「奇跡のリンゴ」見ました♪・・・

　皆様、こんにちは！今日もまた寒い一日、お風邪など召されてはいませんでしょうか？？

私は、今日レンタルビデオ屋さんにいって、「五枚で１０００円！郵便返却代無料！！」と

いううたい文句につられ、五枚もレンタルしてきてしまいました。・・・。私は貧乏ですが、、

；；、・・・。七泊八日だからいいんです・・・。これで心の栄養になるのなら・・。元気がでるのなら・・。

　実際、最近の私は体の栄養より心の栄養が必要なのです。だから、最近話題の五品をチョイス。

日本アカデミー賞に入賞した何品かと、たいていの人は好きであろうディズニーの作品。それは・・。

「船を編む」、「許されざる者」、「奇跡のリンゴ」、「図書館戦争（実写版）」、「モンスターズユニバーシティ」。

 

　さて、どれを見ようかなと・・思い、「許されざる者」をはじめ見始めましたが・・・最初から流血で、食事時には

やめておいたほうがいいかもしれない冒頭だったので、ちょっとストップ。食事時でも大丈夫な

ものはどれかな・・。と、そういえば「リンゴ」は食べ物だし、ヒューマンドラマらしいからこれでいこう！！

と、見始め、・・数分後、食事の手が止まりました。凄い作品を見るときは飲食は自然と止まるのでした。

　たとえ食べ物を扱ったものだとしても。秀作というのはこういう作品をいうのかな・・・・。と、ぼんやり

頭の隅で思いつつ、一回もお手洗いに立たずに一気に見終えました。とにかくシナリオが非常に完成度が

高く、セリフも一言で見ている者の心をわしづかみにする吸引力がある、五分で夢中になる事請け合いです。

ヒロインの菅野美穂さんの、屈託のない笑顔でいいう「馬鹿じゃね？？」とちょっと青森独特の言い方がまた

可愛らしく嫌みがない、それから美人さんは化粧しなくても美人なんだなあ・・。などという関係ないことまで

かんがえました。ストーリーは、簡単に言ってしまえば、体の弱い奥さんのために無農薬リンゴを作ろう、という

ストーリーなのですが・・。簡単にああ、そう、そういうよくある夫婦の美談ね、そして最近はやりのエコね、などと

先入観を持ってみては欲しくない一品でした。とにかくストーリーが実話をもとにしてあるらしいから全くきれいごと

で済まない現実味がある。周りの人々からの村八分、極貧の哀しさ、クライマックスのあたりでは自死さえ考える

恐ろしさ、しかしそこの自死を考えたあたりから物語は急展開を見せるのです。

　ここのあたりはご興味を持たれた方はぜひレンタルでご覧になってみてください、ただ一言私が一番心に残った一言は、

主人公の、「なんでも一つの事に狂えば答えは見つかるんだなあ。」・・ここの狂えば、というのは映画に実際に出てきます、

しかし私にはこの「常軌を逸した」、とはためから見える主人公のある行動が、自然の一部としての、生き物のごく当たり前の

行動に見えました。最後のほうには、この「ゆがんだ」、と評される行動が実に自然な行動としてまた出てくるのですが、

全く「ふつうとちがう」行動としては描かれず、むしろ何かを悟った人特有の厳かな儀式のように淡々と描かれていました。

そこがまた私のツボにはまりました。

心に不都合のある方方は、別に大きな自然の視点から見れば不都合でもなんでもなく、ただものの見方が一風変わっているだけ、

だから他の方が何も知らずに「あの人心病んでるんだって、可哀そうね。」と上から目線でいえる立場ではないなと思いました。

・・・ええと、ちょっと脱線いたしましたが、大変に面白く自信を持ってお勧めできる映画でした。

ご興味を持たれた方は是非ご覧になってみてください、心のサプリメントになる、記憶に残る映画としてレンタル代などふっとんで

しまうかと思います。＾＾。それでは、また夕方になって冷え込んでまいりましたので、本当にお風邪に

お気をつけてください、こんなにつたない文章を長々と読んでいただき、誠に有難うございました！！

それでは失礼いたします＾＾！！