1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

4章 職長の職務 適正配置 その1

2017-12-13 13:06:10 | 日記
1 適正配置の重要性


(1)適正配置とは

職長は、部下の作業者を通じて業務を遂行する。したがって、仕事の条件に対して、
一人ひとりの持っている労働能力、知識、経験、体力などを生かすように配慮して、
仕事が最も順調に進むように作業を割り当てることが必要である。
この仕事の条件と作業者の能力の両面から最もよい条件を考えて、
仕事の割り当てをしていくことを適正配置という。
職長にとって適正配置は重要な職務と言える。


(2)適正配置で職場の活性化
人は、仕事を通して上司、同僚や家族から認められたい、尊敬をされたいと思うし、
自分の人生の目的や目標を達成したいをいう夢を持っている。したがって、
自分の能力や希望にあった仕事に就いたときには、やりがいを感じ、
その仕事をやり遂げたことで成功感や達成感を味わう事ができ、職場が活性化する。


このように適正配置に努める事は、品質や能率の向上や事故災害の減少となって現れてくる。
よって、人の扱い方、ローテーションなどとともに労務管理の重要な項目と言える。

① 技術革新によって職場のあり方が大きく変わってきている。機械設備の自動化や大型化、
複雑化、専門化などが進んでおり、作業者が習得をしなければならない知識、
技能も高度化してきており、かつ専門化してきている。


②また、危険有害業務では、労働安全衛生法によって、資格を持っている者でなければ就業できない
作業が数多く定められている。


③職場の合理化が進み、一人ひとりの業務範囲が広くなっており、一人でいくつもの
資格を習得することも必要になってきている。

すなわち、適正配置は、作業者一人ひとりの能力開発とヤル気の育成に結び付くだけではなく、
労働災害の防止にも貢献をする。
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3章 職長の職務 作業手順の定め方 まとめ

2017-12-13 10:24:10 | 日記
作業手順の定め方をまとめると


1 職長は自ら中心になって作業手順を整備する。
2 部下に作業手順の大切さを教え、それを守ることの重要性を教えて順守させる。
3 作業内容が変更になった場合は、必ず作業手順を見直し、改定して、周知徹底する。
4 自分の職場だけでなく、類似作業をしている他の職場でも、事故や災害があった場合は、関連する作業の手順書を見直して、必要があれば改定し、事故災害の概要を記載する。
5 非定常作業でも、終了時点で今後参考になる要素作業については、作業手順として記録しておく。
6 職場にある作業手順書の定期的な見直しをルール化し、役割分担を決めて実施する。
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