攻防・・・ぜんぜん防げてませんからっ . . . 本文を読む
冷凍庫からホタテ貝柱を出すと、鯖トラがやってくる。
袋にとってチャックを閉じて洗面所にボールを置いて流水で解凍を始めると、洗面所の下で待つ。
その場を離れると、追うようにこちらを見る。
待っててね。
解凍を確かめに行くたびに、また洗面所にとことことやってきて、窺うように私の顔を覗き込む。
もうちょっと待っててね。
解凍を終えたホタテを、ぶら下げて台所に行くのに早速合流してまな板のそばに陣取 . . . 本文を読む
冷房を入れると、抽斗をちょっと引き出した棚の上に陣取って降り注ぐ涼風を楽しんでいる鯖トラだが、昨夜は暑くてちょっと低い目26℃でスタートしたまま眠りこんでいた。
朝方耳元で、シャウシャウ と猫の咳こみが聞こえ、はっとして目が覚めた。
高齢猫が冷えて体調を崩したのかと抱き寄せてあちこち触れてみると、皮毛は冷たく耳も冷たくなって、具合が悪いかどうかはともかく、ずいぶん冷やしたような気がしてどきどきし . . . 本文を読む
黒がニャーンニャーンと呼びかけながらやってきた。
足もとで寝てたのは鯖トラ。
黒はまっすぐこちらを見て、
ニャーン オアーン と鳴くものだから、
ごはんか?
と聞くと、鯖トラが気まじめな顔でこっちを見た。
黒はまた、オアーン オアーン と鳴く、鯖トラは体を起して黒に寄ってちょっと毛づくろいをする。
ごはんなのか?
ときくと、鯖トラが毛づくろいの動きをとめて気まじめな顔でこっちを見 . . . 本文を読む
冷房なしですごす夏の日は暑い。
ひっきりなしに汗をかいている。
その足もとで鯖トラは寝ている。
猫はちょっとしたものを枕にして寝る。500mlのペットボトルをいい具合に枕にしていた。
丁度いい具合なのをしていると思っていたら、今日は海苔の缶を使っていた。
頭をのせてみたら、ちょっと冷たかったのかもしれない。
ちょっとした鯖トラのマイブームみたい。 . . . 本文を読む