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渡部暁斗 変わり者が貫く美学~Number846より~

2014-02-18 | 日記

90年代前半の萩原健司選手の栄光の時代から、厳しく長い低迷の時代を乗り越えて、今、世界と戦える選手が出てきました

ソチ五輪 ノルディック複合・ノーマルヒル個人で銀メダルを勝ち取った、渡部暁斗選手について迫るべく、Number846の記事を抜粋しました。

尚、以下の写真は記事と関係がありません。 


SOCHI 2014 個人複合、初の頂点へ 

渡部暁斗『変わり者が貫く”美学”』より  Number846抜粋版

萩原健司たちが90’年代前半に、いち早く取り入れたV字ジャンプの威力で世界を席巻した日本ノルディック複合。ルール変更で徐々に距離重視になる中、日本は低迷の道を歩み始めていた。

だが、ようやく世界と戦える選手が出てきた。

渡部暁斗は白馬高2年時、トリノ五輪に出場。早大進学後の’09年世界選手権では日本14年ぶりの団体金メダルに貢献。昨季はW杯個人総合3位に入るなど活躍。今回で3度目の五輪出場。

 

『単純に好きで始めて、楽しくて続けてきたという感じです。』

『複合の場合、いくら飛んでもいくら走ってもトップじゃないというのがあるんです。僕たちはいつまでたっても極まったところには辿りつかないところで競技をやっている。』

ジャンプはいくら飛んだからといっても純ジャンプの選手には敵わないし、クロスカントリーは速いといってもクロカン選手には勝てない。

『だから複合の選手は冷静で、ある程度、斜に構えた考え方でなければダメだと思います。のめり込んでしまうタイプは、複合選手としては大成しないんじゃないかと。』

『複合の選手は本当にスキーが好きですね。だから大会でもみんな鬼気せまるものがない。職人気質というか、研究家というような人が多いんじゃないですか。』

瞬発系の能力が必要なジャンプと、持久力が必要なクロスカントリーの両方を突き詰めなければいけない競技。ひとつのものを突き詰めるジャンプンやクロカン選手は、例えれば芸術家。対して複合選手は、こだわりや自負を持って作り続けている職人のようなものだろう。

 

白馬高2年でトリノ五輪に初出場した時は、『ジャンプは飛べるが距離は苦手』な選手だった。だが、高3の時、練習中に腕を骨折し、得意のジャンプに狂いが生じた。さらに身長も伸びて体も変わった時期。

『その時は本当に悩んだけど、良かったと思うのは、ジャンプが悪くて距離を下位の方でスタートするから、最初から全力でガムシャラなレースをするしかなかったことですね。』

バンクーバ五輪の前年、'09年の世界選手権。日本は団体で金メダルを獲得した。五輪本番でも金メダルを期待されたが、実際には団体で6位、個人はラージヒルの9位が最高。

(バンクーバ)五輪では良い仕事が出来なかった。

 

だが、’11年早大を卒業すると飛躍のチャンスが待っていた。

『北野建設に入ったのは僕の中でも大きい。ジャンプの竹内択さんの動きを間近で見たり、他の練習で運動能力の高さや、動きの良さを見せつけられたりして。それから、横川コーチのジャンプ理論に触れて、僕の中ですごく変わった部分がありました。』

その成果は冬になっていきなり出た。W杯開幕戦ではジャンプで1位と1分差の5位だったが、2位でW杯初の表彰台をゲット。

(複合は)自分なりの美学や哲学がないとやっていけない競技かもしれない。

『僕の場合は楽しみながらこの競技をやって、最終的に世界一になったら辞めようと思っているんです。その基準がW杯総合優勝ですね。』

昨年、ジャンプのために股関節をうまく使うことを意識したトレーニングを取り入れた。すると、それが走力アップにもつながった。

『寒いのと、パワーの要る硬い雪のコースは苦手だけれど、柔かい雪になれば技術で勝負する僕の真骨頂ですからね。』


ノーマルヒル・個人 銀メダルを見事に勝ち取った渡部暁斗選手、素朴な笑顔に癒されます。

ラージヒル・個人では、悪天候で見通しの悪い中でのジャンプに加えて、クロスカントリーで転倒アクシデントメダルが狙えるトップグループでの転倒だったので、本当におしかったです。でも、すぐ持ち直して6位ゴールで健闘しました。

またジャンプで着地後転倒した加藤大平選手が、左肘脱臼骨折他、数箇所にひびが入ったそうです。団体戦では、湊祐介選手を起用するそうです。引き続き、応援しています 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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