9月始め花巻市笹間の田んぼ脇の土手を観察していたら、変わった形の花がたくさん咲いているのを見つけた。この花にも昨年初めて出合った。昨年は植物観察を始めて、身近に珍しい花がたくさんあるのに驚いた一年だった。さて、ツリフネソウの花は紫色で3つの萼と3つの花弁から構成されている。細い花柄の先にぶら下がって咲くことからこの姿を生け花で使う花器ににたとえたものという(注1)。花のシッポはくるくる巻くのが特徴だがこの部分は萼である。このくるくるの中に甘い蜜がたまっていて、「主にマルハナバチなど大型のハナバチや、ツリアブ類などが好んで集まり、花粉を媒介する」(注2)。また、花柄は葉脇から立ち上がり、葉の上で咲くのも特徴。全草に毒がある。果実は果で熟すとちょっとした刺激で果皮が5片にはじけて種子をはじき飛ばすとのことだが(注1)、今回はその様子は観察できなかった。
田んぼ脇の土手にツリフネソウを見つけた。葉の下から花柄が立ち上がり、葉の上で花が咲く。(花巻市笹間、2013年9月9日)
カナムグラと混じってたくさん咲いていた。(同上)
花の正面と側面。(同上)
花が花柄にぶら下がっている様子。(同上)
注1:山渓ハンディ図鑑1、野に咲く花
注2:ウイキペディア
田んぼ脇の土手にツリフネソウを見つけた。葉の下から花柄が立ち上がり、葉の上で花が咲く。(花巻市笹間、2013年9月9日)
カナムグラと混じってたくさん咲いていた。(同上)
花の正面と側面。(同上)
花が花柄にぶら下がっている様子。(同上)
注1:山渓ハンディ図鑑1、野に咲く花
注2:ウイキペディア
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