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猫の同居人のつぶやき

猫との日常をつぶやいています。

孔雀サボテンが咲いた。

2007年05月21日 | 認知症と障害と医療と家族と
ママの育てていた月下美人をやせっぽっちの妹が預かったまま世話をし続けている。
どの鉢がそれか、いくつあるのかは知らない。良く似た鉢がいくつかある。 

やせっぽっちの妹は、ガーデニングは初心者だ。けれど、趣味としてでなく生き物を預かったのだと死なせないように世話をし続けている。
サボテンには、慎重に水をやる。
たっぷり陽の光の降り注ぐベランダガーデンでは、サボテンの咲くこと咲くこと・・・

そして、その鉢の1つに以前一度だけママが咲かせた月下美人らしい蕾がついた。
わんさかとついた。

1㎜あるかないかの膨らみのころから、これは蕾? と気にかけて写真を撮り続けていたのが、解け始めていた。

会って外で食事をし、駅で別れて帰宅して、甘い匂いに気付いたという。たった二つ残ったジャスミンの花かと思ったのが、雨戸を閉めるため窓を開けると咲いていたのだそうだ。

大きな赤い花を赤い月下美人だと思い、月下美人なら今宵限りの花であるので早速連絡をくれた。

電車には乗ったよね。咲いててん。

ほんと!もどるわ。

二人とも、孔雀サボテンを知らず、見逃さなくて良かったと何枚も写真を撮った。

甘い匂いを褒めちぎり奇麗だと花に声をかけた。


深夜に別れて帰った。


それが朝になっても咲いている。昼になっても咲いている。とお知らせメールが届く。とうとう24時間を過ぎてもゆうゆうと大きな花を咲かせている。


昨夜のうちに嬉しくてあちこちにメールで知らせ写真を送ったのに、とうとう夜になって返事が来た。

孔雀サボテンだと思います。月下美人は白だけです。




ママの所に届けても一夜の花では見逃してしまうかもしれない。
これなら、きっと楽しんでもらえよう。

やせっぽっちの妹は、やっと解けた謎に、またママに嬉しい話ばかりする。

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