『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

あなた リコ達の所へ 行ってきます

2019-12-28 12:10:21 | Weblog

               
  あなた
 しばれが少し緩んだと
 思いきや

 雪降りです

 今までのぶん
 纏めるかのように
 静かに
 舞い踊っています…


 いよいよ
 暮れも押し迫って来ました

 振り返ってみたら
 反省しきり……

 新しい年は
 何が待ってるのでしょう

 決して
 待ち遠しいわけでもない

 でも
 あなたの年祭がある
 十年一区切りと
 言ったところでしょうか…………
 過ぎて見れば
 本当に早い…

 子供たちも
 それなりに
 やってます

 何も
 心配しなくてもよい筈なのに…
 バカな親です
 あれもこれもって…
 相も変わらずの
 …………
 心配性

 明日はリコ達が
 迎えに来てくれます
 年があけて三日に
 帰って来ます

 それまで
 お留守番
 よろしくお願いいたします

 チョッピリ
 淋しいけど~~
 行ってきます

 覗きにいらして下さる
 皆さま
 暫らく
 留守にします
 帰りましたら
 また
 いらしてくださいませ。

 



 


カッタン サンタクロース 可愛かった…

2019-12-26 16:00:43 | Weblog


     あなた
 昨夜は
 カッタンサンタクロースが
 赤いお帽子を被り
 やって来ました…

 あなたの前で
 踊っていました
 幾つになっても
 ジイジの前では
 三歳児……
 可愛かったね


 学校へ行った時は
 大学生の顔になってるのかな?…
 きっと
 淋しいだろうと
 あの子なりの
 思いやり
 なんでしょうね

 わたし
 
倖せと思います
 

 久しぶりに
 楽しかった

 心に
 引っかかることも
 あるんです…
 が…

 一刻は全ての事を
 除けておいて
 楽しませてもらいました

 
 ありがとう…ね






 


年の瀬の風が冷たく 身体に沁みます 

2019-12-24 18:50:14 | Weblog

    
   あなた
 ピリリとした風が身体に沁みます

 冬至が過ぎた所為でしょうか
 心なしか
 日が長くなったような…
 そんな
 気がします

 相変わらず元気がない

 眠れぬ夜が続き…
 自分を
 持て余して…る

 遠くの彼女からの
 電話……

 くぐもった声
 わたしと同じ
 元気がない

 慰めの言葉もない

 あなたと
 わたしの
 歩く道は違う


 でも
 
行く先はきっと
 同じと思う…

 親子であっても
 兄弟姉妹であって
 同じ道とは
 限らない…もね


 淋しいけど
 人
 
夫々に与えられたこと…

 あなた
 其方から
 夫々
 悩んでいる姿
 見えるのでしょうか…

 こんな事考えながらの
 年の瀬です

 元気にな~れ~~…
 



 

 

 
 

 
 


 

 


元気がない わたし… あ~した元気にな~れ……

2019-12-21 14:53:56 | Weblog

                          
  あなた
今朝は随分と凍れ(しばれ)ました
車道を行き交う車は疎らですが
凍った道を走る
ガガッガガッって言う音が
聞こえてくる様な…
そんな朝です

庭の
石楠花の葉っぱが
細く 細くなって
寒さを
堪えてる…

日付が変わった
真夜中
ふと
目が覚めてしまい

あれを思い
これを思い
…………


とうとう
朝になってしまった
頭が
キ~ンって
泣いている


可哀想…


色んな人出合いました


本当に困って
援けてもらったけど~~
何だろう~~
すごく悲しかった…
言葉の一つひとつが
ず~っと尾をひいて…

まだ
頭の隅にピッタリ
くっついて
離れない……

あなた
そんな風に思う
わたしが
いけないのかなぁ…

今日のわたし
元気がない…

あ~した元気にな~れ~~…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


弱々しい陽の光が白くなった庭を 照らしています

2019-12-19 15:05:05 | Weblog

  あなた

弱々しい陽の光が
白くなった庭を
照らしています

当たり前のことですが
いよいよ
冬本番って
言った ところでしょうか…

振り返るまでもなく
色々ありました
そうして
また一つ
齢を重ねます

 

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。………… 

穏やかな
冬の日の午後
久し振りに
「鴨長明」です


こうして
たった一人
本を繙いても
心は虚ろ…


ただ
眼が文字を追ってるだけ……

無性に
人恋しい…

窓越しに外をみると
小さなお児さんを
連れて歩いてるお母さん
滑るからからでしょう…が
お児さんが
お母さんを引っぱってる
ように…見える

”転ばないでね…”


わたしは
きっと歩けないでしょう…

声には出さず
心の中で
グチグチと独り言を言っては
逝ってしまった
あなたに
文句を言ってる…
聞いてはもらえないのにね

陽が翳ってきました

間もなく
夜の帷が降りてくるのでしょう

また
長い夜とのお付き合いです

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 


あなた な~んにも 出来ないわたしだけど…あなたへメールを 送るね……

2019-12-18 16:12:08 | Weblog

     
        あなた
 今日は変な天気で
 朝は晴れていたのに
 今は
 真っ白な庭です

 昨夜から
 色んなことが
 おし寄せてきました

 わたしなりに
 頑張りました…
 けど…

 哀しいかな
 所詮
 何もできない……
 わたし

 結局は
 お忙がしい
 あの方に
 見て頂きました
 
 ず~と
 ず~と
 習っていたかった
 パソコン
 でしたけど……

 あなたが
 其方へ
 逝ってしまい

 それからの
 わたしは

 もう
 抜け殻で…
 ただ
 ボ~ッ~としていて…

 でもね
 リコたちに元気づけられ……

 気が付けば
 たった一つ出来ることが
 あった……

 あなたへの
 メール
 返事はないけど~~
 
 わたしに
 出来る唯一のこと……

 彼女
 何時もの様に
 優しく教えて下さいました

 嬉しかった…

 だから
 また
 あなたに
 メールできるね……

 じゃ~ね

 


 


 


 


 

 

 
 

 






 

 


 
 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今の わたし倖せです……

2019-12-16 15:01:51 | Weblog

              

     あなた

 今日も

 肌を射すような

 痛く

 冷たい…風

 

 だから

 外へは

 出ない事にしました

 

 窓を通して見る

 そと…は

 寒々としていて

 昏く

 淋しさが

 ひとしお…

 胸を打つ

 

 形ある

 あなたの

 いろいろな…もの

 殆ど

 始末した筈……

 

 でも

 出来ないものが

 いっぱいあって…

 

 捨てるって

 思えば

 尚更の如く

 心の奥深く

 閉じこもってしまい……

 為す

 術がない

 

 だめだなぁ~~…

 

 二人で何か話しながら

 道行く人…

 若い人…

 中年のかた…

 そして

 お年を

 召した方…

 

 今まで余り気にしなかったことが……

 妙に

 眼に入る……

 倖せそうです

 

 倖せって

 いいなぁ……

 

 今のわたし

 倖せ……です

 

 

 

 


外は 真っ暗…明日は 良い日であるように……

2019-12-15 16:51:23 | Weblog

    
   あなた   

 今日の「タヌ」です

 白くなった庭で

 片目が雪を被ったまま…

 それでも

 主の貫禄で

 庭を見渡してます

 

 愛嬌があって…

 寂しい…につけ

 哀しい…につけ

 癒されています

 

 今日は風が冷たくって

 寒い日です

 

 久し振りに

 夢をみました

 

 夢の中でしか逢えない

 ひと

 夢の中でも

 夢とわかっている……

 

 淋しすぎる…けど

 どんなに愚痴っても…

 帰っては

 来ない

 ひと

 

 あなたの

 メール番号が

 まだ

 消されてない……

 どうしてかなぁ……

 消せないのよね……

 

 繋がる訳

 ないのに……ね

 

 バカだと

 思う…

 

 こんな事繰り返しながら

 今年も

 終わります

 

 淋しいなぁ~~…

 

 外はもう真っ暗

 

 明日は

 良い日である様に……

 

 

 

 

 

          


昨日とは 打って変わった ひどい~~吹雪です

2019-12-12 13:55:10 | Weblog

         

   あなた

 昨日とは

 打って変わった

 吹雪模様の

 ひどい日です

 

 庭の花木…

 可哀想に

 戸惑っています

 

 タヌも

 スッポリ!ではないけど~~

 雪を被り

 諦めの様子が

 可哀想…

 

 いっとき

 すごい

 勢いの雪でしたが

 大分穏やかになり

 静かになったよ……

 

 雲の切れ間から

 鈍~い

 日が射してきました

 

 これだから

 判らない

 気紛れの

 冬の天気……

 

 雪のある庭

 良いものです

 負け惜しみでなく 

 何となく

 落ち着きます

 

 残り

 幾許もない師走です

 

 何事もなく

 良い年だったと

 思えるような……

 

 そんな年で終える様に

 毎日

 毎日を

 大事に…

 

 過ごしたい~~…です

  

 

         

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 


穏やかで優しい お地蔵さんの お顔…好きです

2019-12-11 15:37:02 | Weblog

                あなた

 春の様な陽気で

 庭の雪も融けて

 これから

 小さな花々が

 芽吹いて…くるって

 そんな感じ

 

 今は嬉しいけど~

 決してこのままで

 済む訳がない……

 

 

 お地蔵さんも

 「笠」がなくっても

 よいようです 

 

 取り敢えずは

 暖かいし

 何となく

 大掃除を

 少しずつ

 頑張ってます

 殆どは

 リコがしてくれましたけど~~…

 

 友達が来ました

 憂鬱そうな顔

 何かあったなって

 思ったけど

 素知らぬ顔で

 お茶を点ててやりました

 

 「もう一服如何」

 「頂きます」

 

 それで

 話もなく

 幾分元気になって帰って行きました

 

 あなた

 この齢になると

 何もない……って

 ことはない

 

 ただ

 相手と自分のあいだに

 結界は、ないけど

 それなりの 

 狭間を

 行ったり来たり……

 煮え切らないけど

 一番無難って

 思う……

 

 少ない

 残りの時間を

 あまり

 荒立てたくない……し

 と……

 

 にがくって 

 苦しい水を

 何度も

 飲まされました

 

 それでも 

 また

 同じことの

 繰り返し……

 

 懲りない~~んだなぁ……

 

 

 そんな

 わたしでも

 偶には

 お地蔵さんの

 穏やかで

 優しい

 お顔をみて…

 

 自分の心の

 波風を

 抑えようと

 あい努めて居ります

 

 あなた

 見ててね…………