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◎日本の製鉄の走りのたたら   もののけ姫も関わる

2012年08月28日 12時22分49秒 | 色んな情報
◎日本の製鉄の走りのたたら   もののけ姫も関わる
★たたら吹き(たたらぶき)http://p.tl/5xv4
日本に古くからある鉄を得る手法である。これは砂鉄から和鋼を製造する日本独自の製鋼法である。
★日立金属トップページ > たたらの話 http://p.tl/z0jF
★もののけ姫 - 「宮崎駿」のアニメ映画 「たたら場」が舞台となる。http://p.tl/ktc3
★(けら)http://p.tl/wyQ9
日本で古来から踏鞴吹き製法(押し)により砂鉄からつくられた粗鋼。
★地団駄(じだんだ)http://p.tl/tzwU
多く地団駄を踏むの連語で用いられる用語で、自分の愚行をひどく後悔し悔しがって足を踏み鳴らす様子を言う。転じてそのような状況に陥った時の気持ち自体を言う事もある。地団駄そのものが地団駄を踏むの意味合いで用いられる事も多々ある。英語ではkick oneselfが意味として近い用語。
地団駄の由来は地踏鞴(じたたら)が音便変化したものである。
詳細は「地踏鞴」を参照
「駄々をこねる」の由来でもあり、「地団駄(じだんだ)」からさらに音便変化し「駄々(だだ)」になったとされる。
★地踏鞴(じたたら)とは、ふいごの一種である。http://p.tl/TYHw
★駄々(だだ)http://p.tl/fdG4
分別を欠いた我儘な行動を表す言葉である。「駄々を捏ねる」の慣用句も作る。
辞書の多くは子供に対して用いられるとしている。ただし実際にはそれを基本としながらも、我儘で子供っぽい成人に対しても応用例として用いられる事も多々ある。成人の場合一種のギャグに対するツッコミとして用いることもある。また、軽蔑的な意味合いがあるため、他の国や政治家に対する批判用語としても駄洒落的な意味合いを以って用いる事もある。
語源として最も有力な説は地団駄(じだんだ)が音便変化したという説である。その次に有名なものは「いやだ、いやだ」の略語と言う説である。また、ダダイズムの略語であると言う話もあるが、これは俗説である。
「駄々っ子」という用語もあるが、これに関しては少し意味合いが違う模様である。やはり軽蔑的な意味合いで用いられる事が多いのであるが、一部ではむしろ好感を持つものとされており、その傾向は駄々とは異なる。しかし我儘という点ではいずれも共通している。
★踏鞴製鉄(「鑪(たたら)」 せいてつ)http://p.tl/2DJG
(英:tatara iron making method)とは、世界各地でみられた初期の製鉄法で、製鉄反応に必要な空気をおくりこむ送風装置の鞴(ふいご)がたたら(踏鞴)と呼ばれていたためつけられた名称。
★鞴(ふいご)http://p.tl/Cx2Y
気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。
★送風機(そうふうき)http://p.tl/v8PL
気体に運動エネルギーを与えたり圧力を高めたりする流体機械のうち圧縮比2未満のものをさす。
★バグパイプ(bagpipe/bagpipes もしくはバッグパイプ)http://p.tl/ksot
リード式の民族楽器で、簧(リード)の取り付けられた数本の音管(パイプ pipe)を留気袋(バッグ bag)に繋ぎ、溜めた空気を押し出す事でリードを振動させて音を出すものである。 バグパイプの発声原理は有簧木管楽器と同じであり、一種の気鳴楽器ではあるが、必ずしも一般的な意味での「吹奏楽器」ではない。
★鉄の製鉄法 http://p.tl/S9Bx
鉄の製錬はしばしば製鉄と呼ばれる。簡単にいえば、鉄鉱石に含まれる様々な酸化鉄から酸素を除去して鉄を残す、一種の還元反応である。アルミニウムやチタンと比べて、化学的に比較的小さなエネルギー量でこの反応が進むことが、現在までの鉄の普及において決定的な役割を果たしている。この工程には比較的高い温度(千数百度)の状態を長時間保持することが必要なため、古代文化における製鉄技術の有無は、その文化の技術水準の指標の1つとすることができる。
★たたら【踏=鞴/蹈=鞴】
1.足で踏んで空気を送る大形のふいご。鋳物師が用いる。
2.(「鑪」とも書く)1の装置をした砂鉄精錬炉。
★たたら(たたら) [ 日本大百科全書(小学館) ] .http://p.tl/Sr4L
わが国の平安時代、10~11世紀の和歌や物語に、鋳物師がたたらを踏んで鉄を溶融・鋳造することが出てくる。このたたら(踏鞴の文字をあてる)は、木炭を燃料とする鋳鉄溶融用の炉に送風するための足踏み式ふいごである。たたらふいごを用いた炉もたたら(鑪)とよばれた。わが国での鉄器の使用は弥生(やよい)時代とともに始まったが、国内での製鉄は6世紀後半から福岡県西部および岡山県吉井川上流山地などで、砂鉄から木炭を燃料兼還元剤とし海綿鉄塊を生産することが始まった。7世紀後半から律令(りつりょう)時代にかけて、地方産鉄の中央政府への貢納が行われたことは、古文献に記載されており、出土木簡で実証された。産鉄地は中国地方山地、能登(のと)半島、鹿島灘(かしまなだ)沿岸、琵琶(びわ)湖北方山地、福岡県西部、熊本県北部、利根(とね)川上流丘陵地などであった。中国地方山地の8~9世紀の製鉄遺跡の炉跡は、平面形が長方形ないし長楕円(だえん)形をなしている。広島県北広島(きたひろしま)町大矢遺跡(10世紀)の製鉄炉跡では、長方形炉跡の下部に、近世のたたら製鉄炉の地下構造に類似した構造、および炉の両側にふいご用台座らしい場所が認められた。これらの炉では、たたらふいごを用いて砂鉄から鋳鉄を生産したものと考えられる。[ 執筆者:原善四郎 ]
★ふいご(ふいご) [ 日本大百科全書(小学館) ] .【鞴・吹子】
金属やガラスなどの精錬、加工用に使う簡単な送風装置。空気ポンプの一種で、小さな手風琴型ふいごは手工業用、実験室用のほか、ビニルプールの空気入れなどに使われている。古語では「ふきかわ」(吹皮)とよぶように、もともと皮袋を意味し、タヌキやシカの皮がおもに使われた。紀元前1500年ごろのエジプト王の墓標にもすでに皮袋型のふいごが刻まれている。『日本書紀』の天岩戸(あめのいわと)の条には、シカの皮で「天羽鞴(あめのはぶき)」をつくったことがみえている。
世界各地で、原始、古代人が自然風力や、扇、吹き竹、吹管(すいかん)などのかわりにふいごを使い始めてから、人類の金属文化は飛躍的に前進した。日本では「まがね吹く吉備(きび)」ということばが『古今和歌集』などに出てくるが、「吹く」とは金属の精錬のことで、そのもっとも重要な道具の一つがふいごであった。鍛冶(かじ)、鋳物(いもの)業の人々が今日でも陰暦11月8日に「ふいご祭り」を祝うのは、ふいごが古代から冶金(やきん)業の象徴、技術発展の中心であったことを示している。
近世初めには、把手(とって)を手で押し、また引いて、長方形横型の木箱の中に気密に取り付けたピストンを動かして風を押し出す、日本固有の「吹差(ふきさし)ふいご」が普及し、大坂天満(てんま)には「鞴屋町」とよぶ職人町ができるほど、専門の大工が多かった。『鉄山必用記事』(『鉄山秘書』ともいう)によると、「吹子は大坂助右衛門作の細工、風疾(はやく)て遣吉(やりよ)し」とも、「大坂天満、吹子屋助右衛門と言者(いうもの)、数代是(これ)を作り、京都江戸、其外(そのほか)も諸国元之(これ)を賦布(ふふ)す」ともある。しかしまた「鞴は其所々(そのところどころ)によりて違(ちがう)事あり、凡(およそ)鉄山程(ほど)吹子の風好物(かぜをこのむもの)はなし、金、銀、銅、皆鞴を用(もちう)れ共、細工最(もっとも)安きなり」とあるように、送風装置としてのふいごは製鉄業の場合に典型的な発展を遂げた。
吹差ふいご(または「さしふいご」)と並んで、ことに中国地方で広く使われた製鉄用ふいごに「踏鞴(ふみふいご)」がある。踏吹(ふみふ)きとも踏(ふみ)たたらともよぶが、大きな嶋板(しまいた)の中央に支点があり、その左右を交代で踏み、上下運動することによって送風する仕組みになっている。これがもとになり、ちょうどシーソーのような「天秤(てんびん)ふいご」が出現した。17世紀後期(貞享(じょうきょう)・元禄(げんろく)年間)の発明とされ、踏鞴の嶋板を中央から切って二つの部分に分け、その支点である軸を板の前後の両端に移し、左右2枚の嶋板の運動を連係させる釣り鉤(かぎ)を頭部に設け、ちょうど天秤ばかりのように、一方が下がると他方の板が自然に上がる仕掛けである。この発明によって、番子(ばんこ)とよばれる送風労働者の数は半減し、逆に鑪(たたら)とよばれる製鉄炉の容量はかなり大きくなり、生産力は画期的に高まった。こうして中国地方の製鉄業経営(砂鉄精錬を中心とする「たたら」吹き)は、18世紀後半(宝暦(ほうれき)~天明(てんめい)期)の吹差、天秤両ふいごの混在の時代を経て、天秤ふいご時代へと変わっていった。
この送風装置は、砂鉄から鉄をつくる場合には適しても、鉄鉱石を還元し、安定的に溶銑(ようせん)(溶融状の銑鉄)の量産を図るには不向きである。1850年代(安政(あんせい)年間)に鹿児島や釜石(かまいし)に最初の洋式高炉(溶鉱炉)が築かれると、水車を動かして連続的に送風することが考えられ、縦長の木製の箱にピストンを仕掛け、これを水車に連結する方法が採用された。幕末の釜石の『橋野高炉絵巻』にその例がみられる。西欧の近世の高炉送風では、水車を動力にしても手風琴型の皮袋が一般であったのと比較すると、ヨーロッパの技術に学びながら日本在来の土着技術を巧みに生かしていったありさまがわかる。
製鉄用送風はその後、蒸気力、ガスタービン、電力駆動などにかわる。これに伴って、ふいごも各種の送風機へと変革されることになる。[ 執筆者:飯田賢一 ]

★製鉄遺跡(せいてついせき) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
鉄または鉄器の生産に関する遺跡。生産用具や武器に鉄器が用いられる弥生(やよい)時代から、製鉄遺跡の存在が推定されるが、この時代の遺構は検出されていない。製鉄遺構の調査例で最古のものは6世紀後半であり、製鉄炉、作業場、廃滓(はいさい)場、燃料置場がセットをなしている。製鉄原料には赤目(あこめ)とよばれる砂鉄(さてつ)が、燃料にはアベマキが用いられた。砂鉄を得るための鉄穴(かんな)流し(水流による比重選鉱)の遺構は中国地方に多いが、この時期にはすでに用いられた可能性がある。
このころの和鉄製錬は、地面を掘って築いた野炉(のろ)で砂鉄と木炭をあわせて溶融したものといわれるが、中世になると「たたら」(鑪)を築いて、いわゆるたたら製鉄が行われるようになった。なお鉄穴流しの手法は江戸期まで用いられた。製鉄関係遺跡として鍛冶(かじ)遺構がある。これは鉄素材から鉄製品を完成させたり、鉄器を修理したりするものである。調査例の上限は6世紀後半であるが、鉄滓は5世紀初頭、鍛冶具は5世紀後半からそれぞれ古墳に供献されているから専業的生産の開始はこのころと推定されている。
製鉄遺跡から出土する遺物には、羽口(はぐち)(溶鉱炉に熱風を吹き込む)、鉄滓、土器があり、鍛冶遺跡からはこのほか鉄鉗(かなはし)、鉄床(かなとこ)、鉄槌(かなづち)、たがね、砥石(といし)が出る。
古代の製鉄遺構には『日本霊異記(りょういき)』などから、鉄鉱石採掘遺構が存在すると思われるが、遺構の明らかにされた調査例はいまのところない。古墳時代の製鉄遺跡の典型例は、岡山県津山(つやま)市神代(こうじろ)の大沢池南遺跡であり、7層の作業面を検出している。[ 執筆者:今井 尭 ]

★廃滓(はいさい) [ 日本大百科全書(小学館) ] .
鉱山、製錬所、化学工場などから出る泥状の廃棄物。金属鉱山では採掘したままの鉱石は多量の不用な鉱物、岩石を含み、そのままでは利用できず、細かく粉砕して単体分離を行ったあと、浮遊選鉱その他の方法で選別し精鉱を採取する。このとき大量の廃滓が生ずる。精鉱中にもなお不純物が含まれ、製錬によって金属を採取した残りが廃滓(スラグという)となる。アルミ製錬における「赤泥(せきでい)」もその一つであり、製鉄廃滓としては高炉滓、転炉滓などがある。これらの廃滓はわが国全体では1976年度(昭和51)で年間5000万トンにも達し、その処理、処分が問題である。鉱山では廃滓ダム建設用地の取得に困難をきたし、臨海工場でも埋立てがままならぬ状態である。セメント原料、土建材料、土壌改良剤などへの有効利用が一部なされているが、最近、製鉄廃滓を細骨材にする研究が進められている。[ 執筆者:麻生欣次郎 ]

★たたらの歴史 - 和鋼博物館 http://p.tl/u9p9 http://p.tl/ADNE http://p.tl/VMJE
★たたらの話 > たたらの由来 http://p.tl/0G8g
★菅谷たたら山内‐公益財団法人 鉄の歴史村地域振興事業団 http://p.tl/3yVw
★たたら1 http://p.tl/fFmg たたら2 http://p.tl/qKRw
★たたらって何? 「たたら」ってどういう意味? http://p.tl/kddn
★4, タタラ製鉄 - 「もののけ姫」を読み解く http://p.tl/LQzZ
★たたらの里 奥日野 http://tatara21.com/index.php
★多々良(たたら)http://p.tl/eucB
・意味
◎多々良 - 多々羅とも表記するが、「たたら吹き」という日本の古式製鉄をさす。多々良については、たたら吹きを参照。また現在では近代的な溶融高炉の製鉄に対しての、世界各地に発生した古式の送風による製鉄の、一般的な日本語の名称として鑪・踏鞴とも表記する。ただし、鑪・踏鞴・多々良・多々羅も「たたら」であり、古くはどの漢字を充てたかの違いにしか過ぎない。詳しくは踏鞴製鉄を参照。
   ・多々良場 - 日本の古式製法でおこなわれる、その設備を備えた製鉄所のこと。たたら場とも表記する。
   ・多々良を踏む - 足がもつれる。または躓く(つまづく)こと。本来は多々良場の融鉄作業の送風のための鞴(ふいご)という機器を踏む動作(踏鞴・たたら)に、似ていることの比喩から生まれた、例えとしての言葉。
・固有名詞としての名称
   ・多々良 (企業) - 熊本県熊本市に本社を置く建設会社。
   ・ウェーク (砲艦) - 日本軍に捕獲され「多々良」となったアメリカ海軍の河用砲艦。
   ・多々良町 - 福岡県糟屋郡にあった町。現福岡市東区。
   ・多々良村 - 群馬県邑楽郡にあった村。現館林市。
   ・多々良駅 - 群馬県館林市にある東武伊勢崎線の駅。

★転義法(てんぎほう)(比喩から転送)http://p.tl/U2oe
 転義法(てんぎほう)あるいは転義(てんぎ)(英、trope)とは、修辞学の修辞技法の一種で、例えば、言葉を文字通りの使い方あるいは標準的な使い方とは別の方法で用いることを指すための学術的な用語。
日本語で通常「比喩」「比喩的用法」あるいは「喩」などと呼ばれているものは、およそこれに相当する。洒落も転義法に含まれる。
★修辞学(しゅうじがく、英語:rhetorica)http://p.tl/OpJP
弁論・叙述の技術に関する学問分野。レトリック、雄弁術、弁論術、説得術とも。
★修辞技法(しゅうじぎほう)、http://p.tl/0xSA
または文彩(ぶんさい)、あや (英語・フランス語:Figure)とは、スピーチおよび文章に豊かな表現を与えるための技法のこと。
★レトリック http://p.tl/TEMs
・修辞学
・修辞技法
・弁論術 (アリストテレス)

★洒落(しゃれ)http://p.tl/VYsD
垢抜けていること、気の利いていること。洒落の利いていることを洒落るという。
語源は、一説には、「曝れる(しゃれる)」、つまり「曝される(さらされる)」の意味で、曝されて余分なものがなくなったということからという。

★たたら吹き(たたらぶき)http://p.tl/5xv4
日本に古くからある鉄を得る手法である。これは砂鉄から和鋼を製造する日本独自の製鋼法である。

★たたら館(たたらかん)http://p.tl/iP-U
かつて岩手県久慈市に存在した砂鉄資料館。1986年10月に久慈砂鉄の会が中心となって開館したが、建物老巧化のため2008年1月11日に閉館。
★たたら研究会(たたらけんきゅうかい)http://p.tl/o9Gc
日本の製鉄業の歴史を総合的に研究史、資料の蒐集保存を図ることを目的として設立された団体。
事務局を広島県東広島市鏡山1-2-3広島大学文学部考古学研究室に置いている。
★備中国新見庄「たたら」http://p.tl/ZX3u
★奥出雲 たたらと刀剣館 | 奥出雲ごこち http://p.tl/sl1Y
★踏鞴を踏む(たたらをふむ)の意味・語源・由来を解説
【意味】たたらを踏むとは、的が外れたため、勢い余って空足(からあし)を踏む。
【たたらを踏むの語源・由来】
たたら(踏鞴)は、金属の精錬・加工に必要な空気を送り込む大型の送風器「ふいご(鞴)」のことで、足で踏んで空気を吹き送る。
たたらを勢いよく踏むさまが、空足を踏む姿と似ていることから、勢い余って踏みとどまれず数歩あゆむことを「たたらを踏む」というようになった。

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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道リスペクト)
2024-09-16 10:21:58
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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