1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第2章 監督・指示の方法 その1

2017-11-30 13:01:27 | 日記
職長の職務は、「人」や「物」および「作業」を適切に管理をすることで、作業者の安全衛生を確保をしながら、決められた期限内に、
決められた品質のものを、決められてたコスト(費用)で生産を行うことである。
そのためには、自分に与えられている権限と資源を最大限に有効活用することが必要となってくる。

そのためには、現場を監督する者としての能力を身につけなければいけないでしょう。
これを「監督力」と呼び、次のようなものがある。

 6つの監督力とは

知識技能の力
状況を総合的に把握や判断をして、対応できる問題解決力
指導力
コミュニケーション能力
人を育てる力
リーダーシップを発揮し、ルール違反者には厳しくいさめる実行力

である。
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指導・教育の進め方 その9

2017-11-30 10:02:19 | 日記
職長の教育とは「育てる」ことに目的がある。指導・教育をしてもルールを無視をし相変わらず以前と同じ危険な作業をしていては、指導・教育の効果がなかったと言える。
効果が上がる「指導・教育」を実施するためには、次に述べるOJTのことも大切である。

まとめ

1.「指導・教育」の目的は、「相手を育てる」ことであり、職場の状態を良い方向に変えることである。

2.「指導・教育」を効果的に進めるためには、
 (1)必要性の把握
 (2)目的、目標を明確にする
 (3)計画を立てる
 (4)準備をする
 (5)指導・教育の実施をする
 (6)評価をする
という、6つの手順に従って進めなければならない(この6つの手順はOJTでも適用ができる)

3.教え方の4段階法、教えるときの8原則をよく理解をして実行をすれば、良い教え方ができる。

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指導・教育の進め方 その8

2017-11-29 13:00:10 | 日記
職長の教育とは「育てる」ことに目的がある。指導・教育をしてもルールを無視をし相変わらず以前と同じ危険な作業をしていては、指導・教育の効果がなかったと言える。
効果が上がる「指導・教育」を実施するためには、次に述べるOJTのことも大切である。

OJT
職長が作業者を指導・教育をするときに「OJT(On the Job Training)」が効果的である。
教育の必要性が明らかになった特定の個人・グループについては、
現場の作業中に個別で指導を強化していくもので、次にあげるような機会を見つけては行う。

1 始業時、
2 仕事の変わり目、
3 仕事が手持ちになって時間に余裕ができたとき、
4 指示を与えるとき、
5 報告を受けたとき、
6 職場会議や小集団行動のとき、
7 仕事について質問してきたとき、
8 一緒に仕事をするときなど、あらゆる機会をとらえて指導することで成果を上げ、人間関係も良くすることができる。

OJTは、作業手順に沿って、急所をしっかりと理解をしてもらうことが「コツ」であり、
できるまで何度も繰り返すことで教えることができる。
頭ごなしに叱ったり、怒鳴り散らしたりするよりも褒めることが重要なことである。
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指導・教育の進め方 その7

2017-11-29 10:05:00 | 日記
職長の教育とは「育てる」ことに目的がある。指導・教育をしてもルールを無視をし相変わらず以前と同じ危険な作業をしていては、指導・教育の効果がなかったと言える。
効果が上がる「指導・教育」を実施するためには、次に述べる順序で進めることが大切である。

効果的な指導・教育を進めるための6つの手順

6.評価・改善
指導・教育の第6番目の段階は、教育効果の評価をすることである。最初にも示しているが、教育の目的は指導・教育をすることで相手を「育てる」ことである。
教育をしたことで相手がどのように変わったのかを確認していくのは「教育の評価」なのである。

評価の目的とは、テストなどで学習程度を把握し、合否判定をしたり追加の指導をするかどうか、さらには教育の効果の確認、
講師と教育を計画した側の反省と今後の計画への反映するかどうかの確認をすることが必要である。

したがって、評価の方法hあ教える内容によって違ってくる。たとえば技能を教えた立場ならば、実際に作業をさせてみて仕上がりを見て評価ができる、
知識の教育であれば、ペーパーテストによってどの程度理解をしているかを知ることができる。

しかし、態度の教育のような場合はどういった評価方法が適切であるのだろうか。このような場合には一般的に使用をされる評価方法は「アンケート」を取る、
「レポートを提出」など、実際の作業現場でどのように作業態度が変わったのかを観察する方法がとられている。

このような方法を組み合わせていき、最適な評価方法を取ることが「指導・教育」により、これだけ効果があったと定量的(注1)に説明できるものが得られると
教える側、教わる側双方にとって今後も励みになっていき、お互いの向上心を高めることができる。

また、「教えるときの8原則」を取り入れることを心がけるとなお良い。


     教えるときの8原則
――――教えるときの心構え3原則――――
1 相手の立場に立って
 教育の目的は、相手を「育てる」ことにある。相手のレベルに応じて教育内容や進め方を変える必要がある。
2 やさしいことから、難しいことへ
 最初から難しい話をすると相手は理解できずに学ぶことを投げ出してしまう。相手が理解し納得したことを確かめながら、
だんだんとレベルの高い内容にすすんでいくのがよい
3 動機づけを大切に
 自分がら学びたい気持ちになることが一番大切である。押しつけや無理やりやらされていると感じたときは、受け入れてくれない。


――――教え方の3原則――――
4 一時に一事を
 一度に多くのことを覚えることはなかなか難しい。あれやこれやと欲張るよりは、ポイントを絞ってじっくり教えた方が効果が上がる。
5 反復して
 繰り返して強調することで、教えたことをしっかり頭に叩き込むことができる。これは、同じ言葉を繰り返すよりは「手を変え品を変え」という具合に、
いろんな方角からみせるほうが効果が上がる。
6 身近な事例で強い印象を与えるように
 身近な災害事例やヒヤリ・ハット事例は、強い印象を受けて理解しやすく記憶に残る。


――――効果的な教え方のポイント2原則――――
7 急所の理由をいって
 「成否、安全、やりやすく」という急所は、「なぜ」それが急所かという急所の理由を理解すれば、二度と忘れないし実行される。
8 体験させ五感を働かせて
 体験することは最も印象を強くする手段である。「聞くだけ」では90%忘れてしまうといわれる。五感をフルに働かせて、記憶に残る教え方をする。

以上の6つの手順を1つずつ確実に実施することで教育の効果を高めていき、全員が重要性を確認することができる。
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指導・教育の進め方 その6(part2)

2017-11-28 13:05:42 | 日記
職長の教育とは「育てる」ことに目的がある。指導・教育をしてもルールを無視をし相変わらず以前と同じ危険な作業をしていては、指導・教育の効果がなかったと言える。
効果が上がる「指導・教育」を実施するためには、次に述べる順序で進めることが大切である。

効果的な指導・教育を進めるための6つの手順

5.教育実施
指導・教育を実施する段階では「良い教え方」で教える。では「良い教え方」とは何か、それは4段階法で行うことである。
「1.導入、動機づけ」
「2.提示(説明)またはやってみせる」
「3.適用またはやらせてみる」
「4.確認または教えた後を見る」
という4つの段階を順番に進めていくことが、効果的な教え方と言える。これはOJTで技能または態度を教えるときや、教室で知識を教えるときも同じである。

第3段階「適用またはやらせてみる」
説明をしたことや、実際にやってみせたことを相手が実際に習得する段階である。
技能の習得であるのなら、習慣的にできるまで実際にやらせてみて習得をさせる。また、
知識の習得であるのならば、話し合いのテーマを与え話し合いをさせてみて、話し合いの過程の中で習得したかどうかを確認する。
そこではもちろんのことではあるが、誤った手順、不十分な理解をしているなら修正をしないといけない。

第4段階「確認または教えた後を見る」
教えたことが実際の作業現場で正しくできているのかを確認をしていく段階である。技術の習得ならば、実際の作業について仕事の仕上がりはどうかを見る。
知識の習得ならば、報告書や記録のつけ方などで正しく理解をしているかを確認をする。もしこの段階で不十分なとこがあるのならば追加の指導・教育を考える。

このように、4段階法に従い実地をすることで教育効果が期待することができる。
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