夢幻飛行

写真撮影の試行錯誤日記が中心
基板交換と言われつつ何年も騙しだまし使いつつ、ようやくPENTAX KFに買い替え奮闘中

師匠に惚れる時

2005年02月04日 | 日々徒然思うこと
今通っているレッスンでは、エレクトーンのアレンジのアドバイスを頂いているような感じで進んでいます。
今日持って行った曲は、「ブラーチア」に続いて、鋼の錬金術師サントラシリーズで「帰路」。
ピアノ向けアレンジの楽譜がありまして、とりあえずそれとオリジナルであるサントラのCDを持参。
まずは、ピアノ向けにアレンジされたアレンジャーさんに敬意を。
CDを一通り聴いて、楽譜を見て、なにやら腑に落ちない点があるらしい様子のO師匠。
単調なスローテンポの曲で、転調を重ねて感じを変えていく曲なんですが・・・。
楽譜に書かれている調性と言うか調号に、首をひねりながらカデンツを分散で弾き始められました。

確かに、I度、IV度、V度といった風に、きっちり割り切れないコード。
調号無しの部分(つまり、ハ長調)なのに、Cで終わってない。
アレンジャーさんでもあるO師匠には、と言うより、私も不思議な感じがするこの「帰路」は、流石JOC(ヤマハのJunior Original Concert)出身の大島ミチルさんの曲です。
音楽理論じゃなくて、感性で創られているに違いないと思わずにはいられません。

最後まで分散のカデンツを弾きながら、悩まれたままの師匠。
でも、結局、これで良いんだということに落ち着き、「良い勉強をさせて頂きました」と、謙虚な姿勢はいつも通りで(笑)。
カデンツを弾かれていた時の音色はピアノ系で、ちょっとソフトな感じでした。
それを分散で延々と一曲丸ごと。
それも私と静かにぼちぼちと会話をしながらでしたし、不思議な曲調だったりしますので、まるで私は催眠術か何かに掛かったようで、ホワ~ンとなってしまいました。
♭が3つだろうが#が4つだろうが、コードネームこそ楽譜に書いてはありましたが、それをいとも簡単に、私に話しかけ、奏でながら調性を探られていた先生のお姿に、もうクラクラでした。

残念ながら今年のバレンタインのチョコはO師匠に差し上げる機会がないものですから、今回はパスですけどね。
さて、もうひとつのお稽古事である写真の方のM師匠は、こんな風に私をクラクラさせて下さることって、あるのでしょうか?(笑)
先日の勉強会で撮ったお雛様の写真が、師匠と私の二人の写真を重ねたら、ピッタリと重なるんじゃないかと思うぐらい一緒のがありまして。
それ(私が撮った写真)を見て「これ、俺が撮ったヤツ?」と訊ねる師匠。
「いえ、違います」とすかさず言って下さったのはS先生。
そしたら苦笑して「だって、こんなん、撮ったもん」と言い訳がましくM師匠は仰いました。
それから「流石! Goo!」と。
ありがとうございます。
そのご様子にクラクラは来ませんけど、今回ばかりはお褒め頂いたと、素直に受け取っておきますね。
ピッタリ重なるように撮れるなんて、奇跡に近いです。
これはクラクラものですよ。


さて、暫くブログも休んで、ちょっと充電できたか?
忙しい時は、無理せず休むことにしました(笑)。
楽しみながら書かなきゃねぇ~♪


コメント (3)
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