Ｍくん独壇場

ビリヤードを終えて、次は「カラオケ」行くことに。
時刻は深夜１時。
明日、訓練校あるのに何してんでしょうね。（他人事）

いつものごとく野郎 二人でボックス入って、
「○モ」と間違われないかヒヤヒヤしながら大熱唱してました。

一通り流行りの曲を歌い終わると、だいたい自分の「十八番」とかお気に入りの曲になりますよね。
でもＭくんは違います。
何を歌おうか迷う頃になると、始まります、「Ｍくんリサイタル」。

およそ若者が歌わないであろうナンバーを、熱唱し始めるのです。
加山雄三「君といつまでも」　や、　　「ふたりのアイランド」
「嵐を呼ぶ男」、　「港のヨーコ横浜横須賀」　　「異邦人」　等など。
しかも歌えもしないのに。

Mくんと出会った頃にその「リサイタル」を聞いた頃は、「狙いか？」と思ってましたが、
どうやら違います。

とても「いい顔」で歌ってるんですもの。

そんなＭくんが今日、歌い始めたのは このメロディ。
「おらは死んじまっただ～♪」

君はいつの生まれだ。
やはり今日も「いい顔」で歌ってます。
とりあえず聞いてみます。

おらは死んじまっただ～♪
おらは死んじまっただ～♪

おらが死んだのは～♪　酔っ払い運転で～♪
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飲酒運転事故で死んだのかよっ！！

あの歌の真相が、今やっと分かりました。
ニュースになっても不思議でない事故なのに、
すげー軽い口調で「死んじまっただ～」て歌ってます。
なんて楽観的な人だ。

Ｍくん、まだまだ熱唱。
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雲の階段を～♪　　　降りて行っただ～♪
　　　　　　　　～　中略　～
ちょらとふみはずして～♪　おらの目がさめた～♪
畑のど真中～♪　　　おらは生きかえっただ～♪
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生き返ったんかいっ！！！

死んだ時も軽ければ、生き返った時も軽い。
いろいろ悩んでる時の自分が、すごいバカらしく思えました。

「帰ってきたヨッパライ」（ザ・フォーク・クルセダーズ）