生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

心地良いみどり 好きになるプロセス

2016-10-24 06:10:14 | 心地よいみどりとは
【心地良いみどり 440】

いつもありがとうございます。
みどりある空間、時間が大好きなryu.gardenです。

大阪出張2日目

万博記念公園にておおさか都市緑化フェアに
スタッフとして参加していました。

多くの親子連れにご参加いただき、
みどりに触れ合える時間を提供できました。

幸福感は周りにも感染るのですね。

皆さん、本当に喜んでいただき、
こちらも嬉しい時間となりました。





ここでの2日間、絶えず気になる存在がありました。

岡本太郎さんの「太陽の塔」です。



明らかにヘンテコな形です。


遠くからも圧倒的な存在感があります。



今の時代、新しくこのような像を建てようとしても、
いろいろと叩かれて建設はできないでしょうね。

46年前だから、万博というお祭りだったからできた
景観に全く調和していない建築物ですね。



現代の建物は直線のデザインや柔らかく、優しい形が多いです。

話題の二フレルの外観です。



でも、この太陽の塔………大人気なのです。


多くの人が前で記念写真を撮っています。
この像との出会いをとても喜んでいる様子です。


近くで見ると、赤いや青いラインは細かなタイルで装飾されていました。
エッジもハッキリしていてカッコいいです。





ヘンテコだな→わからない

でも、

現実に見る、体験する、いろいろとわかる
→おもしろい、嬉しい、好きになる



この2日間ですっかり、高さ40メートルの
太陽の塔のファンになりました。



こんなヘンテコですが、持続性ある愛される芸術品を
創り出した岡本太郎さんは凄いですね。

最初からなんとなくわかる、そっち系ね…と
考えてしまう、大きな大仏があまり好きになれないのは、
「わからないが、わかる」というプロセスが足りないからなのかもしれません。


今回のみどりのイベントで
様々なわからない葉っぱに触れ、自分で選び、
ラミネートフィルムに葉っぱを挟み、自分でデザインした
自分だけの「葉っぱの栞つくり」を体験してくれた、

350人ほどの皆さんが
みどりを好き、関心を持ってくれたら嬉しいですね。