「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

「君が代」解雇するな!都庁包囲アクション 全国からのべ300人の参加

2007年12月26日 | 「日の丸・君が代」
朝8時半から19時まで熱気で寒さを吹き飛ばし、1日行動をやり抜きました。昼過ぎから終了まで、休憩時間にはみ出して、発言はとぎれることなく続き、「日の丸・君が代」を強制し、解雇の脅しで教員に戦争協力を強いる都教委に怒りをぶつけ、団結を固めることができました。アメリカやカナダからのメッセージも届きました。あと3ヶ月、できることは全部やりきろう!

 詳しい報告は
http://kaikosasenaikai.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/index.html#entry-22349729


親の会も申し入れ行動に参加して、「約束の時間ですから」と帰ろうとする教育情報課を「門前払いですか?」と押しとどめて申入書を渡しました。


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要 請 文
2007年12月25日
東京都教育委員会
委員長 木村 孟 殿
教育長 中村正彦 殿
委員 各位 

          「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会
杉並区阿佐谷南3-18-19 電話/FAX03-3391-6122

1.「10.23通達」による「日の丸・君が代」の強制をやめ、根津公子さん、河原井純子さんら教職員への処分を撤回してください。根津公子さんを解雇しないでください。

9月29日、沖縄では、11万人が参加して、教科書検定撤回を求める沖縄県民大会が行われました。「たった1行かもしれないが、そのなかに失われた尊い命があり二度と戦争を繰り返してはいけないという沖縄県民の強い思いがあるのです。ウソを真実と言わないでください。次の世代に真実を伝えたいのです」。この高校生の照屋さんの県民大会での発言は、現在、杉並区で使用されている「つくる会」の歴史教科書の採択撤回を求めている私たちの思いでもあります。また、沖縄戦の証言者は、「集団自決を『殉国美談』にして、『お国のために命を投げ出すのが正しい』という教育を復活させてはならない」と語っています。なぜなら、戦争は教育から始まるからです。

昨年、予防訴訟における9.21判決では、「我が国において、日の丸、君が代は、明治時代以降、第二次世界大戦終了までの間、皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてきたことがあることは否定し難い歴史的事実であり、」と「日の丸・君が代」が先の侵略戦争のシンボルであったと認めています。教職員への「日の丸・君が代」の強制は、軍国主義教育の始まりです。「お国のために命を投げ出すのが正しい」「生きることが絶望」なんていう教育は絶対に間違っています。「子どもたちを再び戦場に送るな」と「君が代不起立」でたたかう教職員こそ正義です。直ちに10.23通達を撤回し、教職員への処分を取り消してください。根津公子さんを解雇しないでください。
 
2. 都立中高一貫校での「つくる会」教科書採択を撤回してください。

3. 子どもたちを競わせる学力テストは中止してください。

4. 営利企業の宣伝誌「エコリ」(サンケイリビング社)の公立小学校での配布に反対です。都教委は「エコリ」にお墨付きを与えるのをやめてください。

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