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生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

企業みどり 黒澤明監督 生きる 新公園

2016-08-18 06:00:53 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり373】

いつもありがとうございます。
街ナカ、企業のみどりをいつも見つめている
ryu-gardenです。




今回は映画の中の公園のご紹介です。

黒澤明監督1952年公開の「生きる」に登場する
児童公園をご紹介します。



古い映画ですが、人生の本質をついていますので、
この物語は今の私たちの生き様、ココロに一撃を与えてくれます。



印象の残った言葉

・生きたい時間を生きていない。

自分の命を捧げている時間を大切にしていない。
命をすり減らす毎日を送っているが本当は何もしていない。



・忙しくて、退屈だ…

思い当たる節があります。
この仕事はなんなのだろう…
意味のない仕事を増やすため、組織に参加するため…だろうかと。





・実に美しい…30年間、夕日など見ていなかった。

時間の価値は個人のココロの持ちよう、行動で変われる。
見える景色、時間の価値観が変わる。




■他の気づきとして

・情熱ある人の行動は相手のココロを震わす、伝染する。

・天真爛漫な笑顔は人を元気づける。

・ココロを震わしたとしても、それだけでは人は行動に移さない。

・人の手柄を取りたがる器の小さな人間はいる。

・当時の公園は子どもたちが安全に遊べることが最重要。
公園に遊具はあるがみどりが無い…

・ブランコ、滑り台、ジャングルジムで夢中に遊ぶ子どもたち。
グランツーリ武蔵小杉の屋上を思い出しましたね。

・夕飯どきに子どもを呼びに来るお母さんの姿。
昔、あった当たり前の音ですね。







■心地良いみどりの方程式

汚い空き地が整備され、多くの子どもたちが集う場所に変化すると、
幸福感溢れる場所となります。

人の笑顔が集まる場所になった「新公園」はその環境、社会に
確実に良い影響を創り出している。


心地良い、安心、安全なみどりの力を学べます。

もちろん、主人公の「今を生き始めた」かっこ悪いけど、
憧れる、お手本となる、実はかっこいい生き様も学べます。






まだ、ご覧になっていないかたは是非、オススメです。