むずかしい。

もんすけが、会話が成り立たない、というのは、ちょっとしたときに感じている。
でも、だから、どうしたらいいのか、
そんなこと考える余裕もないまま、どんどん時間が進んで行く。

一つ一つ、その時その時、教えていく。繰り返し、繰り返し・・・
それが、私にはとても難しい・・・
もん母はもともとが、きちんとした人ではない。
計画性をもって、事を進めていくのは、苦手。
行き当たりばったり。なんとかなるさっ！の人である。

もうすでに、もんすけのコミュニケーション力はもんたに追い越されている。
もう、すでに、もんすけはお友達とうまく遊べていない。
もんすけのお友達と遊ぶのは、いつももんたなのだ。
あ、
最初から、うまく遊べないのか。
うまく遊べるように、していくのだった。
なんでも、早ければ早いほどいいのだろうと思う。
でも、何をどうしてやればいいのか、全然わからない。

もんすけとお話していても、彼は私の話など、聞いてくれない。
いちいち、紙に字で書くの？
でも、あんまりそれも効果ないよ。

いつも、あとで、あのとき、ああすればよかった、こうすればよかった。と後悔する。

わざわざ教えなくても、普通の子どもは理解できること。
それを、教えてやらなくてはいけない。
でも、その暗黙の了解、というやつが、あらためて考えると、なんなのか、
分からなかったりする。
だって、私もわざわざ教えてもらわなくても、自然に身についてしまったことだから。

あとから、あ～、こういうことを教えてやらないと、いけないんだ。と気付くが
あとのまつり。
コミュニケーションの欠如、というのは、本当にやっかいだ。
本人も、相当ストレスをかかえているのだろう。

いかん。
最近の私は気ばかりがあせっている。
不安のかたまりになっている。