恥を知れ

サディスティック・サディーの生かさず殺さず日記

11/7

2007-11-08 01:18:11 | music

あれれ11月まだ一回も書いてなかったか。
何やってたか思い出せない。
なんかまた出勤時間まちがえたり残業で遅くなったりしつつ
適当に飯食ってテレビみて寝てた気がする。
若年性かと時々本気で考えた。
が、それすらすぐ忘れた。
まあいいどうせ不快な記憶ばかりなので忘れておこう。


そんなことより今日は森麻季さんのリサイタルに行ってきた!
お姿も美しかったが
なにせ歌が素晴らしすぎた
とにかくまず声がきれいなんだ
強い力で歌の世界に引き込まれる
これは夢かと思った
なんか別世界連れてかれた
ドイツリートとか童謡とか何でもできるんだなぁ・・・すごいや
歌う時ニコッと笑うのが可愛かったこと
楽しそうなんだよなぁ
あまりにすごい超絶技巧を目の当たりにするとなぜ泣きたくなるんだろう
ビバ・コロラトゥーラ!
後半ドニゼッティのアリアからはじまって
またにこにこと余裕なんだこれが
一度スイッチ入ると赤とんぼとかでももうだめだ
椿姫の最後の盛り上がりとかガチで泣ける
すごすぎる
しかもアンコール4曲も歌ってくれたよ!
もはや1ステージ追加だよ
当初の予定よりプログラムが大幅に変わってたんだけど
結局アヴェ・マリアもジャンニ・スキッキも歌ってくれた
たった5千円でこんなに聴けていいんだろうか
でもまあ本人が楽しそうだったからいいや
最後までにこにこと手を振りながら去って行った
いい人だ本当にいい人だ
クラシックではCDよりライブにより感動することってわりとあるが
こんなにはっきり感じたの久しぶりだ
ちなみにここ数日兄からぱくったCDをipodに落として聴きまくってたが
今宵はその3倍よかった
金と時間の都合つく人はみな森麻季さんの歌を聴きに行くべきだ
こんな発信力皆無のメディアで言ってもしょうがないが
まあおいらの心の叫びだ
やり場がないのでいつもどおりここで叫ぶぜ

衣装メモ
前半1 光沢のある黒地に金刺繍のゴージャスなドレス
前半2 南国の海のように鮮やかなエメラルドグリーンのマーメイドドレス
後半  ベルベット調の深紅のふんわりしたスカート、袖など部分的に黒の切替、
襟や袖口のフリルは白、背面の腰あたりに白い花、その下にも白いドレープが広がる、
アルプスの村娘の民族衣装のようでもあり、腰につけた花は白い椿も思わせる


ちなみに数日前にはブーニンも聴いてきたぜ
なんか近年はドイツ音楽にも取り組んでるそうで
ベートーヴェンのソナタが2曲ほどあったが
びっくりした
すごいフリーダム
ほんとショパンみたいな弾き方で
ベートーヴェンをここまで揺らしていいの?って思わず笑っちゃったが
なんか痛快で爽快だった
悲愴もこんくらい自由に弾いていいんだなって勇気がわいた
バッハのコラールもショパンのポロネーズみたいだった
おいらの音楽的教養が乏しいためそう聴こえただけかもしれないが
いや面白かった
ショパンは最後に1曲だけ舟歌
これがまた水を得た魚みたいでさ
あの音が光る感じがいきいきと飛び出してきてこっちもにっこりしてしまった
相変わらずペダルのドカドカいう音も聞こえてた
さすがだぜブーニンさん

コメント
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