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RUSTIC CREATION

ランドスケープの仕事の毎日の中で見た素敵なもの、面白かったこと、などを写真と共にご紹介。

ワルシャワ盆栽塾

2009年07月18日 | ポーランド
週末は、ワルシャワ近くの村の盆栽塾に参加しました。
南ポーランドから盆栽と一緒にトラックに揺られて7時間・・・

講師は日本人。ヨーロッパ各地で長いこと盆栽を教えている先生です。
生徒は私をのぞいてみんなポーランド人。

先生を生徒が取り巻いて、必死に盆栽を覗き込んでいる姿がなんだか面白い!








クラシックカーで出発!

2009年07月17日 | チェコ
プラハの旧市街散策、カレル橋を渡ったところで、折り返すことにしました。
プラハ城は、また今度ということで。

もうくたくたに疲れちゃったんです。
城はもういいよ、アイスがほしい~って確かに全員思っていました。

そこで、旧市街広場に戻って、イタリアンバーに座り込むことに。
でてきたパンナコッタとストロベリーのアイスをつつきながら、
広場を歩く人々を眺めるのは格別です!

反対側の建物では、少女がバイオリンのパフォーマンスをしています。
モーツァルト、ビバルディーを次々と演奏。観客が集まっています。

その近くでは、クラシックカーのおじさんたちが待機。
クラシックカーでプラハの街めぐりができるんですね。

今度はもっと時間をつくって、いろいろ発見したいです。
名残おしいけれど、また500キロの道のりを帰ります!!

カレル橋で幸運にタッチ

2009年07月16日 | チェコ
プラハを流れるヴァルタヴェ川にかかる石橋は、長さが520mもあるんです。

きっといつもこんな風に観光客でごったがえしていて、橋の上で迷子なんてざらにあるんだろうな・・・

それはいいとして、この橋は両脇に並ぶ30の聖人の彫像で有名です。
その中のひとつ、聖ヤン・ネポムツキーのレリーフに触ると、幸せになれるそう。

みんなに触られすぎて、そこだけ光ってます。
もちろん私もタッチです。

プラハの旧市街散策

2009年07月15日 | チェコ
リボホヴィツェからの帰り道、少しだけプラハに立ち寄りました。

「プラハはいいよ~」「プラハがヨーロッパで一番好き」
と、たくさんの人から前評判を聞いてたので、期待に胸ふくらみます。

散策をはじめて旧市街エリアに入ると、人の多いこと!
この人たちの大部分が旅行者なのね!

建物と建物に挟まれた通りで目に入ってくるのは、たくさんの人の他
どこまでも続くおみやげ物店。

チェコグラス、宝石店(なぜか琥珀とダイヤモンドを扱う店が多かった)
マリオネット、民芸品、、、

広場について、ちょっと一息。
中央につきだしている建物は、旧市庁舎。
その奥に、一面壁に人物が描かれている建物が見えます。

この装飾はスグラフィットと呼ばれ、プラハの街中で多く見られるらしいです。


リボホヴィツェ村の週末4

2009年07月14日 | チェコ
リボホヴィツェ村、お城の目の前はいきなり普通の街です。

お城と盆栽の先生の庭以外でよかったもの、というと、やはり食べ物!

チェコ料理は美味しかったです。

レストランで出された典型的な一皿は、ローストされた豚肉に
クネドリーキという円筒形をスライスした蒸しパンをあわせたもの。

肉料理がこってりなのに対して、蒸しパンは味がなくさっぱり、でも
もっちりしていて、かなり満足感があります。

写真がないのが残念です。。。

ポーランドもそうですが、チェコも大体のレストラン店内は薄暗いので
あまり写真をとる気にならないのです。

肉料理もよいですが、日本人としては魚料理もほしいですよね。

そんなときは、マスのフライです。レモンをかけて、いただきます。
マスは日常的な魚で、ポーランド人もチェコ人も食べるのが上手。

リボホヴィツェ村の週末3

2009年07月13日 | チェコ
ヨーロッパの建物や庭園をみていて、楽しめることのひとつが彫刻だと思います。

建物の外壁に貼りついている彫刻、庭のポイントにたたずんでいる彫刻。

彼らは人間だったり動物だったり、はたまた怪物だったりしますが、
皆さん生き物の写しです。

実際に生きている生き物は死んだら大体の場合は姿がなくなってしまいますが、
こいつらはいつまでもそこにいるのです。何百年、何世紀も・・・

おなじ格好で。
それってすごい。

それらの中から、自分の好みを見つけるのも楽しいです。
頭の上につぼを抱えた少女口から水を噴出している怪物

私は結構怪物系が好き。

リボホヴィツェでも、かわいい怪物ちゃんと出会いました。

バロック建築の特徴のひとつ、グロテスクです。

ちなみに、日本の怪物的なものもなかなかいいんですよね。
古い寺の鬼瓦とか、神社の狛犬とか最高です。






リボホヴィツェ村の週末2

2009年07月12日 | チェコ
それにしてもくじゃくってきれいな鳥ですね。
おとなしくしていれば。

この青・・・なんともいえない深みがあるじゃないですか!

建物正面にある階段の手すりにとまっているところなんて、
生ける彫刻といえます。

そういえば、以前フランスに住んでいる友人から送ってもらった
庭園の写真にも、くじゃくが写っていました。

フランス式庭園とくじゃく。
日本庭園と錦鯉みたいな関係かな?

やはり動物がいたほうが、庭が生き生きとしますよね。

リボホヴィツェ村の週末

2009年07月11日 | チェコ
先週末、チェコにいってきました。

私が住んでいる南ポーランドは、ちょっといくとスロバキアとチェコの国境。
でもプラハはかなり西の方にあるので、車で行くとかなりの距離。
500キロはあるでしょうか。

行き先はプラハからさらに西に行った、リボホヴィツェという小さな街。
プラハのイメージとはかなり違って・・・田舎です。

でも中心には古城があって、フランス式の大庭園が広がっています。
私にとっては、嬉しい場所。

このリボホヴィツェに着たのは、毎月私がいるナーサリーで行われる
盆栽教室の先生がこの街に住んでいるから。
そして、先週末は先生たちが主催する盆栽展があったのです。

盆栽展はこの城の中庭で行われていました。

ゲストとして行った私たちナーサリー一家は、お城の中の宿泊施設
を使わせてもらえることに。嬉し~!

・・・と思いきや、お城の別棟の簡素な部屋。
豪華なマントルピースやシャンデリアなんてありません。
キッチンやバスルームは他の部屋の人たちと共同です。

この古城、なんと幽霊がでるそうです!見た目、そんなかんじです。
外壁の赤い塗料はくすんでいて、バロック装飾が不気味な雰囲気。

到着した夜、奇声で目が覚めました。
猫の悲鳴のような音です。今までにきいたことのない鳴き声・・・

朝おきて、城のまわりを散策していて原因がわかりました。

くじゃくです。

庭園には青や白の美しいくじゃくが飼われているのです。
くじゃくというと優雅なひびきですが、変な声で鳴くんですね。

そういえば、野毛山公園で飼われていたオスのくじゃくを思い出します。
羽を広げてバタバタ威嚇しているのをみて怖かった記憶が。

お城の正面に広がる庭園は(この街にしては)大規模です。
コニファーの大きな刈り込みが並び、まるで彫刻のよう。

広すぎて・・・

2009年07月10日 | ポーランド
先日打ち合わせしたお客さんは、植物の研究者グループで私立の植物園を計画中なんだそうです。

その植物園の一角に日本庭園をつくりたいというので、現場を見に行ってきました。

「ここだよ」

といわれたのは、一面の草むら。点在する大木、麦畑、向こうに連なる丘・・・
日本庭園に考えているエリアだけで、3ヘクタールだそうです。

すぐにお隣さんの壁がみえる日本の敷地と、違いすぎる! 
広すぎるのも、イメージしづらいのですね~

この美しい丘陵地帯に、庭。
このままでも十分美しいのですが・・・

でもグループの一人が熱心な禅のファン(そういう言い方でいいのか?)で、ぜひとも禅ガーデンがほしいとか。

がんばってみます・・・