以前テレビなどにも紹介されていて話題になっていた山梨のマチュピチュ~“コモアしおつ”へ遅ればせながら行って参りました。
もちろん目的は別にあったのですが「どうせ行くならばこっちにも!」と、言ういつものノリで訪問して参りました。
“コモアしおつ”はバブル期に造成されたニュータウンです。
バブル景気のなか手頃な価格で一戸建てを求めるニーズに答えるべく、積水ハウスがJR中央本線 四方津駅の北側丘陵一体80万平方メートルの敷地を宅地化(1987)し、分譲開始(1991)今でも1700世帯あまりの居住者がいるそうです。
街にはスーパー、病院、学校、公園など暮らしに必要な施設は整っていますが、最寄り駅まではやはり丘陵の上なので何かと不便です。
そこで、ビックリなのがなんと!駅と宅地との間を結ぶエスカレータとエレベータ(正確にはケーブルカー)が併設された全長200メートルの「コモア・ブリッジ」の存在です。
近未来感のあるドーム状の連絡橋は、住民たちの大切な足となっています。
JR中央本線 四方津駅(しおつ)上野原駅のお隣です。
八王子から30分ほど。自宅からでも乗り継ぎが良ければ1時間ほどで行くことが出来ます。
東京の多摩圏内あれば十分通勤は出来そうです。
駅前より見えるのが「コモア・ブリッジ」です。ローカルな駅舎と比較してやはり違和感ありありです。
駅前には、コンビニはおろか飲食店さえひとつもありません。
コモア・ブリッジ 中央にエスカレーター(作動時間は、通勤時間帯のみ)両脇にエレベーターが一基づつあります。
他では中々見られない光景です。左右一基づつあるエレベーターは斜めに移動するので正確に言えばケーブルカーです。所要時間は約5分ほど。エスカレータだと乗り継ぎが3回あって8分ほどかかるそうです。
ジオラマが展示してありました。
1~4丁目に区画された中央に緑道があり要所に公園があります。
上部ステーション スーパーなど主要な施設はコモア・ブリッジを出た周辺に集まっています。
さて、ここを訪れた本来の目的。
実は、住宅街の外れにある「四方津御前山」に磐座があると言う情報から行って見たいと言うサクラさんの一言で訪れた次第。
洒落た一戸建ての住宅が建ち並ぶ通りを暫く東に進みます。
四方津御前山が見えて参ります。斜面に岩盤が露出し岩山である事が分かります。
料亭のような和風レストランの角を曲がると突き当りに登山口があります。
すぐに階段がありここを登って行きます。
登り始めは、結構な急斜面です。
途中分岐がありますが「獅子岩」と言う文字が気になります。下山時にでも寄ろうかと思ったのですがヤブが高く軽装備だった事もあり諦めました。
時折岩盤が露出しています。
登り始めて30分ほどで山頂に到着です。ここからは眺望は全くありません。事前情報ではこの先に本当の山頂?が有るはずと更に東に続く登山道を歩きます。
電波塔のあるここが本当の山頂の様です。電波塔のフェンスの横を通り抜けると…。
岩の横に三角点がありました。
ここからは、樹々の隙間からかろうじて東側の眺望が望めました。
祠も奉られている事から古くから信仰されている山であるのは間違えないでしょう。
周辺を観察するとたくさんの岩が露出しています。
更に東の尾根伝いに岩盤が露出した箇所があるそうですが、さすがにこの急坂に躊躇しここで引き返しました。
また、帰宅してから調べていたところ山道途中の分岐からこんな急登の岩場がある場所があったようです。次回のお楽しみと言う事で下山です。
コモアしおつの中央を横切る緑道の東端に「石の公園」と、言う場所があるみたいなので名前に釣られ行って見ることにしました。
ここの住宅街の特徴は、いわゆる同じ様な間取りの分譲でない事にあるようです。
庭先の花の手入れなどを見ても住民たちの趣向が垣間見えます。
ここが東西を結ぶ緑道の東端になります。
その先に「石の公園」があります。
ロックヒル なんでもここを造成中に出土した岩らしいです。
岩があれば登らなくては!使命にかられ中央にある巨石の上に登ってみたところやはり水溜まりがありました。
信仰対象の岩には、必ずこの様な窪みがあって溜まった水を飲めばイボが取れるとかの言い伝えがあります。ここがもしその様な信仰の場であったならきっと何らかの信仰の対象物として語り継がれていた事でしょう。
岩の上から撮影したパノラマ写真です。(写真をクリックすると別タブで拡大します。)
公園の端には久しぶりに見るトーテムポール。カナダから移築したそうです。どうやら先程の急登な場所にある岩場へはこの裏手から登れるそうです。
中央緑道を散策しながら駅まで戻ることにしました。
分譲を開始してからすでに30年近く経過していますが、手入れも行き届いており素敵な緑道です。
時計の公園 コモアしおつの中央に位置している公園です。
振り返ると四方津御前山が見えました。
近未来的なコモア・ブリッジと駅舎との対称が面白かったです。
これだけの設備を維持するにはいろいろ大変そうですが管理組合がうまく機能しているのでしょうね。
住民の方もみな親切でした。住宅街を歩いていると気さくに声をかけて下さり御前山までの道案内をして下さったり、公園でお会いしたご老人とも世間話に花が咲きました。
分譲を開始してからすぐに全区画が埋まった訳では無いそうです。バブル崩壊後はかなり売れ残ったそうですが時間を於いて近隣市などから徐々に居住者が増えていったため近年問題となっている高齢化がここでは少なく幅広い年齢層が居住していてバランスの取れた街なのだそうです。(ネット情報より)
しかし新宿で生まれ育ちお台場在住経験がある自分には、ここの居住はムリです。
コンビニが一軒も無い。何処にでも一軒くらいありそうな居酒屋も無し。ラーメン屋はおろか飲食店も高そうな料亭一軒のみ。もちろんパチンコ屋や風俗などあるわけありません。
大自然があるじゃないかと言われそうですが終の棲家とするには考えてしまいます。
(トップ空撮はGoogle Mapより転載)
【マップ】
もちろん目的は別にあったのですが「どうせ行くならばこっちにも!」と、言ういつものノリで訪問して参りました。
“コモアしおつ”はバブル期に造成されたニュータウンです。
バブル景気のなか手頃な価格で一戸建てを求めるニーズに答えるべく、積水ハウスがJR中央本線 四方津駅の北側丘陵一体80万平方メートルの敷地を宅地化(1987)し、分譲開始(1991)今でも1700世帯あまりの居住者がいるそうです。
街にはスーパー、病院、学校、公園など暮らしに必要な施設は整っていますが、最寄り駅まではやはり丘陵の上なので何かと不便です。
そこで、ビックリなのがなんと!駅と宅地との間を結ぶエスカレータとエレベータ(正確にはケーブルカー)が併設された全長200メートルの「コモア・ブリッジ」の存在です。
近未来感のあるドーム状の連絡橋は、住民たちの大切な足となっています。
JR中央本線 四方津駅(しおつ)上野原駅のお隣です。
八王子から30分ほど。自宅からでも乗り継ぎが良ければ1時間ほどで行くことが出来ます。
東京の多摩圏内あれば十分通勤は出来そうです。
駅前より見えるのが「コモア・ブリッジ」です。ローカルな駅舎と比較してやはり違和感ありありです。
駅前には、コンビニはおろか飲食店さえひとつもありません。
コモア・ブリッジ 中央にエスカレーター(作動時間は、通勤時間帯のみ)両脇にエレベーターが一基づつあります。
他では中々見られない光景です。左右一基づつあるエレベーターは斜めに移動するので正確に言えばケーブルカーです。所要時間は約5分ほど。エスカレータだと乗り継ぎが3回あって8分ほどかかるそうです。
ジオラマが展示してありました。
1~4丁目に区画された中央に緑道があり要所に公園があります。
上部ステーション スーパーなど主要な施設はコモア・ブリッジを出た周辺に集まっています。
さて、ここを訪れた本来の目的。
実は、住宅街の外れにある「四方津御前山」に磐座があると言う情報から行って見たいと言うサクラさんの一言で訪れた次第。
洒落た一戸建ての住宅が建ち並ぶ通りを暫く東に進みます。
四方津御前山が見えて参ります。斜面に岩盤が露出し岩山である事が分かります。
料亭のような和風レストランの角を曲がると突き当りに登山口があります。
すぐに階段がありここを登って行きます。
登り始めは、結構な急斜面です。
途中分岐がありますが「獅子岩」と言う文字が気になります。下山時にでも寄ろうかと思ったのですがヤブが高く軽装備だった事もあり諦めました。
時折岩盤が露出しています。
登り始めて30分ほどで山頂に到着です。ここからは眺望は全くありません。事前情報ではこの先に本当の山頂?が有るはずと更に東に続く登山道を歩きます。
電波塔のあるここが本当の山頂の様です。電波塔のフェンスの横を通り抜けると…。
岩の横に三角点がありました。
ここからは、樹々の隙間からかろうじて東側の眺望が望めました。
祠も奉られている事から古くから信仰されている山であるのは間違えないでしょう。
周辺を観察するとたくさんの岩が露出しています。
更に東の尾根伝いに岩盤が露出した箇所があるそうですが、さすがにこの急坂に躊躇しここで引き返しました。
また、帰宅してから調べていたところ山道途中の分岐からこんな急登の岩場がある場所があったようです。次回のお楽しみと言う事で下山です。
コモアしおつの中央を横切る緑道の東端に「石の公園」と、言う場所があるみたいなので名前に釣られ行って見ることにしました。
ここの住宅街の特徴は、いわゆる同じ様な間取りの分譲でない事にあるようです。
庭先の花の手入れなどを見ても住民たちの趣向が垣間見えます。
ここが東西を結ぶ緑道の東端になります。
その先に「石の公園」があります。
ロックヒル なんでもここを造成中に出土した岩らしいです。
岩があれば登らなくては!使命にかられ中央にある巨石の上に登ってみたところやはり水溜まりがありました。
信仰対象の岩には、必ずこの様な窪みがあって溜まった水を飲めばイボが取れるとかの言い伝えがあります。ここがもしその様な信仰の場であったならきっと何らかの信仰の対象物として語り継がれていた事でしょう。
岩の上から撮影したパノラマ写真です。(写真をクリックすると別タブで拡大します。)
公園の端には久しぶりに見るトーテムポール。カナダから移築したそうです。どうやら先程の急登な場所にある岩場へはこの裏手から登れるそうです。
中央緑道を散策しながら駅まで戻ることにしました。
分譲を開始してからすでに30年近く経過していますが、手入れも行き届いており素敵な緑道です。
時計の公園 コモアしおつの中央に位置している公園です。
振り返ると四方津御前山が見えました。
近未来的なコモア・ブリッジと駅舎との対称が面白かったです。
これだけの設備を維持するにはいろいろ大変そうですが管理組合がうまく機能しているのでしょうね。
住民の方もみな親切でした。住宅街を歩いていると気さくに声をかけて下さり御前山までの道案内をして下さったり、公園でお会いしたご老人とも世間話に花が咲きました。
分譲を開始してからすぐに全区画が埋まった訳では無いそうです。バブル崩壊後はかなり売れ残ったそうですが時間を於いて近隣市などから徐々に居住者が増えていったため近年問題となっている高齢化がここでは少なく幅広い年齢層が居住していてバランスの取れた街なのだそうです。(ネット情報より)
しかし新宿で生まれ育ちお台場在住経験がある自分には、ここの居住はムリです。
コンビニが一軒も無い。何処にでも一軒くらいありそうな居酒屋も無し。ラーメン屋はおろか飲食店も高そうな料亭一軒のみ。もちろんパチンコ屋や風俗などあるわけありません。
大自然があるじゃないかと言われそうですが終の棲家とするには考えてしまいます。
(トップ空撮はGoogle Mapより転載)
【マップ】
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