1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part2)

2017-12-21 13:02:15 | 日記
1 リスクアセスメントとリスク低減措置
(2) 危険性又は有害性の特定
危険性又は有害性の特定で重要なこととは、まず、職場に潜在する危険性又は有害性をどのように発見するかである。
そのためには、法令、社内規則をはじめ、職場の機械設備、作業環境、作業に関する安全衛生に関わる情報を入手することであり、
それらの情報をもとに正常な状態や、基準から「ズレ」ているならな危険性又は有害性の洗い出しの手掛かりになり、
リスクアセスメントを進める切り口となる。
なお、事前に入手をすべき情報源の例を下の図に示す。







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リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part1)

2017-12-21 10:02:17 | 日記
事業者は、設備、原材料、作業方法、作業手順を新規に採用もしくは変更をしたときや、
機械設備等の経年劣化や新たな安全衛生にかかわる知識・情報・データの蓄積などにより、
リスクに変化が生じたり生じるおそれがあるときは、
これらを除去・低減をする措置を論ずるように役目をはたさなければならない(安衛法第28条の2、安衛則第24条の11)。


職場の安全衛生水準の向上のためには、法律で求められている実施時期のほかにも、
一度もリスクアセスメントを実施していない既存の設備や作業について計画的に実施することが必要である。


厚生労働省では、リスクアセスメントの考え方、実施方法等について
「危険性又は有害性等の調査等に関する指針」(平成18年3月10日公示第1号)を公表している。
本章では、法律およびこの指針に基づいてリスクアセスメントが最適かつ有効に実施されるように解説をするものである。


また、同指針に基づく詳細な指針として「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」(平成18年3月30日公示第2号)および
「機械の包括的な安全基準に関する指針」(平成19年7月31日基発第0731001号)が公表されているので参考にすると良いでしょう。


リスクアセスメントの実施には、職長が一番現場を知り得る立場にいるだけに、職長の役割が重要な鍵になるともいえる。
それでは、リスクアセスメントの基本的な考え方と具体的な手順について説明をする。


1 リスクアセスメントとリスクの低減措置
(1)リスクアセスメントとは
リスクアセスメントとは、
①危険性又は有害性を特定して
②リスクを見積もり
③そのリスクを低減するための優先度を設定して、リスクを低減させるための措置を検討をし
④リスク低減措置を実施することを組織的に進める手法である。
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