Dog Whispererというテレビ番組があります。
日本ではザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~
というタイトルらしい。
犬博士がトラブル犬を抱えるお宅に行って
ちょろっとアドバイスすると
いとも簡単にお利口な犬に変身するという内容の番組です。
「人間版があるといいね~」と
冗談半分で旦那様と言っていたら出会ったのがまさに直球先生。
なんの話かというとここ数週間テレタビ氏が大荒れ。
イヤイヤ期最盛期か?と思うくらい
とにかく何でもかんでも「NO!!!!怒怒怒」
朝から「朝ご飯イラナイ!!!!!!怒」(と言いながらパンを食べる)
「着替えたくナイ、学校行きたくナイ」
「お風呂ハイリタクナイ」(と言いながら裸でのたうち回る)
「パジャマ着たくナイ」
「歯磨きしない、うがいしたくない」
「寝たくナイ」
相手をする私も頭では分かっていても
毎回毎回全否定されると堪忍袋の緒が切れそうです。
旦那様が帰ってくると
「ダディーバイバイー!!シーユートゥモロー!怒」
気分を害した旦那様に
毎日テレタビ氏が機嫌悪い理由を聞かれても
「知ってたら苦労してね~よ!」
すでにMAXに達しているイライラがピークを超し
さらにお料理さんウザ子の存在だけでイライラ~
家族みんながイライラしている状態が数週間続いていました。
でも療育ではびっくりするぐらいいい子で
借りてきた猫。
で、うちに帰って玄関についた瞬間、怒り泣き。
なんだこの違いは?
ということで、直球先生に一言相談。
「あの~なぜかウチではかなり荒れてるんですけど」
先生:「それはあなたなめられてるわね。私の言ったことができてないのね。」
そうかも。
最近、いろいろな本を読んでそっちを参考にしてたかも。
早速、基本に戻り
先生の教えとおりに子供になめられないしつけを再開してみました。
1,子供が嫌だと泣いてもはぐらかそうとしても動じず指示を出す。
2,「泣かない」「叩かない」という指示を出す。
3,指示に従わない時は30秒ほど目をそらし待つ。
4,プロンプト(合図)を出しつつ
5,とにかく指示に従うまで指示を続ける。
6,できたら褒める。
それだけ。
それだけなのに、
今までの反抗の癇癪が嘘のように減り
けろっとご機嫌なムスコ君。
すごい~
「ABAは、動物にするものであって、ヒトに対してすることじゃない」と言ってる人がいたけど
ヒトだって動物だし、
状況をつかみづらいテレタビ君のような子には特に
ボスが誰かっちゅ~のをはっきりさせておかなければあかんのだと思いました。
ということで、お陰様でようやく我が家にも平和が訪れつつあります。
直球先生は相変わらず家のリフォームなどかなり金回りが良さそうです。笑
ちなみに、直球先生方式の指導法はもやもやさんのお子さんには効果がないようでした。
親が家で実行してないだけかもしれませんが、
全てのお子様に効果があるとは限りませんのであしからず。
※ウィキピディアに書いてあった犬博士のトレーニング法も役に立ちそうでした。
興味のある人は読んでみてね。