今日は少し前に観た映画の話です。
村上春樹 『ノルウェイの森』 の作中で永沢さんが絶賛していた、フィッツジェラルド原作 『グレイト・ギャツビイ』 の映画について。
この『グレイト・ギャツビイ』は、今回でなんと映画化5回目だそうです。
そして、コチラが今年の夏日本で公開された、レオナルド・ディカプリオのギャツビイ↓
最新版の方が、派手で薄っぺらい印象だと両方観た人から評判を聞いていたので、余り期待せずに観にいったところ、確かに派手。
過剰な演出で、パーティシーンなどは音楽&ファッションなど、これでもかというくらいコテコテの演出で目が疲れるほど。しかしながら、これらの派手なパーティ映像が、いかにも成金ぽくてギャツビイ演じるディカプリオに見事にはまっていました。
映画評でも言われているように、主人公の語り手がパーティ主催者のギャツビイ(ディカプリオ)を探しているときに、派手な花火を背景にギャツビイ本人が突如、とってつけたようなわざとらしい笑顔で登場する。
このシーン、ディカプリオ自身もかなり笑顔を研究したようで凄く印象深いし、ギャツビイそのものを良く表していてとても好きなシーンです。
それにしてもディカプリオは、タイタニックやロミジュリなど悲劇のラブストーリーが、とてもお似合い。
ディカプリオは初期の美青年イメージが未だ残っているので、どうか身体を絞って清潔感ある素敵なミドルエイジになってほしいです。