カザフ族

夜行寝台に乗ってアルタイ山脈のふもとに来た
カザフ族のゲルが点在する








バスのトイレ休憩の売店で
女の子はカザフ族
お兄さんはウイグル族

　　　　　
売店のペットは子羊　　　　　　　　　　　　　ハミ瓜




見晴台でヨーグルトを売っていた少年
お客はみんな漢民族との事
私たちが日本人だと言っても信じなくて「パスポート見せて」と言う
ちらっと見せたら、達者な中国語で興味津々で質問してくる
「〇〇は日本語でどう言うの？」
「こんにちわ」「ありがとう」「さようなら」
「わたし」「私はヨーグルトを売ります」「私はサッカーをします」etc・・
お互いに日本語とカザフ語を教え合い、
「さようなら」を日本語とカザフ語で言い合って別れた

今書こうとしたら
「さようなら」のカザフ語が思い出せない
この子たちはまだ日本語を覚えているかな・・



昼食で立ち寄ったカザフ族のゲル
モンゴルゲルより内部の色彩が鮮やかだ



一つの鍋で、麺をゆで、数種類の炒め物を作る
油と火と塩加減がちょうど良くて
どれもとてもおいしかった




この家の兄弟
男の子は9歳と10歳の兄弟

この子達も上手な漢語（中国語）を話す。
内モンゴルの田舎でなまりのある漢語を聞きなれていたので、ふと疑問に思いたずねてみた。
「どうしてそんなに漢語が上手なの？週に何時間漢語の授業があるの？」
すると、
「2，3時間かな。でも、学校の中では全部漢語で話さなければダメなんだ。
　カザフ語で話してはいけないんだ」
「カザフ人の先生もいるでしょう？その先生たちとも漢語で話すの？」
「そうだよ。必ず漢語で話す。カザフ語は使用禁止」

あっさりとそう言った少年たちに
返す言葉もなかった