『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

空は重い雲に覆われ昏いです。でも、わたし淋しさになんて負けないよ…

2014-09-18 16:54:19 | Weblog

                
          名前忘れました  只今咲いています。

   あなた

 今日も朝から冷たい雨…初秋特有の時雨です…

 急に、思い出したように陽がさしたり、また、降ったりと気紛れな天気です。

 ストーブのお世話になってます。

 そよとも吹かない風…重い空気…外へでて感じました。

 この時期は淋しさの塊が「ど~ん」とわたしの傍に居座っているようで…

 遣る瀬なく「ちょっとそこ、どいて」って言ってみても…

 一寸の隙間もないくらい、ぎっしりと詰まってる淋しさ、動こうとしない。

 もしかしたら「あなたが淋しさ?」って尋ねてみる。返事は聞こえない…

 でも「嫌われて行くところがない」って、か細い声が確かに聞こえ、

 その言葉がわたしの胸の琴線に触れて…

 そんなに切ないなら似た者同士…わたしも、淋しさに付き合うよ…って…

 「バ~カ」みたいです。

 あなた

 空は重い雲に覆われ昏いです。

 わたし、淋しさになんて負けないよ…