『考えない練習』 小池龍之介 著発売されたときから気になっていた１冊。
同僚のＦくんが貸してくれました。
こないだ『日経ＭＪ』にも関連記事が載っていて。
癒される・・・ってことで、今、大人気なんだそう。
小池さんはお坊さんです。
世田谷にあるお寺の住職さん。
仏教とかってなると、なんとなく、んっ？！って思いがち。
あたしも神道系の短大だったので、授業でバッチシ神道やりましたけど・・・。
この本は仏教といいながらも「その道」の教えを、
日常生活のなかでこんな感じにいかしていくことができたり、
こんな感じでいかせると楽だったりしますよぉ・・・
そういう方向で説いてくれる本です。
この本に書いてあること全てを実践できたら。
それはそれはすっごいことだなぁと思うんだけど。
ひとつ思ったことは。
あまりにも恵まれすぎてる現代社会のなかで。
それが逆により負担になっているってこと。
恵まれすぎてて、何をどうしていいのか・・・わからなくなってきちゃってるんですよ、きっと。
情報もありすぎて、どれを選択すればいいのか「迷う」し。
その「迷う」こと、「わからなくなっちゃう」こと・・・が、
おっきな問題なのかもしれません。
みんなが「慈悲」の心（キモチ）を持っていろんな「者」や「物」にせっすることができたら。
それだけでも思いやりいっぱいの世の中をつくっていくことができるかも。
心穏やかに過ごすには・・・。
静かに過ごすには・・・。
いろんなものと接しない世界で生きてくしかないのでは？
そぉ思ってしまうくらい。
現代社会を生き抜くのは大変なことなのかもしれません。