんの少しずつ…春は近づいてきているようですね。

 弥生3月もう、目の前ですが色んな事が犇めきあって押しかけてきます…。

 嬉しい事・楽しい事・嬉しくてもチョッピリ淋しい事それが一度に…味わうことになって…

 何とも複雑な気持ちです。

 午後から大荒れ…如月と弥生の鬩ぎあいでしょうか…

 あなた

 吹雪になると心も滅入って後ろ向きのわたしになってしまい、前が見えなくなってしまう。

 心細いの…再び如月の月に廻り逢うこと…出来るのでしょうか?…

 今日も暮れます…

 

 

 

   

   


 春はまだ遠いようです…

2013-02-22 16:55:57 | Weblog

 

                     
          これな~に?

   あなた

 判るでしょうか?節分の日に撒いた落花生の中にあった一つです。

 カッタン、それはそれは大事にして、今でもお家に飾ってある…「アヒル」だそうです。

 まだ、小さい頃お風呂は必ずアヒルちゃんと一緒だった…

 アヒルと水遊びしていたあの子も今年は中学生!あなたには想像できないでしょう?…

 みんな大きくなっちゃって…

 私は?と言えば「あぁ今日も一日終わった…」と無事に過ごした一日を振り返り、多くの人に

 援けられながらの一日に感謝…

 そして、一歩あなたに近くなる。

 今日の空は?と言えば大泣きして、降るも降ったり家も埋めるくらいふった雪なのに…

 まだ泣き足りないらしく…大きな雪の袋の口を開けようか?いやいやどうしようか?など~など

 迷っている天気…天上界にも迷いはあるんですね…フフッフ私だけじゃないんだ…。

 どんよりとしています。「お願いもう大雪だけは降らさないで…」

 曇っている割りには、寒さが厳しくなってきました。

 あなた

 春はまだ遠いようです…

 

 

 

 

  

 

 

 

 


吹雪の後…優しい陽ざしが…

2013-02-21 15:35:50 | Weblog

 

                          
      

                                                     

     あなた         

 見て見て…大雪でした。家がスッポリ雪に埋もれてしまいました。

 ホラ!車庫の屋根と和室の屋根が繋がってしまった…

 こんな事十数年振りでしょう…

 随分昔だったあの時、あなたもリコも仕事を休んで雪かきに大わらわでした…

 思い出しちゃった…

 吹雪の後はとても美しく暖かい日差しが部屋のなかを満たしてくれます。

 眩しく…そしてもキラキラッと輝く光が嬉しい…。

 こんな明るい陽ざしをみていると、凍る寒さに身を縮め吹雪の去るのをひたすら堪えるってのは?

 もうお終いかな?って…

 

 夢をみました。

 当たり前のように話している私…笑いながら聞いてくれる何時ものあなた…

 途中で気づいた「あっこれは夢…覚めないで…」でも所詮夢は夢…チョッピリ!嬉しかった…

 もしかして!雪かきにきてくれたのかな?夢のあとは淋しい…よ。

 柔らかく優しい陽ざしが、わたしを包んでくれてる…

 

 

 

 

 

 

 

        


 雪が落ちてきて…”今日も暮れていきます”

2013-02-14 15:39:06 | Weblog

 

                                

    あなた

 昨日は春を思わせるような、暖かい陽ざしでしたのに、今日はどんよりと重い雲に覆われ

 元気のない寒々とした日です。

  ”は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたるの細くたなびきたる。”

 ” 日は入日 入りはてぬる山の端に 光なおとまりて赤う見ゆるに 薄黄ばみたる雲の棚引きわたりたる いとあわれなり ”

 清少納言の「春はあけぼの」 を繙いています。心にズシンとひびいてくる歌。

 やっぱり、好きな歌詠み人…

 こちらは雪が降ってきました。

 静かに降っています.弱々しいけど、ただまっしぐらに天から、落ちてくる。

 まだまだ、春は遠いのでしょうね…

 こんな日は、すごく人恋しい…ストーブは燃えているのに…寒い。

 ふと、庭をみるとヒヨドリが珍しく番いできて餌台で餌を啄ばもうと…

 でも、キミたち全然こなくなったので、餌はおいてない…チョッピリ可哀想…

 あなた

 淋しくて寒い…日です。長い夜が始まります…。

 

 

    

 


また、ひとり遠い人になりました…

2013-02-13 16:48:40 | Weblog

 

                

     あなた

  人の命の儚さ…お別れするって、寂しいです。

  あなたとの事と、重なって身につまされました…

  自分の意思とは別に、事の運びに流され…気づいた時には違う自分…。

  訳が分からないまま…只々哀しかった…

  でも、彼女は確りしていました。

 ” 祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。

  おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、

  偏に風の前の塵に同じ。”

  虚しさが身に沁みるのは何時の世も同じ…

  今日は春のような…眩しい陽ざしでした。

  雪が自然に戻るように…みんな土に帰っていくんですね…

  あなた

  雪が融けたら、終の棲家のお掃除にいくね…

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 


外は吹雪…さむいなぁ

2013-02-08 20:04:21 | Weblog

              

                                                   

      あなた

 午前中は陽が差していたのに…午後は荒れ模様。寒々とした日です。

 今日は、珍しいお客様がいらして和三盆があったのでお茶を一服。

 久しぶりに話も弾んで楽しかった。

 そんな中でも、あなたの事が話題になり…やっぱり拭いきれないものがあります。

 彼女、お花がなくなっているので、相当吃驚。

 お客さんが帰り、考えること大…。

 もっともっと、あなたと、話をしておけばよかった…それが如何に大事な事であったか?

 お互い心の隅っこに、少しはあったと思うけど…「まだまだ先の事と」…なるべくなら、避けて

 しまいたく、どちらも触れずにしまった…

 今になって、やっぱり悔やんでいる、わたし…

 外は吹雪いています…心の乱れと同じ。

 踏み込むことが出来なかったこと…頑張って一歩だけ踏んでみた。

 それが、どうなるかは?判らないけど…

 結果はあなたと一緒にみようよ…

 

 

 

 

 

 

  


 鈍い陽ざしが庭の雪山を照らしてる…

2013-02-05 15:58:11 | Weblog

 

             
          湯冷ましのなかの小花が可愛い…

    あなた

 昨夜から吹雪模様でしたが…朝起きて吃驚…案に違わずひどい吹雪。

 折角の除排雪が…まだ2月致し方ありませんね…

 それでも、除排雪のお蔭で歩くところだけ雪を除ければいいので、助かった~

 お陽さまが「忘れないで…」って時々顔を隠すようにしながら…そっと雪山を照らしている。

 謙虚だなぁ…

 こんな日は本とお友達になって、古い本でも繙こうかな…

                    願い

      願い 祈ればその思いは天に通じるという。

          間違いなく通じるだろう。

                 だが

       通じた願いを どうするかは 天の采配だ。

        叶えてもらえないときもある・

 

                  一日

           笑って終わる一日も

      泣いて終わった一日も、何一つ変わりはない。

        こころが どこを向いていたかが、違うだけだ。

                    回り道の唄から…

    あなた

 陽が長くなった……

 春が足踏みしてるように…微かに響くよ…。

 

 

     

          

                       

 

 

 

 


「福はうち!鬼は外…」

2013-02-03 22:00:47 | Weblog

     

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  あなた

 節分です。あなたの居た頃は毎年盛大に豆まきしてたね…

 昨年の今日、わたしはいったい何をしていたのでしょう?いくら思い出そうとしても…

 皆目?わからない。まぁいいか!過ぎた事です。

 今日は春の柔らかい陽ざし…雪山を見るとキラキラ眩しく…春の音が聞こえてきそう…

 リコ達一家が来ました。恵方巻きのつもりで手巻き寿司にしました。

 カッタンが自分で巻いたのを「ジィジ」にお供え…していました、可愛かった。

 あの子も今年は中学生…はやいものです。その姿見せたかった。

 あなたにも、あのチビの姿見えて居たかな?…

 「福は内!鬼は外…」って…窓を全部開け…撒いていきました。

 こんな事も今年で終わりかと…思います…

 あなた

 みんな大きくなって…バァバの手の届かないところへ羽ばたいていくようです…

 

 

 

 

                                                                                                                          


折鶴ラン!素敵でしょう…

2013-02-01 19:49:05 | Weblog

           

               
            折鶴蘭・最後の一枚(この後駄目になりました…ごめんね…)

    あなた

 2月如月です。

 今日は町内会の除排雪の日でした。歩道も雪がなくなりきれいになりました。

 ご近所の方々、リコも心配して来てくれ、すごくきれい…みんないい人たち。

 あり難いと思います。やっぱりわたしは倖せもの。

 折鶴蘭綺麗でしょう…でもダメにしてしまいました。ごめんね…

 1年8ヶ月…判りますか?これだけの月日…あなたの声聞いていない…

 明日はあなたが黙っていってしまった日…あなたも淋しい?

 でも、今日も暮れました…一日一日を大事に生きようとおもっています。

 どんなに、勁がり言っても心の淋しさは埋めようがない、でも一生懸命生きていきます。

 あなた

 与えられた分…それにあなたの分…欲張らず…静かに生きます。