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【旅行】30年ぶりの清里から国立野辺山天文台・野辺山宇宙観測所へ行ってまいりました

2019-07-28 | 旅行記

先週末は、北杜市高根町 清里~甲斐大泉で用事があって、時間が余った事もありついでに、懐かしの清里とその周辺の散策そして少し足をの伸ばしてJR線の中でも標高が一番高い地点にある野辺山と国立天文台に一泊二日で出かけて参りました。

中央本線 小淵沢駅から小海線に乗り換えて25分ほどで清里駅に到着です。
清里へは実に30年ぶりの訪問でした。以前3年ほど毎年訪れていた記憶が蘇ります。


駅前の風景 すっかり様変わりしていました。かつては駅前に駐車場があって観光バスがひっきりなしに入庫していた記憶があります。

かつて小海線を走っていたC56 ボロボロだったものをレストアし2009年ここへ移設したそうです。

清里の主要観光地を結ぶ初代のピクニックバスが駅前に展示してありました。2017年まで走っていたそうです。


駅から続くかつてのメインストリート 中央のメルヘンチックな緑色の建物は何となく見覚えがあります。
確かここに、あのMilkPodがあったと思うんですが…。

反対側の歩道にMilkPodのトレードマークだった牛くんが…。と、いうことは…?
ありました!、でもやっぱり位置が違う!?

こちらの写真は、youtubeで上がっていた当時の模様を映された貴重な動画からキャプチャしたものですが、やはり自分の記憶は正しかったみたいです。
清里1986年
それにしても駅前から続くこの寂れ具合はなんとも淋しい限りです。上の動画でも見られる様に当時は、観光客が凄かった記憶が蘇ります。
さて、続いてこの地へ来たらどうしても訪れたかった野辺山天文台の最寄り駅野辺山駅へと向かいます。

野辺山駅に到着です。JR線の中でも標高が一番高い場所にある駅で有名です。

可愛らしい駅舎の野辺山駅

駅の隣には喜峯ヶ丘公園と言う小さな公園があります。

奥にはストーンサークルらしき配置の巨石がありました。岩を見るとすぐに反応してしまう悲しい性です。

なぜかうら淋しいうし君のオブジェ。周辺には、この様な意味不明のオブジェが立っていました。

夫婦道祖神 駅前にある広い公園の一画にありました。なんだか涙を流しているように見えてしまうのは自分だけ?
ここからはシーズン中にだけ運行されている巡回バス(無料)に、乗車して国立天文台まで移動しました。(歩くとたっぷり30分近くかかります。)
国立野辺山天文台 施設名称は、野辺山宇宙電波観測所と言います。かつては国内最大45メートルの電波望遠鏡によりブラックホールなどの発見など日本における本格的な電波観測所として大きな成果を上げてきた同施設ですが、運営費の予算削減の煽りで現在は職員も減らされ現在の主要な部分の運用は、東京都三鷹市にある国立天文台より遠隔操作で観測されているそうです。
45メートル電波望遠鏡

電波ヘリオグラフ 太陽専門の電波望遠鏡です。84台のアンテナを使い、直径500メートルの電波望遠鏡に相当する解像力を実現しています。


やはり立ち並んだパラボラ群はなかなか壮観です。帰路は、バス待ちしていると予定していた電車に間に合わないので頑張って駅まで歩くことに。あいにくの天気ではありましたが、雲が晴れ八ヶ岳の全容を見ることが出来ました。


本来ここを訪れたのは観光目的ではなく別の要件だったのですが、思いがけなく時間が空いたので訪れることが出来ましたが清里の衰退ぷりは、想像以上でした。
我々が訪れた際は、観光客はまばらではありましたが地元の再開発プロジェクトの効果が実り始め少しづつですが毎年訪れる観光客が増えてきているそうです。
かつてのバブル期の様な勢いは無理としても我々の様な年代でも楽しめるような施設などを増やして行ってもらいたいものです。



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