数多くの種類が存在する鳥居の中でも最も素朴な鳥居 それが「黒木鳥居」だ。
当ブログでも幾度も引用させてもらっている「鳥居の研究」の冒頭でもまず初めに登場するのがこの「黒木鳥居」である。
根岸は冒頭で
「鳥居の形式にウソも本當もあらう筈はなく、唯その原始形は黒木鳥居であると云へる~すべて皆この黒木鳥居の形態を基本にしてゐる」
と、黒木鳥居こそがすべての鳥居の基本形と述べ続いて、その形態は
「森から伐り出したままの木材-皮付きのままの丸太で組んだもの」
と定義づけている。
黒木鳥居は、ありそうでなかなかお目にかかれない鳥居の形態である。
なぜなら、定義通り丸太で組んでいるだけの素朴さ故に朽ちるのも早く再建立するのに費用と手間がかかるのが主な要因で、どうやら採算があわずに嫌われる傾向にあるようだ。
黒木鳥居のある代表的なお社 京都嵯峨野に鎮座する「野々宮神社」のものは、クヌギに防腐加工を施しているそうだ。


「野々宮神社@京都市右京区嵯峨野」の黒木鳥居 (撮影:2011-11)

(おまけ)野々宮神社で頒布されていた「巫女御守(ストラップ)」
実は、現在では頒布されておらずレアな一品 以前超歴で、ここを訪れた際に事前情報から入手していた。


「元伊勢外宮豊受大神社@京都福知山市大江町」の黒木鳥居 (撮影:2007-08)
2007年8月 超歴の夏季大調査で訪れた時は、まだ木の匂いがしていて真新しいかった。果たして今も現存しているだろうか?
当ブログでも幾度も引用させてもらっている「鳥居の研究」の冒頭でもまず初めに登場するのがこの「黒木鳥居」である。
根岸は冒頭で
「鳥居の形式にウソも本當もあらう筈はなく、唯その原始形は黒木鳥居であると云へる~すべて皆この黒木鳥居の形態を基本にしてゐる」
と、黒木鳥居こそがすべての鳥居の基本形と述べ続いて、その形態は
「森から伐り出したままの木材-皮付きのままの丸太で組んだもの」
と定義づけている。
黒木鳥居は、ありそうでなかなかお目にかかれない鳥居の形態である。
なぜなら、定義通り丸太で組んでいるだけの素朴さ故に朽ちるのも早く再建立するのに費用と手間がかかるのが主な要因で、どうやら採算があわずに嫌われる傾向にあるようだ。
黒木鳥居のある代表的なお社 京都嵯峨野に鎮座する「野々宮神社」のものは、クヌギに防腐加工を施しているそうだ。


「野々宮神社@京都市右京区嵯峨野」の黒木鳥居 (撮影:2011-11)

(おまけ)野々宮神社で頒布されていた「巫女御守(ストラップ)」
実は、現在では頒布されておらずレアな一品 以前超歴で、ここを訪れた際に事前情報から入手していた。


「元伊勢外宮豊受大神社@京都福知山市大江町」の黒木鳥居 (撮影:2007-08)
2007年8月 超歴の夏季大調査で訪れた時は、まだ木の匂いがしていて真新しいかった。果たして今も現存しているだろうか?
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