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猫の同居人のつぶやき

猫との日常をつぶやいています。

発症して二年でおおかた固定する。

2005年12月15日 | 認知症と障害と医療と家族と
19℃50% 思い返してみると、そう言われた。 そして、いつもそれまでの経過より、今どれだけの時間が経ってしまっているかで判断されてきた。 3ヶ月でリハビリ病棟にうつった時、ベッドに縛り付けられているような3ヶ月であった。リハビリもしていないのに座っていられないことをさして、3ヶ月掛けてこの状態では、もう戻らないことを覚悟せよ言われた。 遅れをとった3ヶ月を追いかけた更なる3ヶ月でめきめ . . . 本文を読む

計算どおりにはいかないのだから

2005年12月09日 | 認知症と障害と医療と家族と
癌という病気(薮医者の独り言)にトラックバックしたもの 母さんが倒れた。 目の前ではないがそう遠くない将来、召される日がくると宣告された。 息子は、長期休暇を取ることにした。 ちょっと調べてみると、上手に休みを取れば、ボーナスを減らさずにほぼぴったりと休みをとって、有給もすっかり使って休めることに気がついた。 こんないい方法があるのに、事務方と来たら知らせてもくれないでと憤りを感じ、早速手 . . . 本文を読む

プロであるとは

2005年11月12日 | 認知症と障害と医療と家族と
老後という現実(薮医者の独り言)にトラックバックをつけたもの あるターミナルケアのこと(はりせんぼん)にトラックバックをつけたもの 機能維持(普通の暮らしとリハビリテーションとケア)にトラックバックをつけたもの 病院はサービス業だが、そのサービスはもちろんお金を払う人に払うだけのサービスをする。 どうもそういうことらしい。 生きるか死ぬかの場合、お金を払うのは家族だ。 死ぬことがいつとはわから . . . 本文を読む

シービスケット

2005年11月03日 | 認知症と障害と医療と家族と
視る者によってその感動は様々だろう。 私にとってそれは本物のリハビリテーションの物語だった。 シービスケットのような愛に包まれたリハビリを受けられず、死こそ訪れないものの安楽死のように与えるものにだけ感動と喜びを残すような、生ぬるくろくにリハビリに喜びを見出せない生活を余儀なくさせられ、歩けないまま「それが最高の幸せ」と見せかけられているママの現実を思いおこし悔し涙にくれていた。 まだまだのろ . . . 本文を読む

妻の介護、夫の介護

2005年10月22日 | 認知症と障害と医療と家族と
「妻の介護、夫の介護」 俳句の番組でちょっと目にした。妻が看取る句。 夫は、父のようになり、子のようになって逝く、というものだった。 解説は当たり前のようにそのようなものとして流れていく。 夫の介護がどのようなものか誰も考えもしない。 下手な介護を懸命にやれば褒められ。行き詰って苦しめば大変なことと同情される。 妻の介護は、淡々と褒められることなく続けられ、行き詰まりを解決して行く先を切り . . . 本文を読む

老人性痴呆疾患療養病棟を視た感想を目にして

2005年08月28日 | 認知症と障害と医療と家族と
忘れるということ(編集記者・まりーなが書く「日刊 ブログ」) 読み書いたもの。 悲しく寂しくやりきれない感想が書かれていた。。。 忘れるということ これは突然に起こるのか? いいやもちろん突然ではない。 彼女のそのとき、降圧剤の副作用で血管性の痴呆が始まったときには、それは体調不良を訴える尋常でない様子と、不安に苛まれ理解されないことに憤る激しい怒りがあった。 その様子は、伴侶にも最愛の . . . 本文を読む

ブラックな表現だけど、衝撃的に書きたいから

2005年08月26日 | 認知症と障害と医療と家族と
帰れない老人たち(3)(薮医者の独り言)にトラックバックしたもの 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)入所者及び介護老人保健施設(老人保健施設)入所者に対する必要な治療が実施できるよう、入所者に対する医療の算定制限を撤廃すること。 ということが求められているそうです。 「必要な治療が実施できるよう」というのは実のところは必要な治療ができないということです。 つまり、医療を受ける側からいう . . . 本文を読む

ICU症候群という言葉を昨夜知りました。

2005年07月28日 | 認知症と障害と医療と家族と
名前(その5)(はりせんぼん)にトラックバックをつけたもの 言葉は知らなかったけれど、その状態は良く理解できました。 麻酔から目覚めたとき、前向きで、力強く「大丈夫だ」と意思を伝えた母が、長引くICU生活でふにゃふにゃの状態におちていった事。 無意識に抗っても、そのことに何の慰めも理解しているという振る舞いもされず、拘束され、苦痛を伴う処置をされ、更に維持だけの点滴で筋肉はやせ衰え・・・ 疲れ . . . 本文を読む

アメリカンブルー

2005年05月05日 | 認知症と障害と医療と家族と
ママが可愛がっていたアメリカンブルーが、ママのいない日々に耐えられず死んでしまった。 毎朝優しい淡青い花をさかせるその苗を散歩のおりに見つけた。 あたしの庭に住まわせたくて抱いて帰った。 花咲くたびに、ママの言葉が戻ってくるだろう。 風に揺れるたびにママの笑顔がただよい降りてくるだろう。 2005 05/05 22:11 . . . 本文を読む

宍喰温泉に行こう!

2005年04月01日 | 認知症と障害と医療と家族と
猫の作るHPの「猫の旅の思い出」からの転載です。 同居人のママが、故郷の墓参りを熱望していることから、温泉にもつかろうと計画された。 同居人のママは、小脳梗塞からのリハビリ中だ。 まだ、立てない。 船のトイレは多分無理。 全行程ドライブで行くことにした。 山陽道から垂水のジャンクションを経て橋を渡り、淡路島を走り抜けて大鳴門橋を渡って、四国、徳島に入った。 徳島のはずれ、高知のはずれまで . . . 本文を読む