1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第2章 監督・指示の方法 その3

2017-12-01 13:02:46 | 日記
職長の職務は、「人」や「物」および「作業」を適切に管理をすることで、作業者の安全衛生を確保をしながら、決められた期限内に、
決められた品質のものを、決められてたコスト(費用)で生産を行うことである。
そのためには、自分に与えられている権限と資源を最大限に有効活用することが必要となってくる。

そのためには、現場を監督する者としての能力を身につけなければいけないでしょう。
これが「監督力」と呼び、次のようなものがある。

それでは、日常の監督業務の中では、「監督力」をどのようにすれば発揮をするかを考えてみる。

2 監督体制の整備

職長の業務は、計画(Plan)→実施(Do)→チェック(Check)→改善(Act)という管理サイクル(以下、PDCAと略します。)を
監督力を使って進めるものである。しかし、職長がすべての業務を一人で行う事は到底できない。
よって、組織の一人ひとりに権限と責任を与えて役割分担を決めて実行をする。
これが「監督体制の整備」である。これをおこなうことによって、作業者の労働能力を最大限に活用ができ、
さらには部下の能力向上が期待できる。

しかし、権限を委譲したといっても責任が部下に移るものでもない。
その仕事全体の責任は、あくまで職長にあることを忘れてはいけない。

権限を委譲した場合には必ず直接報告をさせ、結果のチェックと部下の努力に対するねぎらいの言葉をかけることを忘れてはならない。

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第2章 監督・指示の方法 その2

2017-12-01 10:08:55 | 日記
職長の職務は、「人」や「物」および「作業」を適切に管理をすることで、作業者の安全衛生を確保をしながら、決められた期限内に、
決められた品質のものを、決められてたコスト(費用)で生産を行うことである。
そのためには、自分に与えられている権限と資源を最大限に有効活用することが必要となってくる。

そのためには、現場を監督する者としての能力を身につけなければいけないでしょう。
これが「監督力」と呼び、次のようなものがある。

それでは、日常の監督業務の中では、「監督力」をどのようにすれば発揮をするかを考えてみる。


1.日常業務における監督力の発揮

日常業務は次の3段階に分けられ作業が進められる。

 (1)準備作業段階
1 作業計画や作業指示書などに基づいてどのようにして作業を進めていくかを計画していく、また準備をする段階である。
2 計画に基づいて作業者の配置や機器工具、材料の準備、必要な指示、連絡などを万全にて進める。
3 朝礼もしくは始礼の場で、前日の反省と当日の作業の指示、連絡、健康確認などを行う。
4 現場ではツール・ボックス・ミーティング(TBM)、KYミーティングを行うことで作業の危険回避の手段を明らかにしてから、
作業開始の指示をし、設備機械の点検から始める。


(2)本作業段階
1 作業中は状況に応じて現場をパトロールをし、作業員の作業が指示どおりに行われているかを確認をし、
必要があるなら修正のための指示、指導を行う。
2 パトロール中に不安全行動・不安全状態を発見した場合は、直ちにその場で修正をしなければいけない。


(3)後始末作業
1 作業の修了に当たっては、仕上がり具合、作業後の整理・整頓状況、作業者、設備などの異常の有無を直接調べて、
報告書や点検記録などの報告書類に目を通して報告を聞く。
2 終礼では全員にその日の結果とまとめ、反省を行い、翌日の仕事の計画と配員を指示をする。
3 職長は上司への報告や関連先との連絡等を行い、翌日の作業計画と準備にとりかかる。

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