1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part4)

2017-12-22 13:04:02 | 日記
1 リスクアセスメントとリスク低減措置
(3)リスクの見積り 

②リスクの見積り
リスクの見積りは上に書いてある要素を考慮して行うが、代表的な見積りの例としてはマトリクスを用いる方法、
数値化による方法、リスクグラフによる方法などがある。ここでは、数値化による方法を紹介する。

ア 負傷又は病気の深刻度
負傷又は病気の深刻度は、休業日数等を目安に、一例ではあるが次のように設定をするとわかりやすくなる。



イ 発生の可能性の度合
「発生の可能性の度合い」は次のように設定をするとわかりやすい。



また、「発生の可能性の度合い」を「危険状態が発生する頻度」と「危険状態が発生した時に災害に至る可能性」に
分ける場合には、次のように設定をするとわかりやすい。



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リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part3)

2017-12-22 09:59:10 | 日記
1 リスクアセスメントとリスク低減措置
(3)リスクの見積り 

①リスクとは
ここでいう「リスク」とは「危険性又は有害性によって生じるおそれのある負傷又は病気の深刻度及びその発生の可能性の範囲」と定義される。
「負傷又は病気の深刻度」とは、たとえば、「致命的」、「重大」、「中程度」、「軽度」など、その程度を示している。
また、「発生の可能性の範囲」は、「極めて高い」、「比較的高い」、「可能性あり」、「ほとんどない」といったように、可能性の範囲を表している。
このそれぞれの要素により、リスクの大きさを見積り、低減のための優先順位の決定がされる。

中央労働再開防止協会では、この「発生の可能性の範囲」をさらに2つの要素
「危険状態が発生する頻度」
「危険状態が発生した時に負傷又は病気の深刻度(以下「災害」という。)に至る可能性」
に分けられている。
このうち「危険状態が発生する頻度」は色々行われている作業の中には危険状態が発生しやすい作業とそうではない作業があるため、
作業そのものの危険性を考慮したものである。
したがって、作業が行われる頻度をいうものではない。

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