四つ葉のクローバーを探して

毎日過ごす時の中で、ちっちゃなHappyや大切な何かを。四葉のクローバーを探すように見つけていけたらいいな。

『リンゴが教えてくれたこと』

2009-10-15 | My Library

『リンゴが教えてくれたこと』木村秋則著


以前読んだ『奇跡のリンゴ』の木村さんの本。

昨日のリンゴつながりではないですが・・。
やっぱりリンゴ好きのsacchimoni。
『奇跡のリンゴ』を読んでからというもの。
いつか木村さんのリンゴを食べてみたいって。
ずーーーーっと思い続けてます。

この本は、タイトルどおり!
まさに木村さんがリンゴから学んだことが書かれてます。
リンゴを育てることだけでなく。
それをさらに越えて、農業そのものについて。
実践し続けている木村流農業について。
木村さんの考えが凝縮されてる1冊です。

この本を読むと・・・
土がいじりたくなります。
農業がやりたくなります。
安全なものを食べたくなり、自分で育ててみたくなります。
いろんなことの基本が『農業』なんじゃないかって。
本当に思わされます。
実際に木村さんみたいに実践することは難しいと思うけど・・・。

イネの気持ちになって。
リンゴの気持ちになって。
・・・作物の気持ちになって、接して、育てていくことが大事だと。
作物が美味しくなるように。
作物に協力する気持ちで。
“お手伝い”する・・・それが大事だと。

偉大なんだなぁと思わされました。
土があって、太陽があって、雨があって。。。
人間はリンゴ一個、お米一粒実らせることができないから。
作物が実る全ての環境に対して、謙虚でいること!
それが一番大切なことなんじゃないかなぁって、思わされました。

“土”には人の心を癒してくれる働きがあるとのこと。
自分が作った作物に毎日触れることで心が優しくなっていく。
『農業』は人間のやさしい心を育むものだと、木村さんは書いています。
作物を思って“土”を作ることは、まさに人づくりではないかと。
じーーんと心に響きました。
ボスが土をいれかえて植物たちを育ててるから。
やっぱり・・・やったほうがいいかなぁと。
まずはそこからスタートかなぁ。

木村さん・・・やはりすごい方です。