ねこ日和

超ビギナーのライトジギングやシーバス釣行記    カカッタ!!(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡

その時

2011年04月03日 11時58分08秒 | ライフ
今回の地震の犠牲になられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
そして避難されている皆様には明日へとつながる希望の光が一日もはやく見えるよう心から願っています。



先日、港湾で働く知人と会った際に聞いた話です。
彼の職場は地震直後から停電になり情報は駐車した車のラジオやTVがメインだったそうです。
刻々と告げられる津波警報の深刻さや、首都圏では電車を中心に交通が混乱している様を逐一上司
に報告していたそうですが、何の役にも立たない携帯を離さず混乱していたそうです。

そして現場の技術者数名を残して帰宅指示が出たのは地震が発生してから1時間以上も経過した16:00
頃だったとか。

その間、彼は職場を離脱できない人は万が一に備えて建物の3階以上へ非難する事。
帰宅する際は地下道や高架下を避ける。または地面が低い場所には長く留まらないよう指示していた
そうです。

当日の津波到着予測は横浜が15:25。波高50cmだったと思います。

幸い津波到着時刻には何も起きなかった。
しかし、それはただ単に運が良かっただけ。
地震が発生してから10分以内に非難できなかったのが残念だったと語ってくれました。

そんな彼の話を聞いて心配が過ぎるとは私は思いませんでした。
何故なら当日、横須賀市では津波警報が発令されていました。

確かに東京湾は間口が狭く、今回のような方角からの津波には影響が無かったのでしょう。
しかし伊豆諸島方向で津波が発生したら津波は間違いなく入り込んでくるのではないでしょうか。
また東京湾の形状から一度入った津波は洗面器で発生した波のように、いつまでも振幅すると言われて
います。

またその現象が一度起きてしまうと沿岸部で発生した火災を海上から消火したり救護するのは大変難し
いとさえ言われています。

たった50cmの津波と思うかもしれません。しかし海釣りをする方は既にご存知かと思いますが、砂浜に
打ち寄せる50cmの波と堤防の上をなめて行く50cmの波は全く別物です。
津波のエネルギーはそれとは比較にならないほど大きいものだと私は改めて知りました。

彼の話は私には他人事ではありませんでした。
津波の心配がない内陸部でも停電で交通が麻痺し、主だった駅は帰宅できない人で溢れかえり主要道
路は徒歩で帰宅する人の列が延々と続きました。また停電で信号機が稼動せず道路は大渋滞でったのは皆
さんご存知のとおりです。

私たちは地震の際の非難方法を再度確認しておかなければならいようです。



ちなみに地震当日、横浜港では最大1.9mの潮の上下があったそうです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする