肝炎Sabavian:風になる日記

《優 し く 吹 く 風 に な る》
やさしく吹く、そよ風のような人になるために・・

C型肝炎パパ・さくらは散る

2009年03月22日 | 言葉

『さくら』

さくらは人の人生に重なる。

大小さまざまな花を誇らしく咲かせ、ゆっくりと花びらを散らせてゆく。

散る花びらたちは、見る者に時を刻み、心に想いを刻む。

これまで何一つ変わることなく、幾千の花びらと共に幾度も繰り返されて

きたであろうその歴史の重さに人生を感じ、想いを馳せる。

私もいつかさくらの花びらとなって、天高く舞い上がる。

遥か遠くに霞んで見える、まだ生きている空間を見守り、

そのひとつひとつの想いを確かめるように感じながら

天高く舞い上がってゆく。

さくらは散り、花びらが舞い上がるからこそ悲しい。

さくらは散り、花びらが舞い上がるからこそ美しい。