「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

根津さん・河原井さんらの「君が代」解雇するな!12.25都教委包囲アクションへ

2007年12月21日 | 「日の丸・君が代」
 来年3月、根津さんの「君が代」解雇をさせないためにご協力ください。、
★12月25日に都庁前ワンデーアクションが呼びかけられています。ぜひご参加を!
12月25日(火)8時~9時ビラまき/都庁第二庁舎 12時~19時/都庁第一庁舎前(北側)の歩道
根津さん河原井さんらの「君が代」解雇させない都庁前ワンデーアクション
☆幟・ゼッケンなどがあればご用意を ☆短時間の参加でもかまいません。
詳しくはhttp://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/

★「解雇させない会」が、河原井さん根津さんらへの不当処分を行わせないための新聞意見広告を掲載することになりました。掲載は来年2月頃。資金をできるだけ12月中に集めたいとのことです。周りのかたにも呼びかけてください。
★「希望は生徒」根津さんの自伝が出版されました。(影書房定価 1700円+税)「日の丸・君が代」のたたかいだけでなく、家庭科の授業での様子など、根津さんのあたたかい人柄が伝わってくるおすすめの1冊です。図書館にリクエストしましょう。
★裁判の傍聴は◎12月27日(木)/10:30~15分ごとに3つ裁判があります。いずれも東京地裁710号法廷にて
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 たたかいは海を越えてひろがっています。このブログでも紹介しましたが11月3日 翌日の労働者総決起集会に参加するために来日したアメリカや韓国の教育労働者と日本の教育労働者の国際連帯交流集会が開かれました。キーワードは「教え子を戦争に送らない!生徒を軍隊に渡さない!」です。感想が寄せられました。

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「子どもを軍隊に渡さない」
日.米.韓教育労働者交流集会に参加

 日米韓、3カ国語の同時通訳を介しての討議という、本来なら難しい設定でありながら、パネルディスカッションの進行とともにそのような困難があったことなど忘れてしまうほどに深い議論が進み、世界で共通する問題性と闘いの方法について、会場中が集中していました。ことに、根津さんたちの闘いに連帯するために来日してくれた、ロサンゼルス統一教組CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)のアーリーン・イノウエさんの発言には強く感銘を受けました。
 アメリカでは数百万の貧しい子どもには食べ物も家も健康保険もなく、中南米系・アフリカ系の若者は大学に行くより刑務所に行く方が多いという状況。そして公立学校にかけられる予算の3倍もの金額が有色人種の青年の募兵活動に使われているというのです。
 彼女が働く高校は中南米系の人口が98%を占める貧しい地域にありますが、卒業生の就職状況が悪いことにつけ込んで軍の募兵官が自由に徘徊し、戦争賛美のポスターを張り巡らし、宣伝用の物品をばらまき、生徒につきまとっては奨学金や市民権を餌に釣りあげていました。『落ちこぼれゼロ法』によって生徒の個人情報が国防省に垂れ流しだったのです。そういう状況に憂慮し反対している小さい組織はいくつもあったのですが、ばらばらに活動していただけだったのを、彼女はCAMSにまとめあげて大きな力とし、ロサンゼルス地域の50以上の学校で校内での募兵活動に制限をかけることに成功したというのです。
 また、彼女たちは、公教育の民営化にも反対しています。以下、彼女の発言から引用します。「・・・学ぶ喜びが学校から消滅していきます。個々人の必要性を考慮することもなく、硬直的で懲罰的なテストによって生徒が評価されているからです。『落ちこぼれゼロ法』は、名称とは逆に、制裁と懲罰に道を開き、公的資金を民営教育機関に流し込んでいくものです。教科書やテスト、家庭教師などの企業が、子どもを犠牲にし、また学業成績が低いといって教員を責めることによって利益を上げているのです。・・・」
 日本で、東京で、杉並で、われわれが今直面していることは、アメリカではすでに行われているのです。つまり、我々にとっても、民営化の次に来るのは学校内での募兵であるということでしょう。アメリカでの闘いから学べるものはとても大きいと思いました。(H)

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