ナデシコ科(Caryophyllaceae); ナンバンハコベ属(Cucubalus); 種(Cucubalus baccifer); ナンバンハコベ(C. baccifer var. japonicus)
学名: Cucubalus baccifer L. var. japonicus
和名: ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
いつも行く笹間の道路脇の道を散歩中、変わった花を見つけた。つる性の茎に丸い萼が着いていて、白い花弁が5枚ある。しかし花弁は途中で折れ曲がっていてその先は2つに分かれている。花は下向きに咲いている。雄しべは10本あるが虫の足のように突き出ている。雌しべは緑色の丸い子房の上から3本突き出ている。花というより変な虫という印象だ。見ようによっては萼の丸い形の印象からUFOのようにも見える。
調べてみたらナンバンハコベだと分かった。ナンバンとはいうものの別に外来種ではなく、奇妙な花の形の印象からついた名のようだ。
ナンバンハコベを見つけたのは8月だったが、暫くして実が成っているところを見ようと思って再び9月頃行ってみたが、残念ながらきれいに草刈りされていて跡形もなくなっていた。ナンバンハコベには今まで笹間でしか出会っていない。つる性で長く伸びてくるので、すぐ刈られてしまうからなのかも知れない。草刈りの人にお願いします。変わった植物があったら少しだけで良いのでどうか残しておいて下さい!
笹間の道路脇でナンバンハコベを見つけた。下向きにかわいいUFOがたくさんぶら下がっていた。(花巻市笹間、2014年8月1日)
同上
花を横から撮影。(同上)
花を上から撮影。雄しべが虫の足のように10本出ている。この写真には葯が見あたらないが、脱落した模様。前掲の若い花には良く見ると葯がついているのが見える。(同上)
学名: Cucubalus baccifer L. var. japonicus
和名: ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
いつも行く笹間の道路脇の道を散歩中、変わった花を見つけた。つる性の茎に丸い萼が着いていて、白い花弁が5枚ある。しかし花弁は途中で折れ曲がっていてその先は2つに分かれている。花は下向きに咲いている。雄しべは10本あるが虫の足のように突き出ている。雌しべは緑色の丸い子房の上から3本突き出ている。花というより変な虫という印象だ。見ようによっては萼の丸い形の印象からUFOのようにも見える。
調べてみたらナンバンハコベだと分かった。ナンバンとはいうものの別に外来種ではなく、奇妙な花の形の印象からついた名のようだ。
ナンバンハコベを見つけたのは8月だったが、暫くして実が成っているところを見ようと思って再び9月頃行ってみたが、残念ながらきれいに草刈りされていて跡形もなくなっていた。ナンバンハコベには今まで笹間でしか出会っていない。つる性で長く伸びてくるので、すぐ刈られてしまうからなのかも知れない。草刈りの人にお願いします。変わった植物があったら少しだけで良いのでどうか残しておいて下さい!
笹間の道路脇でナンバンハコベを見つけた。下向きにかわいいUFOがたくさんぶら下がっていた。(花巻市笹間、2014年8月1日)
同上
花を横から撮影。(同上)
花を上から撮影。雄しべが虫の足のように10本出ている。この写真には葯が見あたらないが、脱落した模様。前掲の若い花には良く見ると葯がついているのが見える。(同上)