涙の家庭訪問にTBします。
軽度発達障害を持つ子どもが先生に理解されずに、子どもたちからも非難され、クラスがいけない雰囲気。
もんすけが学校に通いはじめたら、一番心配なのは、そこのところ。
担任の先生が理解を示して、もんすけを受け入れてくれたなら
きっと、問題はないだろう。
子どもたちは、先生次第でどうにでも変わっていく。と思う。
子どもたちがそんな状態なのは、担任の先生が彼を理解できていないからだろう。
でも、担任の先生が理解を示してくれなかったら・・・
どうしたら、いいのだろう・・・
担任の先生とお話しにならないのなら、学校の校長先生はどうかな?
養護の先生は?
担任以外でも、誰か子どもが信頼できる先生ができれば、
学校生活は大きく変わっていくと思う。
もんすけの話をしたときに、聞いた話です。
お友達のお兄さんが、今は小学校5年生だけど
1年生の時に、もんすけのような自閉症の子どもがクラスにいたそうです。
その子は、いじめにあってしまい、お母さんは懇談会で他のお母さんたちに
我が子のことをカミングアウトしたそうです。
そうしたら、ぱったりといじめはなくなったそうです。
彼の学校は特殊学級がなく、彼はずっと普通学級で普通に過ごしているそうです。
だから、低学年の時に同じクラスだったお母さん以外はみんな
彼が自閉症であることは、知らないそうです。
これも、一つの方法だと思います。
私は、最初の懇談会で、もんすけのことは話そうと思っています。
たまたま、幼稚園ではお友達にも恵まれました。
でも、学校はそうはいきません。
もんぺー達を見ていても、意地悪な子どもはどのクラスにもいます。
そして、ターゲットになる子どもも。
うまく対処できないもんすけが、常にターゲットになることは時間の問題。
もんぺーのクラスにも、言葉の発音が少しおかしいお子さんがいるそうです。
2年生になって最初の懇談会でお母様がお話ししていました。
これから、言葉の教室に通って頑張るから、頑張れば治るといわれたから、
見守って欲しい、と涙ぐんでお話されていました。
もんぺーに聞くと、発音がおかしいことを、笑うお友達もいたそうです。
ちょっとした、からかいでも、本人はとても傷つくものです。
それを親が子に伝えるだけでも、1年生はとても素直に受け止めます。
勉強面、生活面、お友達とのかかわり、パニック・・・
もんすけは、からかわれる要素はたくさん、あります。
クラスのお母さんたちの協力なしでは、やっていけない、と思っています。
でも、お母さんたちというのは、理解していただければ
時として、とても強い味方になってくれます。
先生や学校に一緒に働きかけてくれたりするお母さんもきっといます。
そして、そんなお母さんの子どもは、クラスではきっともんすけの力になってくれます。
子どもは親の背中を見ているんです。
こんなふうに我が子に接して欲しい。そんなことを伝えていければ、と思います。
面倒みのいい女の子が、意地悪な子からかばってくれることもあるかもしれない。
いろんなこと、みんなみたいにうまくできないけど、
でも、この子はこんなに頑張ってるんだよ。
みんなが応援してくれれば、みんなと同じようにできるようになるんだよ。
そう伝えていきたい、と思っています。
きっと、子どもたちは、「ふ~~ん。そうなんだ~」と受け止めてくれると思う。
そう、思いたい。
学年が違うお母さんでも、いいと思います。
お母さんたちのネットワークってすごいから、そこからどんどん
広がったりします。
もちろん、理解してくれない人もいると思います。
でも、理解してくれる人は必ずいると思います。
理解してくれると思っていた人が理解してくれなくて
でも、あまり好きではなかったお母さんが、色々協力してくれたり・・・
子どもたちは先生の接し方、見ているはずです。
きっと、先生が、彼にそんな風に接してしまっているのでしょうね。
先生に心を開いてもらうために、なんとかしてこちらから歩み寄ることができれば・・・と思います。
何かの本に書いてありました。
我が子を好意的に受け入れてもらうために、ほんの小さなことでもいいから、
「うちの子がこんなことができるようになりました。これも先生のおかげです。」
とにかく、先生をほめることだ、と。
先生が変わるのを待つのではなく、先生を変えてしまうの。
先生だって、人間です。誉められ、感謝されれば、嬉しい。
この親子のために、もっと、頑張ろう、と思う。
でも、けなされれば、自分を信頼していない、と思えば
その親子のために、何かをしようとは思わない。
きれい事かもしれません。
でも、嘘でもいいから、
「うちの子は先生のことが大好きなんです。先生に誉めて欲しくて頑張っているのです。」
そんなふうにいわれれば、嬉しいものです。
そうだったのか~とかわいくもなります。見る目が変わるかもしれません。
と、えいご教室をしている友達も言っていました。(笑)
先生が彼を見る目が変われば、きっと彼も変わります。
クラスの子供たちも変わります。
すべてが、いい方向になるかもしれません。
今は、何もかもが悪循環しているのかもしれません。
それを、断ち切ることができればいいね。
憎しみや、怒りからは何も生まれない。
憎しみから人を変えるのは、とてつもなくパワーがいる。
そう思います。
やっぱり、きれい事かな・・・
そう同じ市内の隣の学校でも、対応がぜんぜん違うことあります。
これも現実。
教育委員会にかけあって、引っ越さずに違う学区の学校に通う人の話も聞きます。
他の学校に相談したら、「うちにいらっしゃい」と校長先生が言ってくださった話とか。
周りを調べてみてもいいと思います。
難しい問題だけど、ママの気持ちは子どもに伝わるから
前向きに行動できると、いいね。