Ryo’s cafe

いらっしゃい 何にする? とりあえず こんなのどうさ?
なぁに つまんない男のひとり言だよ

山口の桜

2008-04-06 15:40:14 | ぼん・ぼやっぢ

さて、瑠璃光寺 観光も終わり、

次の目的地へ。






続いては、一の坂川





もちろん、ただの川じゃあございません。










桜です。









川沿いに、桜並木が咲きまくってます。






うーん、びゅーてほー。




風情を感じます。







この桜並木、なんと山口の大名、大内氏によるもの。






大内氏は、京の都に強く魅せられ、


京に模したまちづくりをしたそうです。




この一の坂川もその一環。





ほぉ~、そんな歴史があったとは。




山口が『西の小京都』と言われる由縁ですな。












川を挟んで、左右どちらの道を歩いていても

桜が見れてお得(?)です。








道沿いにはお店もあるんですが








こんな和風の店が多くて、歩いていて楽しいです。







さらにこの一の坂川。



夏にはホタルが見られるんだとか。







春は桜、夏はホタル。







いいですなぁ~。




季節の移ろいを感じられます。














さて、続いて向かったのは、




維新百年記念公園。









立派な名前のついた公園です。





『維新百年記念』ですよ!?









地元の幕末の志士、



高杉晋作桂小五郎などの銅像とかあるんでしょうか。









それは行ってみないといけません。






て事で、ゴー。




すると











公園。











うーん、




どこからどう見ても





ただの公園です(涙)









明治百年を記念して造っただけで、



別に銅像とかは置いてないみたいです。






うーん、期待はずれ。。。





歴史漂う公園かと思ったんですが








権蔵、こうじろうはキャッチボールなんかやってます。




そりゃそうだ。




公園だもの。






とは言え



サッカー・ラグビー場から、野球グランド、


テニスコートから弓道場まである


総合スポーツ施設のようです。







さらに






桜の名所でもあるみたいでした。







まったりするのにはいいですね。









いやー、それにしても


これで3ヵ所目です、桜の名所めぐり。





しかも山口オンリー。






もう、いいだろう。




帰ろうか。







と、思ったら













錦帯橋、来ちゃいました。











なぜって??











もちろん、『花見』ですよ。















『夜桜』ですよ。













いやー、『一日にどんだけ花見するんだ』って話しですね。






まぁ、岩国も山口ですし。



せっかく帰り道ですから。








て事で、広島に帰りました。




いやぁ、よく行った。



今年は広島で花見しなかったなぁ~。






と、思ったら









『木材港の桜並木』にも行っちゃいました。









本日、4ヵ所目です。





『桜づくし』の一日でした。





いやー、おもしろかった。




また来年は、行った事ない場所へ花見に行こう。

 


 


山口 瑠璃光寺

2008-04-06 13:54:44 | ぼん・ぼやっぢ

さて、めしも食ったところで、観光です。










瑠璃光寺です。



立派なお寺です。



て事で、ゴー。









これだけ立派なお寺さんです。



仏像とかもあるわけです。



て事で









こんな御仁が。





観音様ですね。







ありがたや、ありがたや。










ふと、観音様の足元を見てみると
















誰??(汗)









一見、小坊主さんのようですが・・・・





解説があったので、読んでみると










この『観音様』は、慈母観音様








母が子に対する



深く大きい慈愛の心を表わした



菩薩様なんだそうです。







うーん、なるほど。



つまり、その足元の










こちらの御仁は



その子どもの象徴『わらべ地蔵(?)』という事なんですね。









うーん、なるほど。



了解です。



親子の愛を見守ってください。








さて、



続いて目に付いたのが
















閻魔 様。


















閻魔 様!?














あの、すいません。







閻魔 様って







『地獄の大王』ですよね??











それが







人々を極楽浄土へ導く






お寺さんにいるんですか??












このミステリーはどういう事か。








よく見てみると、



閻魔様の下の台座には













こんなものがありました。











はて?



これは何?



て事で、解説を読んでみます。









これは、後生車(ごしょうぐるま)なるもの。









生前の罪を懺悔し、善行を約束する。







そして念仏を唱えながら










真ん中の、石の車を回し





閻魔様にお願いすると



一回 廻すごとに罪が浄化される、と言われているそうです。










へぇ~。




そうなんだ~。






・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・





















だから なぜ『閻魔さま』??







べつに 観音様でも、薬師如来でもいいわけです。












うーん、まぁ





お寺極楽浄土閻魔様に許しを乞う






という事でしょうか。








閻魔様も、もとを正せば神の一人だったようで。





そういう事から『寺にあってもおかしくない』という事でしょうね。





うーん、奥が深い。





ありがたや、ありがたや。












で、



『せっかくだから』て事で、うちのメンバー。












後生車、まわしまくります。











うーん、観光気分。







懺悔する想いがあるのかどうかあやしいもんです。







『ハチ公』前記念写真撮る観光客と大差ありません。







て、



俺もまわしましたけどね。










そして、次に目に付いたのが、こちら。











何やらテーブルのようなものです。







しかし、こんな所にあるのです。





ただの石のテーブルな訳はない。







て事で、近くで見てみると















足の裏だ。









すげーデカい、足の裏です。






何げにお賽銭まで。












はて?






この足の裏の意図は?












て事で、解説を読んでみます。



すると、なんとこれは








『お釈迦様』の足の裏なんだそうです。








へぇ~、そうだんだ。







足型を表現してるわけですな。









んで、石では分かりにくいので



看板には、イラストもあります。












ありがたや、ありがたや。










うん??




なんか、模様が見えるぞ。









よく見てみると











剣!?




魚!?




花瓶!?





足の裏に!?











人の足の裏にあってはいけない模様がいっぱいあります(汗)












これは。。。。。








タトゥー!?







お釈迦さん、ヤンキーだった!?







だからパンチパーマ!?









恐ろしい。。。。







『仏教の開祖』が、実はヤンキーだったなんて。















もちろん、んな訳はなくて。





これは、『佛足石』なるもの。










お釈迦様の足の裏には



佛法を表現した模様がありまして




一つ一つに、意味があるそうです。







それを石に刻み、民衆はそれを撫でながら



今日の幸福に感謝するんだとか。










ほうほう、そんないわれがあるんですか。






そりゃご利益がありそう。









て事で、うちのメンバー。














足の裏、さわりまくります。












うーん、やはり観光客まる出し。



バーゲンセールにならぶスーパーのオバサンのごときです。











て、もちろん



俺もさわさわしましたけどね。










これがなかなか手ざわりがいいんですよ。



瑠璃光寺に来た際には、お試しください。





(つづく)


山口情報いろいろ

2008-04-06 12:10:12 | ぼん・ぼやっぢ

さて、てな訳で







羞恥心もなく、ベスポジでお花見をしていたんですが



相変わらず観光客の熱い視線の中。





ふと、初老の男性がこちらを見ていました。








だいたい通り過ぎると事は終わるんですが


このおじいさんは違います。






何やら言いたげです。






こっちをじーーっと見ています。









何でしょう。




気になって見てみると



蛍光色のパーカー


腕に腕章をしています。







これは。。。。



この公園の管理者!?









花見で観光客がムチャしてないか、


パトロールしてる!?






てことは、





こんな歩道のわき宴会してる俺らは



強制撤去!?







食うもの広げてる


今さらですか!?






いやだー(涙)







せめて食い物、食うまで待ってください(涙)








と、ビクビクしていたんですが


ついにおじいが近づいて来ました。






強制撤去ですか??(涙)






と、思ったら





「えー、この五重塔は~」





観光ボランティアの人でした(汗)





いやー、驚かせます。




地元の方でしょう。




そして観光客に、説明してるのですね。







てな訳で、おじいご自慢のカメラで撮った


写真とともに、五重塔の説明が始まります。




雪の日の五重塔の写真とか見せてもらいました。





雪の白と、五重塔のコントラストが見事です。









この五重塔、立派なただずまいですが



中には入れないそうです。







うーん、残念。






まぁ木造の古い建物ですからねぇ。




観光客がいっきに入ったら危険です。










でも、特別な日に、特別な人内部を公開したそうです。



それは









小泉元総理視察。







小泉さんも来てたんですねぇ。





そういうVIPが来た時には公開するそうです。





いいなぁ、VIP。










ところが、一般にも公開することがあるそうです。









「それ、いつなんですか?」




「50年に一度」






半世紀に一度ですか(汗)







気の長い話しだ。







こういう寺とかのご本尊が


○年に一度公開される、ってやつですね。








でも、タイミングさえ合えば見れるかもしれません。







「前回はいつ公開したんですか?」






「えーと、おととしですね







あと、48年後かよ(涙)









俺、その頃、80なんですけど(涙)






もうじじいですね。



無理かなぁ。




いや、なんとか行けるかも?













まぁそんな事はさておき、おじいの山口PRは続きます。





一の坂川の桜の写真とか。



川沿いに桜並木が並んでます。



はい、今日この後、行く予定です。








さらに、雪舟の写真。






なんと、水墨画で有名な雪舟は


この山口で晩年を過ごしたそうです。







公園には銅像もありました。








へぇ~、そうだったんですか。






そんな有名人が、身近な山口にいたとは。


知りませんでした。








そしておじいの写真は続きます。



次の写真は



紫禁城。






。 。 。 。 。 。 。 。






紫禁城ですか?





中国の?











紫禁城と言えば、清王朝の宮殿です。



はて、ここ山口とどんなゆかりがあるんでしょうか。









「山口に縁ある『雪舟』の生まれた年




 紫禁城が出来たんですよ









。 。 。 。 。 。 。 。





だから??









山口と紫禁城、


ぜんぜん関係ないじゃん。









「いやー、ワタシ旅行で行ったんですよー、紫禁城(笑)」







だから




山口、関係ないじゃん(涙)











ただのおじいの観光話しでした。




ただ自分の旅行話しをしたかったみたいです。






なかなかしたたかなおじいだ。






ひと通り解説が終わると、おじいは立ち去っていきました。





いやー、おもろいおじいだった。





(つづく)

 

 


山口の情緒豊かな風景

2008-04-06 11:47:08 | ぼん・ぼやっぢ

さて、前回にも書きましたが、


あまり前調べせずに来ました。



てな訳で、思わぬ名所スポットに出くわします。





次に出くわしたのが、こちら。








枕流亭(ちんりゅうてい)






幕末の志士 会合の場所なんだそうです。






そう、山口と言えば、長州藩






桂小五郎や 伊藤博文





さらに、薩摩藩からは西郷隆盛大久保利通









なんと、薩長連合の密議を重ねた場所なんだそうです。









おぉ~、そんな歴史漂う建物があるとは。







明治維新のエナジーを感じます。








これは見てるだけで価値がある





って、





中入っていいんですか!?












なんて太っ腹。



アッパレ、山口。







では、お言葉に甘えておじゃまします。







1階は、幕末の志士解説パネルが並ぶ


ギャラリーのようになってます。







改装したんですね。





そりゃそうか。








そして、2階に上がると、まさに日本家屋







幕末当時、ここが、


薩長連合が成立するきっかけになった場所だとは。








まさに『その時、歴史は動いた』ですね。









そんな由緒ある場所で、うちのメンバー。















バッチリくつろいでいます(汗)








なんて緊張感のない。




幕末の志士の『息吹』を感じろ。









と言いつつ、





俺もキッチリくつろいでましたが(汗)











だって、すげー快適なんだもん(涙)





なんだか田舎の家を思わすような。






湿気もなく、窓から心地よい風が吹いて。









メンバー全員『ここに住みたい』と思いが一致しました(汗)







やはり日本家屋はいいです。








てな訳で、思いの他くつろいでしまった『枕流亭』ですが






そのから見えるものは










針葉樹の林。








いいです。




『和』です。




風流です。







この景色もあい重なって、


予想以上にくつろいでしまった訳ですが









その林の先に見えるのは








五重塔。










う~ん、ビューティフル。






そう、ここ瑠璃光寺には


『五重塔』があるのです。







それが、ここをチョイスした理由のひとつ。






なのに、



思いもよらず枕流亭でまったり
(汗)







いかん、いかん。



時間は限られている。





てな訳で、ゴー。









五重塔です。






立派です。







しかも、ここ香山公園は、桜の名所としても有名。










五重塔に桜が映えます。






う~ん、花鳥風月。(どれもないだろ)






ワビサビを感じます。










さて、



『本来の目的』に戻ろうか。








はい、






『花見』です。









てな訳で










こんな『ベスポジ』で




宴会、始めちゃいました。















はい、ここは




歩道のわきの『緑地』です。










えぇ、そうです。









歩道 = 観光客が、ガンガン歩いてます。











そんな所でブルーシート広げて、



弁当でも食ってた日には









観光客の『熱い視線』がそそがれます。








『こんな所でめし食うのかよ』という




『魂(たましい)のツッコミ』が聞こえてきます。









そして





『珍しい生き物』を見る熱い視線。









なんだか



『動物園の動物』になった気分です。











でも、大丈夫。








そんな視線も




慣れれば『快感』になります。
(変態か)








いい教訓になりました。









お花見は


みんなで食えば


こわくない









大人としてはあまりタメにならない教訓でした。





(つづく)

 


今年の花見は

2008-04-06 10:46:48 | ぼん・ぼやっぢ
さて、広島の桜はもう散ってしまった頃ですが


今ごろ花見の話しをしていいですか?(汗)





いいんです。







てな訳で、花見です。








まぁ毎年花見には行ってます。





平和公園はもちろん、



比治山



造幣局



錦帯橋



茶屋町



三刀屋





う~ん、近場は行きつくしたなぁ。



まぁ県外もありますが。





今年は行ってない所へ行きたいなぁ。



遠くへ行ってみたいなぁ。



ついでに観光なんかもできればなぁ。








てな訳で、山口に行きました。








いや、錦帯橋じゃないです。



まして萩はちょっと遠すぎます。







行ったのは





山口市。






お隣りの県にも関わらず、


それでいて県庁所在地にも関わらず





行った事ないです、山口市。







一般的なイメージとして、山口と言えば



岩国、萩、下関、防府。







そう、山口市といえば



県庁所在地にも関わらず




観光地のリストに挙がらない街です。








ではなぜそんな街に(山口市民に失礼)行こうと思ったか




理由:お花見スポットがけっこーあるから







うん、距離的に日帰りできなくないし、





何より、『行った事がない』。







てな訳で、ゴー。








いやー、花見も楽しみですが



どんな街なのかを見るのも楽しみです。





ふんふーん、と山口市、到着。










すると









なんだ!?あれはっ!!







俺の『変なものレーダー』が察知しました。







ガス会社のタンクのようですが




それにペイントしてあるのは










お内裏様お雛様







なぜ。。。








社長が3月3日生まれなんでしょうか。





なかなか遊び心にあふれています。








その他にも





車を走らせていると













ウルトラマン エースでかいフィギアがあったり。









なぜ、エース。。。






特撮が行われたんでしょうか。






別に『おもちゃ屋』があった訳じゃありません。




突然、現れました。






謎です。。。。










さらに、『山口駅』の標識を発見。






やはり県庁所在地ですから




さぞ、立派な駅が










これっすか!?







あの、山口市って、『県庁所在地』ですよね?






すいません。








一見、『無人駅』に見えるんすけど(汗)










いやー、目的地に着く前から


ど肝ぬかされてます、山口市。






ツッコミどころ満載です。






『ガードレールが黄色い』だけじゃなかったんですね、山口伝説。




あなどれん。









そんなこんなで、目的地到着






訪れたのは、瑠璃光寺 香山(こうざん)公園





_____________________


大内氏全盛期の文化を伝える寺院であり、


『西の京・山口』を代表する観光名所となっている。


桜の名所としても有名。



(ネット情報、まるパクリ)
__________________







おぉ、山口の名将・大内氏ですか。





そりゃ楽しみです。




てな訳で、ゴー。






裏の駐車場に停めたんですが


と、香山公園に向かう前に









こんな道を通ります。






ただの石畳と思うなかれ。





なんとこちら。



『うぐいす張りの石畳』なんだそうです。





以下、解説。




______________


このあたりで、手を叩く強く足踏みすると


美しい音が返ってきます。



_____________




ほう、そりゃおもしろい。



そんな仕掛けになっているとは。







てな訳で、手を叩いてみます。




すると、





『ペンッ』




ぺンッ!?









ふつー、手を叩くと『パンッ』という音がします。





試しに、足踏みしてみます。






すると








『ペンッ、ペンッ、ペンッ』







三味線のような音が反響して返ってきます(汗)









解説の看板によると




前方の『石垣』や、『石段』などに音が反響して


こんな音色が出るんだとか。









へぇ~、おもしろーい。





昔の人は、よくこんな仕掛けを考えたもんだなぁ。





と、感心しながら看板を読んでみると








_______________



『うぐいす張りの石畳』は


人為的に造られたものではありません。


_______________





偶然かよっ。








なんてミラクル。








『うぐいす張りの石畳』なんて言うから




さぞ名のある名匠が造ったものかと思うじゃないですか。







あなどれん、山口。。。。










まぁそんな事は置いといて


先ほどの石段を登っていくと









こんな所に到着。






ですね。





やはり大内氏の墓?







と思いきや、なんと





萩藩主『毛利本家』の墓所なんだとか。











毛利っすか!?






てゆーか、本家っすか!?







こんな所に!?


(山口市民に失礼)






安芸高田市や、萩じゃないんですね。









解説によると、十三代 敬親公


居城を萩から山口に移してから


毛利本家の墓所とされているそうです。








へぇ~、知らなんだ。






思いも寄らない所で、毛利の名を聞くことになろうとは。





やはりあなどれません、山口。



(つづく)