笑顔でいたいから~母のつぶやき~

いつも笑顔でいたいから~元気でわんぱくで、でも少々問題ありの子供たち。自分自身も子供たちもみんな笑顔でいたいから~

子どもを勇気づけるとっておきの言葉 Ⅰ

2005年03月15日 | 
私が好きな本にのっていることばたちです。
  自信を与える言葉
  喜びを与える言葉
  希望をふくらませる言葉
  安心感を与える言葉
  愛情でつつむ言葉

忘れないように、ひとつづつ、書いていこうかと思います。

  自信を与える言葉 

毎日を生きているだけでもたいしたものだよ。

あなたはあなたの力で育ったんだよ。

そこにいるだけですてきだよ。

いつでも自分の気持ちをしっかり伝えられるね。

完璧に、なんてやめておこうよ。

あなたにはあなたの
   あの子にはあの子の 得意があるね。

一緒にいたいときもあれば
   ひとりでいたいときもあるね。

好きなことがあるだけでも
  十分に成長できるんだよ。

のんびりマイペースで 
   ときどき がんばっちゃうくらいがいいよね。

お母さんに あなたをウンとほめさせて!!



ムードメーカー

2005年03月15日 | ふと思ったこと・・・
「子どもはその家に必要だから生まれてくる」
そんな考え方もありますよね。

私には、
「子どもは親を選んで生まれてくる」
というよりも、ぴったりくる気がします。
だって、私は選んでもらうような人じゃないもの。

うちの障害のある息子、もんすけは、
我が家のトラブルメーカーでもありますが
我が家のムードメーカーです。
みんな、彼が大好きです。
みんな彼の笑顔には、つられて笑ってしまいます。

彼がいるから、色んなことに気づきました。
彼のおかげで、
今の私には、とてもいいお友達ができました。

彼を見る視線で、人の心の中が見えるんです。
人は、心のなかと違った表情ができます。
でも、息子はそれを見抜いてしまうのです。

息子は、私のために、我が家にきてくれたのかもしれません。
あ、でも、それって
子どもが選んでくれた、ってことになるのかな?

そっか、どちらも同じなのかな?

兄も弟も、彼が大好きです。
だって、いつも、おもしろいことしてくれるもの。

まだ、障害のことは話していませんが
彼らなりに、受け入れているようです。

でも、そろそろお兄ちゃんのほうには
ちゃんと話をしたほうが、よさそうです。

兄弟のことって、案外、難しいですよね。

でも、子どもってすごいな。
いつでも、親の気持ちに、こたえてくれるもの。

私も、こたえられるように、頑張ろう。


高機能自閉症

2005年03月15日 | 発達障害
ネットで書き留めておきたいものを発見したので、こちらに書き留めておこうと思います。
また、見たいな~と思った時に、たどりつけないんだよね。


【高機能自閉症】

自閉症のなかの半分以上は知的障害を伴います。
しかし、少数派(最近では40%程度とも言われています)ではありますが、
知的障害を伴わない自閉症があります。それを高機能自閉症と呼びます。
今まで、高機能自閉症は一般的には取り上げられることがなかったため、
彼らの抱える困難さは理解されてきませんでした。

幼児期兆候で見ていった場合、同じ症状特徴をもっていても、
その後の発達で自閉症の特徴が目立たなくなるようになります。
高機能自閉症の場合、一見、「普通」なため、それが症状であるのに、
「わがまま」とか「わざとやっている」といった誤解を生みやすく、理解されにくいところがあります。
他者との関係性の障害のような、よく接してみないと、
見ただけではわからない内容の障害は援助されにくいのが現状です。

知的障害がない場合、障害者福祉制度を利用しにくい現状もあり、
社会でうまく適応していくためには、抱える障害は軽いものではありません。
身体障害がなく、知能が高いからといって、障害が軽いわけではありません。
高機能自閉症は高機能自閉症なりの特有の障害のたいへんさがあります。

                          杉山登志郎  静岡大教授


高機能広汎性発達障害(知的障害のない自閉症グループ)について

これまで自閉症は、非常に希な病気で、8割に知的障害を伴うと考えられてきました。
ところが最近の調査では、広い裾野を持つ病態であり、自閉症グループは百人に1人ぐらいいることが分かってきました。
また知的障害を持たないものの割合も4割近くに達することが明らかになってきました。
このグループが注目をされているのは幾つか理由があります。

第一に、まだその存在が余り知られておらず、明確な診断が下されることが極めて少なく、
場合によっては躾の問題とすら誤解されていること。
第二に、ハンディキャップがあるにも関わらず、
特殊教育の恩恵にあずかることも出来ず、また社会福祉の保証も何もないこと。
第三に、この様な事情もあって、知的には高いのに、
普通に仕事をこなして行くことがびっくりするくらい難しいこと。
第四に、しかしながら彼らは、言葉では語れない他の自閉症に代わって、
その内的な世界をわれわれに教えてくれる、「自閉症の窓」であること。

高機能自閉症者の自伝や回想によってはじめて、きらめきと恐ろしさとをあわせ持った、
その独自な体験世界を、われわれは知ることが出来るようになったのです。
この不思議な仲間達の世界に触れることは、私たちの人生を豊かにしてくれると、私は感じています。

このメッセージの最後に、
敬愛する高機能自閉症者の友人から私に寄せられた手紙の一部を紹介したいと思います。

「私達は普通の人たちみたいに、広く浅く生きることはできません。
分野を絞る代わりに、深く狭く濃く生きるのがわれわれの人生の醍醐味です。
今度生まれ変わったら健常者に生まれてきたいかって?とんでもない。
この深さと濃さを失うなんて考えられません」



ただ、理解して欲しい。

2005年03月13日 | 発達障害
先日、発達障害児の支援についての番組がありました。

あるお母さんが
「ただ理解してくれるだけでいいのです」
そう、おっしゃっていました。

なんだか胸がつまった・・
友達がメールをくれました。

「ただ、理解してもらうだけ」

ただ、それだけなのに、難しいですね。

ある男の子が、授業中に教室の後ろで、たった一人黙って
ビー玉で遊んでいました。

私の子供も、何もしなかったら
きっとあの子のようになってしまう。

見ているのが、とてもつらかった。。。

担任らしき男性の先生が、腹立たしそうに言っていました。
「授業を邪魔しなくなりましたけど、
 まったく授業に参加しなくなりました。」

専門の先生が言いました。
「あれだけのSOSを子供がだしている。
 それに、まわりが気づき、どう答えるか。」

あとは、音声が入っていなかったので、
どのようなお話がされていたのか分かりません。

でも、男性の先生の表情がみるみる変わりました。
最後には、うっすらと涙を浮かべているように見えました。

きっとあの子は、本当はみんなと一緒に授業をうけたいのに
自分が参加すると、先生が怒るし、みんなに迷惑をかける。
彼なりに考えた結果、一人でビー玉で遊ぶことにしたのでしょう。

どんなにか、寂しくて、つらい思いをしているのか。
「どうして、僕はみんなと同じようにできないのだろう。。。」

そんな風に思えてしまいました。

先生方の表情が変わっていったのが、印象的でした。
きっと、あの子はもう大丈夫。
そう思いました。

よかった!!!

ただ、理解して欲しいだけなんですよね。みんな。

なんで、私を選んだの?

2005年03月12日 | 発達障害
子供は親を選んで生まれてくるんだよ。
もんすけが自閉症だと分かってから
よく、言われるんです。

でも、どうして、私なんか・・・・
どうして、私なんか選んでしまったの?
いつも、そう思ってしまいます。
まったく、アホな子だね。もんすけは。。。。

発達障害だと分かる前は、
何を考えているのかわからないもんすけを叩いたり
叩くのを、ガマンすると、言葉の暴力。

一日中、子供を追いかけて、家事をすることさえできない。

私にはできない!
私にはこの子を育てることなんてできない!!

何度も、そう思いました。
でも、私がいなくなったら、だれがこの子を理解してくれるんだろう。
ちゃんと育てることもできないのに、逃げることもできない。

私がどんなに、ひどいことを言っても、叩いたりしても
かんしゃくがおさまれば、とびっきりの笑顔でくっついてくる。

「ごめんね。」
いつも謝ってばかりなんだよね。
だめだね、こんなお母さん。

もっともっと重度の障害をお持ちのお子さんとお母さんが
本当に幸せそうに笑っていた。
ただ、この子がここにいてくれるだけで幸せ。
そんな感じだった。

障害のないお子さんのお母さんたちより、
みんな幸せそうで生き生きしているように思った。

そっか、言うこときいてくれなくても、思うようにならなくても
この子が、ここにいてくれるだけでいいんだ。
そう思ったら、ずいぶんと気がラクになった。

しつけがなっていない、そんな目で見られるのがつらくて
思うようにならない、もんすけにあたっていたのかもしれない。
子供の気持ちより、まわりの目を気にしていたのかもしれない。

それからは、どんなに冷たい視線をあびようと
堂々とするようにした。
そしたら、もんすけはみるみる成長していった。
そして、今まで気づかなかった、まわりの暖かい視線にも気づいた。

世間の目を気にする私に反発していたんだね。

障害を持つ子が生まれてきてくれて、
私は私自身が変わることができた。

今は本当に思う。
私を選んで生まれてきてくれて、本当にありがとう。

まだまだ、怒ってばかりのお母さんだけど
いつも笑顔でいられるように、頑張るからね。

「ありがとう」言ってみよう

2005年03月09日 | 子どもとのこと・・・
子供たちに、ちゃんと「ありがとう」って
言ってるかな・・・

最近は、忘れているかもしれないな。。。

お父さんにも「ありがとう」って言ってないな・・・

たとえ、心の中は「(;。;)」でも、
大失敗だったとしても、文句言いたくても
笑って「ありがとう!!」って言わなくっちゃね。

だって、みんな本当にいい笑顔になるもの。

「ありがとう」って嬉しい言葉だよね。
おまじないみたいだよね。


みんな、幸せ?!

2005年03月08日 | 子どもとのこと・・・
子供のありのままを受け入れる。
それって、簡単なようで、むずかしいのかもしれない。

ありのままの子供を受け入れるためには、
まず、自分を好きにならないと。
何かにそう書いてあった。

きっと子供は母から色んなこと、学ぶんだよね。

お母さんがお友達と楽しくつきあえないようじゃ
子供だって、友達っていいものだって思えないよね。

お母さんが、毎日楽しい!!って思えなくちゃ
子供だって、毎日楽しい!!って思えないよね。

お母さんがストレスのない、毎日を過ごすのが、
大事ってことだよね!?
だから、まず、自分のこと考えよ~~!!

私が今、幸せでいることが
子供たちの幸せのためだよね。

おかあさんが、まず、自分を大事にしなくっちゃ
子供が自分を大事になんてできないよね。

な~んて、母親失格??

でも、いいの。
私のストレスは、子供たちを直撃するんだから。
おかあさんは、余裕がないとね!


ぎゅ~っ!抱きしめてみよう・・・

2005年03月07日 | 子どもとのこと・・・
学校の先生が、何かあるたびに言うのです。
「お子さんを、ぎゅ~っ!!と抱きしめてあげてくださいね。」

なんだか、私まであったか~くなります。
きっと、この先生はあたたかいお母さんなんだろうな・・・

ぎゅ~っ!!
抱きしめると、今まで分からなかったこと、分かるんだよね。

子供が泣いていた。
私のイライラが最高になりそうになったとき、
急に子どもが私に抱きついてきた。
ぎゅ~っ!

私のイライラと、子供の気持ちが
ひとつになってとけていくみたいでした。
私のイライラは、なんだか急におさまっちゃった。
子供の気持ちもおさまったみたいだった。
気付いたら、二人とも笑っていた。
なかなおり(^^)

そっか、そうだったんだね。
子供の気持ちがわかった、気がした。

ぎゅ~っ! 抱きしめるってステキだね。

これからは、大声だしそうになったとき、イライラしたとき、
ぎゅ~っ!て、抱きしめてみよう!


私のたからもの。

2005年03月06日 | ふと思ったこと・・・
いつも笑顔のやさしいお母さんでいたいのに
なかなか、うまくいかないよね。

そんなときは、ここへきて
忘れかけていたこと、思い出そう。

そう、まずは
子供たちがうまれてきてくれた日のこと・・・
この子たちは、私の、たからもの。

障害があっても、なくても、みんな同じ。
子育ての基本はみんな同じ。

そう、
この子は、私のたからもの。
大切な、大切な、たからもの・・・


耳をかたむけて・・・

2005年03月06日 | 子どもとのこと・・・
「ねえ、おかあさん・・・・」
話しかけてくれたら、どんなに忙しくても、
手を休めて、おはなし聞かなくてはいけないよね。

「今、忙しいから、あとでね。」なんて約束、きっとすぐに忘れてしまう。
子供だって、あとから、
「さっきの話、なあに?」なんて聞かれても忘れてしまっているよね。

今、なんだよね。
今、ちゃんと聞いておかないといけないよね。
今、この瞬間を大事にしないといけないんだよね。

分かっていても、つい、イライラしてしまうんだよね。
イライラすると、とたんに、
「やっぱり、いいや。」

また、やってしまった。おかあさん、なかなか聞き上手になれないな。
でも、次はきっと、ちゃんと最後まで、聞くからね!!
また、お話してね。

天国の特別な子ども

2005年03月05日 | 
会議が開かれました。
地球からはるか遠くで・・・

「また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ」

天においでになる神様に向かって 天使たちは言いました。

「この子は特別な赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。

 この子の成長は とてもゆっくりに見えるかもしれません。
 
 もしかして 一人前になれないかもしれません。

 だから この子は下界で出会う人々に

 とくに気をつけてもらわなければならないのです。

 もしかして この子の思うことは なかなか分かってもらえないかもしれません。

 何をやっても うまくいかないかもしれません。

 ですから私たちは この子がどこに生まれるか
 
 注意深く選ばなければならないのです。

 この子の生涯が しあわせなものとなるように

 どうぞ神様 この子のために すばらしい両親をさがしてあげてください。

 神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

 その二人は すぐには気がつかないかもしれません。
 
 彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。

 けれども 天から授けられたこの子によって

 ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう

 やがて二人は 自分たちに与えられた特別の
 
 神の思召しをさとるようになるでしょう。

 神からおくられたこの子を育てることによって。
 
 柔和でおだやかな この尊い授かりものこそ

 天から授かった特別な子どもなのです」

             Edena Massimilla 作 


これは、ダウン症のお子さんをもつお母さんが作られた詩だそうです。


子どもは親を選んで生まれてくるといいます。
その意味が初めてわかったような、気がしました。
私の大好きな 詩 です。