北沢の住人の雑記

あーでもない、こーでもない、取り止めのない事を書きます。

八ヶ岳の思い出

2015-06-19 14:35:39 | 山旅
 八ヶ岳の思い出

 今回で八ヶ岳は3度目の山行になります。まず初めの時は体力的に「キツイ、辛い山」が、赤岳の第一印象です。確か赤岳天望荘に泊まった時です。
最後の詰めの山頂直下が苦しくヘバッテいた時、たまたま近くに年齢が近そうな青年が、もくもくと登っていました。よし、この人に付いていけば
山頂まで行けると思い、付かず離れず、気ずかれないよう赤岳に登った思いが有りました。30代半ばごろかな。

 2度目は5,6年前か、この時も地蔵尾根を使い赤岳から、阿弥陀岳を望み、宿泊する行者小屋の前で、阿弥陀を仰ぎ見た時は是非登ってみたい気持ちになりました。

 今回、天気にも恵まれ、なんともありがたい経験をさせてもらった、思いです。この冬は阿弥陀岳のトラブルつずきのニュースが多く、確かに登ってみると、足場は悪く、手でつかむ岩など支える個所も少なく、考えながら細心の注意を払うほどです。

 それにしても、赤岳からの眺めは素晴らしく、北アルプスの奥穂高、槍ヶ岳、また、噴煙の御嶽山。やはり別格は富士山です。 昨年、登っている権現岳、網笠山、そんな風に眺めていると隣の横岳に行ってみたい、誘惑に駆られました。
 

八ヶ岳

2015-06-18 10:46:09 | 山旅
八ヶ岳に行ってきました。
 今回は赤岳、阿弥陀岳の登頂を目指します。
この時期、梅雨空がつずいて1週間前から気持ちがそわそわ状態で、1週間前2,3日前、前日といい方向には向かっていたが
2日間のうち、半日は雨の中かな、と覚悟はしていた。

6月14,15日、日、月曜、の2日間。参加メンバーは檜木さん、左座さんご夫婦、一柳さん、正能夫婦。の6名です。
クルマを使い中央高速道路、経由で美濃戸に8時半ごろに着きました。この時は17度、曇りでまずまずの登山日和です。

 まず、南沢ルートで行者小屋を目指す。苔むした登山道を進むこと20分、ホテイランに出会う。植物学者の牧田富太郎が日本で
1番美しい自生している、蘭と称したそうです。白河原を通過、ミヤマカタバミ、イワカガミなどの写真に取りながら11時半前に行者小屋に着く。
ここで昼食を摂る。12時前小屋を出て、

 当初は地蔵尾根を使い赤岳を目指す予定が、小屋の方の話で登山道が整備されていることで、文三郎尾根を使うことにする。
森林限界を超えた地点からは岩稜がつずき鉄梯子と鎖の連続になる。ここはしっかり整備され安心して登ることが出来た。雨、風
に煩わせることなく、気温も快適で、竜頭峰分岐を超え、2時ごろ2889mの赤岳山頂に着く。