ナナと一緒に

母の残してくれたもの…それはねこのナナ。
愛猫ナナに癒され一緒に頑張る日々の記録

声がしなくなって一年

2008-04-03 | 天国への手紙
母の死からは早いもので一年が少し前に過ぎました。

振り返ると私にとっては地獄そのものだった。
人生生きて来てこんなにも辛い事が存在するなんて思いもしなかった日々。
身も心も未だにぼろぼろな状態からたち直れない傷もある。

私を一番傷つけどん底まで落としたのは私の肉親。
それでも私が今日まで頑張って来れたのも優しい私の周りの人達のおかげだ。

そして今、私の部屋は母の一周忌を思って下さる方からのお花の香りでいっぱい。
それが私の悲しみを癒してくれている。

 中・高一緒に過ごした大切な友人Kちゃんから…

本当ならこの3月に彼女は入籍をしたので私がお祝いをしなくてはいけないのに。。。
母と私にと以前も素敵なお花を贈ってくれました。
その度に私は彼女の優しさに涙が溢れます。
この場を借りて「Kちゃん本当に本当にありがとう。そして入籍おめでとう」

 

これらは母の友人からの贈り物。この写真の他にもスイートピーの花束も。
本当に母は幸せ者。花が大好きだったから天国で喜んでいるね。

そして・・・母がもっとも大事にして毎年楽しみにしていたのが

 実家に毎年咲くしだれ桜

去年は主人(母)をなくした悲しみからなのか本当に咲こうとしなかった我が家のしだれ桜。
今年は沢山咲いているそうです。
養父が怖くて近づけない私のために実家の庭から実家のお隣さんが持って来てくれました。
「遠くの親戚より近くの隣人」本当にその通りですw

お母さん天国から見てますか?お花綺麗だね。
庭のしだれ桜も今年は咲いたって…。病院にも必ず咲くと持ってきてくれてたね。
「ほら。外は春だよ。退院したら一緒に見ようね」そう言ってくれたね。
柿の木に実がつけば柿を持って…
一年中本当に私が寂しくないようにお部屋にそうやってお母さんが育てたお花をくれましたね。
…本当に本当に死んじゃったんだね。
こうやって私の目の前にしだれ桜は飾ってあるのにお母さんはいないんだね。

お母さん…もっと一緒に過ごしたかった。


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