だまし絵を自己に描く

今回の営業権譲渡において、私の心構えを述べておきます。

①　とにかく相手の話を聞く。

②　理解しようとせず、ある意味鵜呑みに徹する。

③　旧役員の時にできなかったことがなんなのか伝える。

④　やりにくかったことが今回どう改善されるべきか考える。
　　 その上で、改善を早急に実行に移す。

⑤　経理上の利益より、キャッシュフローが今は大切だと伝える。
　　 要するにお金の動くホテルにすること。

⑥　集客と単価の接点を検証し、修正すべき箇所を伝える。

⑦　営業力のUPが目標達成への近道であると考える。

⑧　ホテルの売りとなるものを作ることが大切ではない。

⑨　受け入れる間口の広さをどこまでにするか熟慮する。

⑩　既成概念は捨てる。ゼロからのスタートと肝に銘じる。

⑪　これだけやるからこれだけリターンしろと主張する。

⑫　汚い手段などないと思うようにする。

⑬　しばらくは経理として主張すべきことを主張しない。

⑭　自分を道具だと考えるようにする。ソフトは後で考えればよい。

まぁ、ちょっと考えただけですが、おおよそこんなところでしょうかね。

親会社が運用会社ということで、利益追従という概念が強くなってしまいがち
ですが、まずはお金が動くホテルにしなければ利益も何もあったもんじゃない。

そんなかんじで意識改革ができないと、同じことを繰り返してしまうよ。
まず最初に改革しなければならない重要な案件ですね。

自分のことを、だまし絵を見ているがごとくだましてゆくことから始めたい。

娘の職業体験

娘が通う中学校では1年生の時から、地元の商店やチェーン店などへ
職業体験をするという行事があります。

コンビニ、ファーストフード、美容院、小学校といった地元にあるお店等
から協力をいただいて、生徒たちが数人ずつ研修をしに行くのです。

今週はその行事にあてられていて、昨日から体験に通っているのです。

コンビニに行った子は好きな弁当を食べさせてもらえるし、マックへ行った
子はポテト食べ放題、なーんていう特典もあります。

うちの娘は卒業した小学校へ、娘が神と呼ぶクラスメイトと一緒に
体験をしに行きました。先生たちは顔なじみだし、勝手知ったる
学校なので他へ行くよりは気楽だったかもしれません。

小学１年生と一緒に給食を食べ、遊び、お姉さんが来たとはしゃぐ子供らを
相手に大忙しだったようですね。帰ってきてからダウンしていたみたいです。

そこで学んだこと。
仕事は大変。お金を稼ぐのは大変。子供相手は大変。
でも楽しいこともたくさんある。まぁ、こんなところでしょうかね。

でね、聞いてみた。
なんで小学校にしたの？って。

そしたら意外な答え。
給食がおいしいから、だって。うーん、目のつけどころが違うっていうか、
そんなんでいいの？っていうか。親としては微妙なかんじでした。

で、こんなことも思ったのです。
いかんいかん、そんな大人目線で見ちゃダメじゃねーの、って。
娘のこの感覚を、大人の私達は忘れちゃっているんじゃないのかってね。

やれカッコイイとか、やれお洒落とか、そんなことばかりに目が向いてし
まっていやしないかい？お前さん。そんな言葉がどこかから聞こえてくる。

娘の研修の前に、親の私たちの方が研修するべきなのかもしれないねぇ。

1＋1＝2

1＋1＝2
簡単な誰もができる計算です。

なんで簡単なんだろう？
ひねくれた私はそう考えちゃう。

わかりますか？
なぜ簡単なのか。

小さい頃から何度もやってきたから？
そうだと知っているから？
そう、どれも正解。

実際計算して1＋1＝2と答える人はいませんよね。
形としてインプットされているからです。

それを経験と呼ぶのでしょうね。

では小学一年生に1－2＝？と聞いたらどうでしょう。
わかりません、か、引けませんと答えるでしょう。
でも私達はマイナス1と答えることができます。

じゃあもう一問。
℃＋￥＝？

答えようがないですね。
1＋1＝2と形が同じで単純な式なのに。

人は経験がないことにぶつかると、とても難しく困難だと思ってしまうけど、
実は1＋1＝2とそうは変わらないのかもしれないのです。

困難にぶつかっていたり、病気で悩んでいる方に伝えたい。

今頭を抱えていることでも、いつかは1＋1＝2になるのだということを。
悩んでいる自分から逃げるのではなく、たくさん悩みましょうと。
苦しんだその先に℃＋￥を1＋1＝2に変える何かがあるのです。

スキヤキな日

スキヤキ。
なんだ？スキヤキ？
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

これは今は亡き坂本九さんの「上を向いて歩こう」という曲の
アメリカでの曲名です。

うえをむぅいて あ～るこぉぉぉ…。

平井賢さんがカバーして話題になりました。

前向きに生きるのは苦手な私ですが、上を見るだけなら私でもできます。

歌では涙がこぼれないように上を向く、という設定。
せつない歌なのに、なんか温かいかんじ。

染み入る歌なので、ネット動画で聴いてみてください。

墜落したJAL機に坂本九さんが搭乗していたことを知らず、
もしかしたらその事故の事すら知らない方がいるかもしれませんね。

知らない人も知っている人も是非「上を向いて歩こう」を聴いてください。

聴いたあと、何か変わっている自分がいるかもしれません。