生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

心地良いみどり 生物多様性?

2016-10-23 07:30:47 | 心地よいみどりとは
【心地良いみどり 439】

いつもありがとうございます。
みどりある空間、時間が大好きなryu.gardenです。

大阪出張1日目
万博記念公園でみどりのイベントに
スタッフとして参加しています。






気になることの一つです。

「生物多様性」?…という言葉が
街のみどりに、くっついているコトがよくあります。


「多様性」という言葉を見ると、

「多くの種類の生き物」が生育できる、暮らしている
森のような場所のこと………かなぁと思います。

でも山や自然な状態は
その場所に一番適した生き物が占領してしまうので、
種類はかえって少なくなるように感じます。


例えばササが覆い尽くすような光景ですね。



だから、種類の多さに注目すると、
実は都会のみどりの方が面積当たりの種類の多様性は
多いのではないかと思っています。




多くの種類の樹々や草花があるから、
それを利用している生き物の種類も多くなる。

絶滅種、危惧種と
多くの生き物が大変なことになっていますよ…

不安を煽る記事も見ますが、


人間の開発による環境の大変化に調和する、
新しく仲間が出てきます。

だから、そもそも生き物の種類は減っていない。





今まで、その場所にいた生き物が住めなくなることを防止しましょう!
闇雲な、いらない開発は辞めましょう…

みどりを増やしましょう。




その標語として「生物多様性」という言葉が
利用されているように感じています。




根本の解決は

やり過ぎな、その土地、風土、自然環境の破壊です。

でもこれを止めることは
すぐには出来ないので、先ず皆がある気持ちを育てることが大切です。


それは、

生き物に関心を持ち、愛しむココロを持つこと
その場所、土地に関心を持つこと


様々な草花






生き物たちの暮らし






生き物たちが育まれている空間を意識できる人が増えると、
環境問題解決に協力、関心を持つ人も多くなるでしょうね。


難しい言葉による定義も必要ですが、
先ず、好きになることから始めたい…と思っています。