全社員を対象にタイトルのような募集事項の通達があったそうです。
あったそうです、と人ごとのようですが、かなり現実的に、
身近に感じているのは間違いないです。
期日が決まっているので、そこで経営側が狙っている人数が集まらなければ
当然指名解雇ということになるわけです。士気はさがりますねぇ。
みんな懸命にやっているのだけど、追いつかない現状だもの。お金も迎い入れの準備も。
もし肩をたたかれたら・・・。そんな思いを抱いていても仕事はこなすしかないよねぇ。
ここで中途半端に仕事をやり残してしまったら、今までの自分のプライドが許さないでしょうから。
でも魂が抜けているですよ。
職を探しながらバイトですかねぇ。とにかくそうなったらなったでどうにかしなきゃいけません。
なんだかなぁ? どうしてなんだろうなぁ?
リニューアルオープンだと意気込んでいたオープン3日前の震災。
誰の頭にも、これからはすべてうまく行くという回路しかなかったのに。
帰る場所があるだけ被災地の皆さんよりマシ。そう思ってやり直す道を探すしかないのでしょうねぇ。
今朝の番組で日光を取り上げていました。修学旅行もキャンセルが相次いで、やはり閉館に追い込まれるところも出ているとのこと。sabavianさんを思いながらその番組を観ていました。
先日はちょっと感情的なコメになってしまい申し訳ありませんでした。
でもそう感じる背景ともなった出来事がありました。
今から7年前、夫が働いていた店舗が閉店になりました。その半年前、閉店になることと、それに伴い大掛かりなリストラが行われるというニュースを、私は夕食の支度をしながら聞きました。その直後夫から電話があり「今度は残れへんかもしれん。」と言うので「まあ、その時はその時やし。」と答えました。
結局夫は残りましたが、その後を思う時、どちらにしても厳しかったことに違いはありません。
その時、止む負えない状況とは言え、経営者たちは同じような痛みを背負っているのか、と強く感じたのです。
sabavianさんのご家族もどんな展開になっても共に寄り添い力を合わせていかれるでしょう。
それはまたsabavianさんにとっても大きな力になることと思います。
生意気を言ってすみませんm(__)m
感情的なコメ??? そんなの全然感じませんでしたよ。YUKOさんの優しい気持ちが表れていて、あぁ、想っていただいているのかなって、ちょっとうれしかったくらいです。
最近日光・鬼怒川とニュースに取り上げられることが多くなってきましたね。良し悪しですが。
あまりマスコミが騒ぐと、みんな行かないところなのねって益々敬遠されてしまいます。
現実を報道するのは結構ですが、それに対しての取り組み(プランや調整)をやっているので是非利用をしましょう、ってやってもらうと良いですね。
ご主人の件とまさに同じ状態です。
東京から現地に赴任したりとなんとか雇用を守ってきたつもりでしたが、今回は意思とは関係ないところの話ですもんね。社員が持つ経営側への不信感は否めないでしょう。
でも私は知っています。経営側の苦悩を。
夜中まで数字とにらめっこをして、原価・売値・社員数・対応能力などすべてを網羅して方向を決めているのです。
前々回の全社会の時ですが・・
総務の事務所で肩をふるわせて、こんな話、誰がしたいと思うの? 夜も寝ないで考え抜いて、それでもどうしようもないって社員の前で言わなければならない。心底悔しい。そう言っていました。
経営側も人なんです。決して鬼じゃないのです。
どこの誰にも責任がない経営状態の悪化でも、どこかに責任をのせないとなりません。
考えてみればきついことです。自分が誰かに、あなたを解雇しますって言わなければならない状態を想像するだけでゾッとします。
私はどんなことになっても家族と一緒ならなんとかやっていけると思います。ごはんが食べられればそれで充分です。
ですがねばるところはねばります。
残っても地獄、辞めても地獄なら、残って会社の今後を見ていたいと思います。そこはとてつもなくねばろうと思っているのです。