52歳デコ社長日記

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ネパール緊急事態(山根正子さんからのメール)

2004年09月03日 | 海外
私は、ネパールで医療活動をしている鳥取県出身の山根正子さんと山根さんが
運営する病院(RHESC)を支援する日本ネパール人づくり協力会の事務局を担当
している。
写真は、RHESC(Rural Health Education & Service Center)
 
昨日山根さんからメールが届いた。
カトマンズが大変なようだ。
イラクでテロリストにネパール人13人が拉致され、処刑されたことに対する、暴動
がおきているようだ。

いったいいつになったら平和な世の中になるのか。
私にできることは、何か。自分に問いかけている。

とりあえず、昨日は、このメールを新聞社に転送した。
ネパールで何が起こっているかを少しでも知って欲しい。

【山根正子さんメール】

ナマステ   ご無沙汰しています。
昨日は、Eメールを送信して貰えませんでした。

                 ネパール   山根正子 9月1日、2日
鳥取県の梨は、台風の影響は大丈夫でしたか。ネパールの日本苗木で出来た梨が今年
から出荷できるようになりました。固くて、日本のようにジューシーではないのです
が、今までの石梨に比べたら、格段の良品質です。道端で山積みにして売られていま
す。1Kg 25ルピーで買いました。

雨季は続いていますが、september の風は心なしか肌寒く感じます。
そんなことより、もっと心身ともに凍るような事件が発生し、カトマンズは、午後2
時から、緊急外出禁止令が政府によって発令されました。
イラクに出稼ぎに行った12人の青年が拉致され殺されたのです。拉致された姿は、
アルジャジーラのTVを通じて放送され、ショックで慟哭する家族の姿も放映され、国
民の怒りと同情を誘ったのです。
インドのボンベイ(モンバイ)では160人ものネパール人がイラクへ出航できずに
お金も無く食べる物もない状態で足止めされています。
出稼ぎを奨励し高いお金を取って送り出す業者がいます。
日本にも組織的に送り出す業者がいます。6ヶ月即席日本語教室で会話を教えていま
したが、みなタライ地方の大学生(日本で言えば高校3年)です。
その中には、だまされてお金だけ取られ、業者がトンズラしたのもいます。

抗議の為に、朝早くから道路の真中で古タイヤを燃やし交通遮断、商店にもバンダ
(休業)の強制。果ては、業者の事務所やモスクやインド系の商店を襲って、放火し
たり家具を外に持ち出して焼くなど暴動になりました。学生や、マオイストも一緒に
なってデモ行進をしていました。車、バイク、トラックも襲われ焼かれました。

日曜日もタイヤを燃やして真っ黒い空の下、私は日本語学院から40分かけて急いで
裏道を通って歩いて帰ったのですが、今日は行く事もできません。
外に出られないので様子がわかりませんが、引っ切り無しに救急車のサイレンが聞こ
えます。空港には軍のヘリコプターが出入りします。(午後5時)
明日は、休業命令が出されました。クリニックも休みます。
14年前の民主化運動を思い出します。ネパールの明治維新でしょうか。

2日も朝9時半から外出禁止令(6時から一時解除)です。国際線運行がストップとのニュースもあります。

AM書類整理
PM書類整理
PM4:00部門長会議
PM5:30全員協議会
PM6:30倫理法人会役員会
PM9:00帰宅

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