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【旅行記】犀ヶ崖古戦場(資料館)~浜松城~楽器博物館

2017-10-14 | 旅行記
いよいよ今回は、浜松の旅の最後の投稿になります。

エアパークより一旦姫街道に出てバスに乗車し途中、三方ヶ原(みかたがはら)古戦場の碑を車窓より見ながら犀ヶ崖(さいががけ)資料館前で下車しました。
【犀ヶ崖資料館】

犀ヶ崖資料館
 1572(元亀3)年、上洛(地方から京に上ること)を目指し、武田信玄が遠江国に進軍。それを知った徳川家康は、浜松城を出発・追撃し、三方ヶ原の地で戦いとなりました。しかし、兵の数でも軍術でも劣る徳川軍は総崩れとなり、家康も命からがら浜松城へ逃げ帰りました。
その夜、犀ヶ崖付近で野営していた武田軍に奇襲を仕掛け、反撃に出た家康ですが、最終的におよそ1,000人もの戦死者を出す徳川軍の大敗北に終わりました。
家康はこの敗戦を教訓とし、いかにして勝つか、信玄の戦法を積極的に学び、その後の数々の戦いに生かしていったといわれています。
(以上はこちらより引用)

三方ヶ原の地で犀ヶ崖の一部と言われている場所

案内板(サムネイルをクリックして拡大)

資料館のボランティアガイドさんが丁寧に館内と周辺の史跡をガイドして頂けました。
前述の徳川軍がしかけた奇襲作戦ですが犀ヶ崖に陣を置いていた武田軍を追い込み崖から落とそうと、崖に白い布を張り丈夫な橋と見せかけ背後より夜襲をしかけると言った作戦でした。
白い布を崖伝いに張ったものが果たして本当の橋に見えたのかどうか真実は分かりませんが、今でも布橋と言う地名にもあるように現在まで語り継がれているそうです。

本来は、ここから再度バスに乗車して浜松城に向かう予定だったのですが先程のボランティアガイドさんが浜松城までの素敵な散策路があるからと言われ結局浜松城まで歩くハメに^^;



今は廃線となったかつて浜松と奥山を結んでいた遠州鉄道奥山線の軌道がそのまま遊歩道となっています。
遊歩道の終着にあるコンコルドホテル内のレストランビュッフェで少し遅めのランチを摂り浜松城に登城しに行きました。
【浜松城公園】

浜松城
昔の石垣の上に新らしい天守閣が鉄筋コンクリートで再建されています。
展望台からは浜松市内が一望でき晴れた日には南は遠州灘、そして富士山まで見ることができるそうです。

ここの石垣は、自然石を上下に組み合わせて積む「野面積み」で有名です。
一見崩れてきそうですが400年の風雪に耐えた堅固な石垣で、当時の面影を残している貴重なものだそうです。

妙にリアルな徳川家康像です。
誰かに似てるなぁと思っていたら竹中直人にそっくり?
1〜2階には歴代の城主や浜松城と城下町の模型、武具なども展示されています。
地下には、籠城の際に水を確保するための井戸が残っていました。

そして浜松最後の訪問地は、楽器の街 浜松ならではの楽器博物館を拝観しに行きました。
【楽器博物館】

浜松駅から歩くこと10分ほどで到着です。

韓国の編鐘[ピョンジョン] これ銅鐸にそっくりですよね!!



アジアのコーナーでひときわ目立つガムラン
インドネシア、バリ島そして龍のオブジェがあるのはミャンマーのサイン・ワインと言うそうです。もう楽器には見えないですね。

電子楽器のコーナー 往年の名機も。写真は、モーグ社製システム35

初めて見るような珍しい形の管楽器も多数展示されていました。


アフリカの民族楽器のコーナー

ダルシマー ピアノの前身に当たる楽器です。貼られた弦にバチを当て音を出すしくみです。

絵画が描かれた美しいチェンバロ

世界中から集められた1300点に及ぶ膨大な楽器類を地域別、種類別、年代別に展示されており、気になる楽器には音源をヘッドフォンで視聴する事が出来ます。
今まで見たことも無い楽器類が数多く展示されており驚きです。
浜松を訪れたなら是非お勧めしたい博物館です。

今回の一泊二日の浜松のリベンジ再訪
特に前回の足の怪我で井伊谷は、一生記憶に残る場所となりました。
ただの観光だけではなくその土地ならではの歴史と文化に触れそして「食」を通じて中々体験できない貴重な二日間となりました。

番外編へつづく


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