Ryo’s cafe

いらっしゃい 何にする? とりあえず こんなのどうさ?
なぁに つまんない男のひとり言だよ

高知 旅行記3日目 ~神秘の国、土佐の不思議 発見!~

2005-06-30 16:43:36 | ぼん・ぼやっぢ

更新遅れてすいません。(汗)
ツレの引越しやらなんやらでバタバタしてまして。
んでは、お待たせしていた(待ってない?(汗))続きをどうぞ!

坂本龍馬記念館を後にして、次に向かったのが「桂浜水族館」。

桂浜に水族館なんてあったんですね。(汗)


んでも今日は他にもいろいろ周ってたんで、時間がありませんでした。
「イルカショー」「アシカショー」終わってます。(涙)

んでも、目当てがあるんで入ります。

それは「アカメ」

体長1mを超える巨魚です。



高知、徳島、宮崎にのみ分布し、中でも四万十川が有名。
用心深いのでなかなか釣れず「幻の魚」と言われるお魚さんです。



記録で残っているもので、最長は「1m37cm」
小学校5年生ぐらいあります。



これは見なければ。
て事で、水族館へゴー!
すると入るなり、イルカさんを発見!


ショーは終わってましたが、飼育員のお姉さんが付いて練習してました。

お姉さんが投げたワッカを取って来る、という練習のようです。

太郎くん(仮名)、次郎くん(仮名)と2匹いるんですが、太郎くんは優秀です。


顔のデッパリ(?)に引っ掛けてすぐ取ってきます。

でも次郎くんはなかなか引っ掛かりません。


なかなか取ってこないから、ご褒美の魚があんまりもらえません。(涙)

がんばるんだぞ、次郎くん。

懸命に訓練する太郎くん、次郎くんを後にして、館の中に入ってみました。



そこでりょう達の見たものは!!



アカメですっ!!(ウソ)

これがアカメかぁ。(模型です)



しかしデカイ。
実際のもこれくらいあるんだろうなぁ。

と思ったら、目の前にいたよっ!!


ア、アカメ。。。。?


いや、確かにデカイですけど、せいぜい70cmぐらいじゃ。。。
デカイやつでも1m弱くらい。

てか、うじゃうじゃいます。





他の水槽にもいて、全部で20匹ぐらい

全然「幻」じゃないじゃん。(涙)

まぁ「釣りにくい」てだけで、別に天然記念物でもなんでもないみたいなんですけどね。





ちなみにホントに目が赤いの、分かりますかね?




そして今度は「海がめ」。

デカイ水槽があって、そこに放し飼い状態。

柵も何もありません。

そして、やっぱりうじゃうじゃいます。

「養鯉場」みたいです。



てか、すんごい勢いで寄って来ます(汗)




海がめと目が合っちゃいました。(汗)

そして、さらにうじゃうじゃ寄って来ます。

  

ホントにすぐそこ。

「おさわり」できそうです。(ダメです)

なんでこんなに人なっつっこいんだ?と思ったら、

「亀のえさ 100円」。


これかーーーっ!!

そりゃ寄って来るわけですね。

海がめなら珍しいし、えさ上げようと思ったんですが、売り切れてました。
うーん、残念。

しかし、なかなか不思議な水族館です。


目の前まで顔を近づけても逃げない魚とか。

首の長い亀がいたんですが、

こっちが顔を移動すると、付いてきたり。
高知なのに「クリオネ」がいたり。


何よりビックリしたのがコレ。

「リュウグウノツカイ」という深海魚です。(汗)

2.4mあります。

アカメよりデカイじゃん。。。

なかなか不思議満載です、桂浜水族館。


お腹いっぱいで水族館を後にし、いよいよ次の目的地へ。

「四万十市(旧中村市)」です。

そう、「四万十川」を見るのです。
いや、「下る」のです。
はい、「四万十川を川下り」するのです。

てな訳で、日本最後の清流、四万十川のある四万十市ヘゴー!!

さらば、高知市内。いろんな「不思議」をありがとう。
さらば、龍馬さん。くじけそうになったら、また会いに来るよ。

いやぁ、しかし高知市内から四万十市って、遠いんですね。
120kmありました。(汗)

広島⇔浜田ぐらいあるじゃないか。。。 しかも、地図を見ると

「うん? 。。。高速がない」

はい、ずーーーっと「下道」走り続けました。(涙)

でも車少なくて走りやすかったです。

ふと見ると、時刻は19時半。
四万十市到着は22時ぐらいでしょう。

四万十市の某居酒屋で飯食いたかったんですけど、閉店時間で間に合わないかもなぁ。
なんでも「四万十定食」と言うのがあって、「四万十川の幸が盛りだくさん!」だそうです。

でも腹減ったし、何個かドライブインがあったから、休憩がてら飯食おうかなぁ。
まぁこのまましばらく走ってみよう。

お目当ての店(四万十市内)の閉店時間に間に合いそうなら、四万十市で食って
間に合わなさそうなら、道すがらのドライブインで食おう。

いろいろドライブインはあったんですが、四万十に近づくに連れて、と言うより、
街(高知)を離れるに連れて店が少なくなってきます。

見つけても「閉店」だったり。

うん?待てよ?今日は木曜日。「平日」だ。
まさか、「閉店」ばっかり。。。?

四万十市に着いたら当然、店閉まってて、まさかディナーは「コンビニ弁当」。。。?

。。。。。。。

いやだぁーーー!!

なんで高知まで来て、ホテルで「コンビニ弁当」食わんといけんのじゃー!!(涙)

そしてひたすらドライブインを探します。
しかし、すでにここは のどかな「田舎道」
そもそも店がありません。(涙)

「高知で旨いもの食った?」とか聞かれて、
「あぁ、幕の内弁当うまかったよ。。。(セブンの)」とか答えるのか!?

絶望に包まれながら、走ること数十分。。
神は俺を見放さなかったっ!!

「水車亭 この先3km」

ありがとーーーっ!!!

時刻はまだ20時台。
閉店にはなってないだろう。 意気揚々と車を進め、「水車亭」到着!!
文字通り、水車がありました。

店は和風のなかなか立派な佇まい。
どんなおいしい「高知料理」を出してくれるのか!? と思ったら、

何かがおかしい。。。

外から見るに、車がない、人がいない。
そして何より、いっぱい箱が並んでます。

店に入って、「やっぱり。」

これは「お土産屋さん」じゃん。(涙)

そうですか。晩飯に「四万十のり煎餅」を食えと。

はぁ、そうですか。ホテルで「芋けんぴ」を食えと。(涙)

どうやら定食屋も併設されてたようですが、
はい、「閉店」です。

とりあえず名物「芋名月」は買いましたが。

そして店員さんに尋ねます。
「あの~。。ここら辺で食う所ありませんか?」
「あぁ~。。田舎なんで。。あってももう閉まってますねぇ。。」

やっぱり。(涙)

仕方なく、開いてるドライブインがある事を祈りながら
四万十市に向かってひたすら走り続けました。

しかし思ったより道は空いてて、あれよあれよと市を通り過ぎ。
四万十市に着いたらまだ21時過ぎ。

間ぁーに合ったーーーっ!!

ホテルにチェックインして、店の場所を確認。
徒歩圏内です。
そして店に到着!!まだやってます!!

そして念願の「四万十定食」(3900円)をオーダー!
う~ん、セレブ。(そうか?)

内容は、かつおタタキ、ゴリの佃煮、青さのりの味噌汁、うなぎ蒲焼、鮎塩焼き、
えび・青のりの天ぷら と盛りだくさん!

しかも、かつお以外は全て「四万十川の幸」。
まさに「四万十尽くし」。

そして、実っ食!!! ウマイー!!

 かつおタタキは全然 クセがなく旨みも抜群。
うなぎはスーパーであるような、タレでごまかしてるんじゃない。
身 自体が旨くて、食感もプリプリしてます。

青さのりの風味が味噌汁に良く合い、ゴリという四万十特有の小さい魚の佃煮も珍味。
は身がホクホクしてて、あっさりしてるのに旨みがある。

何より気に入ったのが、青のりの天ぷら
青のりと言っても海苔の風味がしつこくなく、海草の風味がたまらない。
そしてこのサクサク感。

もう、どれもウマくて大満足の「四万十尽くし」でした。

彼女は「刺身定食」を頼み、二人で2つの定食を食べ分けました。
その「刺身」というのも、高知の海特有の魚らしく「ヨコ」というもの。
まぐろの仲間らしいです。

でもまぐろほどクセがなく、旨みたっぷり、とろける食感。
「大トロ」みたいでした。(あんま食ったことないですが(汗))

いやぁ、あきらめずに四万十来て良かった。。。(涙)

明日は「四万十川 川下り」です。
「食べて良し、遊んで良しの四万十川」にするぞっ! (「四万十川編」に続く)


高知 旅行記3日目 ~龍馬よ、永遠なれ~

2005-06-30 16:15:50 | ぼん・ぼやっぢ
ホエールウォッチングを堪能した後に向かったのが「坂本龍馬記念館」。
小高い岡の頂上にありました。
建物は近代的で、桂浜に、そして太平洋に突き出すような形。
大海に臨む龍馬の精神を表しているようです。

記念館内には「海援隊」の船の模型や、龍馬の写真、
龍馬関係の資料がいろいろ展示されてました。
(残念ながら撮影禁止の為、画像はありません。
 画像を見たい方は「坂本龍馬記念館HP」をご覧ください)

中でも興味深かったのが、龍馬の手紙。
文面から彼の自由奔放でユニークな性格が読み取れました。

当時の形式ばった文語調ではなく口語調であったり、
かなりくだけた表現をしていたり。
かと思ったら、「日本を今一度洗濯いたし申し候」と日本を改革せんとする
大きな人間像も見えたりして。

歴史の授業では教えてくれない、彼の人間性を垣間見ることができて
非常に興味深かったです。

特に乙女姉さんに宛てた手紙がおもしろかったです。

薩長同盟や大政奉還などに関わる出来事を、
乙女姉さんに逐一、報告してるのです。(汗)

当時としては日本を変革する機密事項だったはずでしょうに、
ガンガン手紙に書いて送ってます。

そして文末には「この事は誰にも言わないように」と注意書きをして。(汗)
いいのか、龍馬さん。

乙女姉さんとしては日本が今後どうなっていくのか
最新の情報が入ってきて、さぞ楽しかったでしょう。

そして乙女姉さんに宛てた「エヘンの手紙」が面白かったです。
___________________________________

……此頃は天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生に門人となり
ことの外かはいがられ候て……
……すこしヱヘンニかをして
ひそかにおり申候
達人の見るまなこおそろしきものとや
つれづれ(草)二もこれあり
猶ヱヘンヱヘン
___________________________________

大先生である勝海舟の門下生となった事を自慢している内容です。
勝海舟の人を見る目を褒めながら、自らを自画自賛。
手紙の最後には「エヘン、エヘン」と。

なかなかお茶目です、龍馬さん。(笑)

他にもおりょうと行った日本初の新婚旅行の事を書いていたり。
西郷隆盛の勧めで、薩摩の温泉へケガの療養も兼ねて行ってたらしいです。

そこでもやってくれます、龍馬さん。
鉄砲で鳥を撃って過ごしたらしいです。(汗)

しかも「楽しかった」と。

残酷だよ、龍馬さん。
世が現代なら、動物愛○団体から非難轟々だよ。(汗)

意外な一面が見られて楽しかったです。


記念館には、京都近江屋の部屋にあった屏風と掛軸もありました。
いわずと知れた、龍馬と中岡慎太郎が暗殺された部屋です。
屏風、掛軸には、飛び散った二人の血痕が生々しく付いて。。。

大政奉還の為に東奔西走し、明治維新の扉を開いた龍馬。
成すべき事を成しつつも、自らは政府の役人には全く興味を持たず
「世界の海援隊でもやる」と。

これからは自分のやりたかった事を思いっきりやるはずだったでしょうに。
残念です。
生きていれば、相当な財閥のトップとなり、今の世にも影響を与えていたでしょう。
というより、彼の活躍をもっと見たかった。

桂浜から望む太平洋の先に、龍馬は何を見ていたのでしょう。

     

と、昔なつかしの「知ってるつもり」みたいになりましたが。(汗)

改めて龍馬のすごさを知ることができて満足しました。

(「桂浜 水族館編」に続く)

高知 旅行記3日目 ~いま、会いにゆきます~

2005-06-30 11:53:40 | ぼん・ぼやっぢ
朝6時半、起床。
仕事でもないのに朝、早いです。
午後よりも午前中の方が彼らに会う確立は高いとの事なので。
午後は波が出て会えなくなる可能性があるんだそうです。

そう、「くじら」に会いに行くのです。
「ホエールウォッチング」です。
大学時代、高知出身のツレから聞いていたのです。
「高知でもくじらが見える」と。

これは見なければ。

て事で、桂浜の浦戸漁港へゴー!
と思ったら、桂浜についた途端にすげー渋滞です。(汗)
太平洋を臨む海岸沿いを心地よく走りながらも「やべぇ。集合時間まであと10分だよ(涙)」。

「浦戸漁港へは、浦戸大橋を渡る前の左の道に入る」と聞いていたんですが、
それらしい脇道はありません。

すると当然、「浦戸大橋、通過」。
いやぁ、結構高さのある橋で気持ち良かったです。

じゃなくてっ!!

仕方なくUターン。
でも、やっぱり脇道が見つかりません。(涙)

そうだ!道が分からなかったら電話してって言ってた!
てな訳でホエールウォッチングの人に電話!
裏道を聞きつつ、浦戸漁港、到着!
既に他の参加者と思わしき人たちがいます。(汗)

係りの人から注意書きをもらい、誓約書(くじら見れなくても文句たれません等)を書いたら
早速、乗船。海へゴー!!(出発時間、ギリギリでした。(汗))

浦戸大橋

船に乗る時に他の方々に遅れた事をお詫び申し上げました。

そして船は進みます。波をかき分けて。
船は進みます。ジェットコースターのように。(汗)

なんでも今日は波がややあって、行きは揺れる、との事。
てゆーか、跳んでる? 落ちてる? みたいな感じです。
その度に衝撃がすんごくて、女性陣は「キャーキャー」言ってます。

さすがです、太平洋。
ラクにくじら見せてはくれません。

ゆらり揺られて約1時間半。
女性陣も慣れてきたのか、ちょっとの揺れでは騒がなくなりました。
いやぁ、女性はたくましいです。

そしてついに「くじらスポット」到着!


漁船がいっぱいいます。
えさがあるんでしょうか?

そして船長さんの奥さんらしき人がアナウンス。
「あ!!あそこ、くじら見えるよ!!」
「どこどこ!?」


いたーーーーーっ!!

くじらです!!


てゆーか、すげー近くにいます!
すぐそこです!


3、4頭はいました。
思ったより大きくなかったです。3~4mぐらい。
てゆーか、イルカぐらい。(汗)
まぁ種類にもよるんでしょうが。

くじらは度々浮かび上がって、「ブファーッ」と潮を吹いたりしてました。
船がすげー近いのに、全然逃げようとしません。

いやぁ、何がすごいって、奥さんが
「今!!今から浮かび上がりますよ!!」
と言うと、その通りくじらが「ブファー」と息するために出てくるのです。

素人目にはいつ出てくるのかサッパリ分かりません。
奥さんは船の上にいたから分かりやすいのかな?


1時間ほどくじら鑑賞を楽しんで終了。
船は漁港へと戻ります。

帰りは逆に追い波ではないので、スムーズに帰れました。
ぐっすり眠れるほどに。(汗)

浦戸漁港、到着。
ホエールウォッチングの人が駐車場まで送ってくださいました。
いろいろ話しながら駐車場に着いた頃、
その係りの人がかぶっていたキャップが気になりました。

「それ、いいですね。」

「鯨人」とかかれていた赤いキャップ。
とてもシンプルでいいなぁ、と。

「あ、これ売ってるんですよ」
「マジすか!?」

どっかの土産屋で売ってるのかと思ったら、
独自で制作して販売してるそうです。
「Tシャツもある」と。

「見たい!見たい!」

そして漁港へ引き返して品物見ることにしました。(汗)
売店か何かあるのかと思いましたが、
さっき乗った船の近くにテントがあって、そのテーブルに品物を広げ始めました。
『ここで売ってるのかよ。』(汗)

思いっきり「露天」です。(汗)

Tシャツはくじらのイラストが入ってて5、6種類ありました。
色もそれぞれ豊富。
でもいいなと思ったデザインで欲しい色がなかったのであきらめました。

でもキャップは気に入ってたので買うことに。

彼女はTシャツ(3400円)、りょうはキャップ(3200円)。

「じゃあ、二つでいくら安くしてくれます?」
「。。。。。」

店員さん、絶句です。(汗)
だって、ちょっと高いと思ったんだもん。(涙)

ふつーに買ったらそんなしないぞ、と。
観光地だからちょい高めにしてるな。。。
そんな手には乗らないぞ!(言いがかり)

でも結局、奥さんの一声で6500円にしてくれました。

ありがとー、奥さん!
その気持ちがうれしいよ! たった「100円」だけど!(恩知らず)

最初から付けてくれるのかどうか知りませんが、
ティッシュケース、「鯨人」のステッカーも頂きました。

あまり使う機会はないと思いますが。。。(汗)
でも気持ちがうれしいのです♪

そして浦戸漁港を後にしました。

いやぁ、なかなか楽しかったです。
ポイントに付くまで時間がかかりましたが、
日によってはくじら見れない日もあるそうなので、良かった良かったです。

(「桂浜編」に続く)