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今回は、甲府市羽黒町に鎮座する羽黒大宮神社の境内巨石群の紹介です。
羽黒大宮神社へは、中央道双葉JCTから北東約5キロ JR中央線甲府駅より北西へ約5キロ行った場所にあります。
湯村温泉通りから羽黒町自治会館と書かれた立て看板の角を入った突き当りに羽黒大宮神社が鎮座します。(Googleストリートビューより)
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ここの神社の特筆すべき点は、境内にたくさんの巨石があって磐座の体裁を整えご神体山として背後の甘南備山を崇めている事でしょうか。
早速参拝しに行きましょう。
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根巻に特徴のある台輪鳥居です。
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鳥居の扁額には「大宮七社大神(かつての名称) 」と書かれています。
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鳥居を潜ったすぐに左手にある巨石(背面より)
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高さ3メートルはあります。
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羽黒大宮神社 拝殿 祭祀:宮比神 (天鈿女命 )
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社殿背後に巨石が見えます。近づいてみましょう。
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なんだか口を開けた笑った魚の顔に見えますね。
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こちらは、左側面からになります。
社殿との位置関係からこの巨石は、磐座として祀られているものと思われます。
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境内を見渡すとたくさんの巨石が見えます。
まずは、赤い鳥居のある巨石へ行ってみましょう
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こちらは、出世稲荷大明神となります。
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中々均整の取れた巨石です。
そして境内で、ひと際大きいものがトップの写真の巨石です。
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右側面から
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背後から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/25/31300f481cd33b358e962e537be533e7.jpg)
左側面から
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境内右手側にある巨石と祠群 こちらは、姫宮明神・若宮・天神・子の神・山神を祀っています。
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背後には、ご神体山の羽黒山(天狗山493m)が聳えます。
山頂には、奥宮と「おてんぐさん古墳」と言う県内最大級の円墳の積石塚があるそうです。この様式は、朝鮮式(高句麗)の積石遺構だそうで、渡来人が造ったものと言う説があります。
久しぶりに、磐座の体裁を持つ神社に訪れることが出来ました。境内に一歩立ち入るとすがすがしい高揚感を得られるのが実感出来ます。
最後にここに纏わる伝承がありましたので、以下紹介します。
昔、松本(山梨県石和町)の山に住んでいた天狗様は、たいそう綺麗好きであったそうです。村人達は天狗様が住まわれている山の入口や祠をいつも大切に綺麗にしていたそうです。ところが酒に酔った村の若者が悪戯に肥やしを祠にかけてしまったところ、天狗様は驚いて湯村温泉の奥の羽黒山に逃げこまれたそうです。それ依頼羽黒山(天狗山)には天狗様が住まわれたと伝えられています。今でも羽黒山の山麓に天狗様を守るようにお宮が建っています。
(こちら(PDF)より引用)
(こちら(PDF)より引用)
【マップ】
※鳥居を過ぎ道沿いに少し上がると広場がありますので、そちらに車は停められます。
※周囲は、住宅街となりますがナビ案内だと途中近づくにつれて道幅が狭くなり注意が必要です。ナビ案内に頼らず県道6号(もしくは7号)から湯村温泉通りを走る方が楽にたどり着けます。
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