ナナと一緒に

母の残してくれたもの…それはねこのナナ。
愛猫ナナに癒され一緒に頑張る日々の記録

介護

2009-10-21 | 病気
俳優の長門裕之さんの記者会見を見た。
始めは何となく見ていた。
しばらくして気がつくとポロポロと涙が出た

始めは母を亡くした時を思い出した。
大事な人を失った悲しみ。。。
そこにあるのは既に冷たい抜け殻で温かかった愛する人ではないと言う現実。。。

そして同時に相方の事も考えた。

数年前、再発で一時的に呼吸器になった私に彼は笑顔で
「どんな姿になっても一緒にいるからね」
そう言って首から下を麻痺して何もできない私の身体を拭いてくれた。

介護される側、する側
そして失う悲しみ・・・etc

色んな思いが私の中で交差した長門裕之さんの記者会見だった。

「お前よりも長生きしなきゃな」「先には死ねないよ」

そう彼に言わせてしまっている自分が悲しい

俳優の長門裕之さんの姿が数十年後の彼の姿だったら・・・
同じような思いをさせてしまうのだろうか。。。

せめて子供でも産んであげられたら状況も変わるのは分かっているが
私にはこの状況で産む勇気もないわけで
その点で既に彼には寂しい思いをさせている。。。

。。。
。。。

とセンチになっておきながら
果たしてそこまで私達は共に歩み愛し、愛されているかの方が疑問だがwww

南田洋子さんを失った長門さんはこれからどう人生を生きるのだろうか。
介護から解放された日々。
悲しみと戦う日々。
色々想像してしまう。

人事じゃないのよね
自分自身の介護でこの歳から悩むとはトホホ

親の介護で悩む方が幸せだったかも…